海鳴のスカさん家   作:ピーナ

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繋ぎのお話です。


第七話 変わった? 日常

どうも、八雲です。

ロストロギア関係の事件が起こってアリサ達に魔法がばれました。その後すぐに彼女達の保護者に父さんと当事者の小動物君改めユーノが事情を説明しました。そこから僕達の日常は変わります。僕達六人はユーノに協力する事に決めました。

 

 

 

朝。僕は朝食とお弁当の準備があるから朝5時に起きて、大和は7時~7時半くらいに起きていたけど、

 

「兄貴、行って来るぜ!」

「はいよ。車には気を付けろよ~」

 

最近はアリサ、すずか、なのはの三人との早朝の魔法の練習の為に5時半には起きるようになりました。ちなみにユーノも家に居て、皆の魔法のコーチ兼父さんの助手的な事をしています。

僕がこの練習に付き合わないのは家事があるのももちろんなんだけど、僕の魔法が皆の使うミッドチルダ式とは違うからっていうのもある。何故違うのかは父さんにも分からないし別に何か影響がある訳でもないから気にしては居ないけど。

僕が皆の魔法と決定的に違うのは色。一応、僕もミッド式みたいな射撃系統の魔法も出来るし、僕個別の魔法光の色もある。だけど、僕の魔法は発動させる魔法の属性によって色が違う。一応、法則性を見つけて色の数から僕は『オクタゴン・エレメント』と名付けた。

いかにもファンタジーっぽい魔法ばっかりだったからやたら大和には受けたっけな。

二人にもその欠片と言うか、一部はあるらしく、大和は剣にいくつかの属性が付く。

ちなみに父さんはいたって普通のミッド式の魔導師。父さんに言わせると「恐らく、私達のご先祖様からの隔世遺伝じゃないかな。つまり、今の魔法が確立するかどうかの古い時代の失われた物の可能性があるね」との事。

魔法の分類って言うのは小さい頃、僕の魔法が大和とは違う事を知ってから父さんに習った。

今、最もポピュラーなのが現代の次元世界発祥の地で中心地発展した所から取られたミッドチルダ式。次いで多いのが現在でも様々な文化を残す古代ベルカの魔法が時代に合わせて変化した近代ベルカ式。おおよそこの二つの方式らしい。そこに古代のベルカの技をそのまま引き継ぐ人が居たり、各管理世界独自の魔法だったりがあると教えてくれた。

事、知識という一点に置いては「どんなものがいつ必要になるか分からないから」という理由で蒐集している父さん。もちろん、各世界の魔法も大半を知っているけど、僕のはどの世界の物にも当てはまらなかったらしい。

まあ、僕は「人とはちょっと違った魔法を使える」くらいにしか捉えていないけど。

 

「よし、全部終わり! さて、迎えに行くかな」

 

朝ご飯には帰ってくるというけど、皆熱中していて時間を忘れそうだから僕が迎えに行っている。まあ、僕は転移魔法が使えるから一瞬で移動できるし、これ位は手間でもなんでもないから良いんだけどね。……多用していると運動不足になりそうだから急ぐ時くらいにしか使わないけど。

 

 

 

学校の授業中は僕は特に何か変わったわけじゃないけど、皆はこういう時間を使って魔法の基礎であるマルチタスクの練習をしている。アリサやすずか、なのはは分かるんだけど、何故か大和もやってるんだよなあ。まあ大和は基本的に一点を突き詰めていく方が向いているのと、同時期に士郎さんという剣術の師匠の所に通い出したっていうのもあって疎かになってたから良い機会ではあるかな。

放課後も皆で集まれる時は魔法の練習。こっちは僕も出来る限り参加してる。と言っても夕飯の用意だったり買い物だったりで最初の方しか付き合えないんだけどね。

……あれ? 他の皆は兎も角、僕に関してはあんまり変わって無くないか? まあ、たとえ何があっても日常生活に必要な物は変わらないって事だね。

 

「八雲、アンタ前からの約束覚えてる?」

「覚えてるよ。明日、授業が午前までだから午後から温水プール行こうって奴だろ?」

 

この事件に飛び込む前からの遊びに行く約束。僕自身楽しみにしていたから忘れるわけない。

 

「準備とかは大丈夫?」

「大丈夫。去年の水着引っ張り出しただけだけど。後は、時間が時間だから明日の朝にお昼を作るだけだから期待しててよ」

「お母さんか!」

「いーじゃん。泳いだらお腹空くし」

 

素手でも行ける様なおにぎりとかサンドイッチが良いかな~。おかずも爪楊枝で刺して食べれるようなものにすれば良いかな。

 

「……まあ、そうね。楽しみにしてるわ」

「はいよ。おっと、もうこんな時間だ。明日のお昼の分も買いたいし、僕は先に帰るよ」

「また明日ね」

「大和、ユーノ、夕飯までには帰ってこいよ~」

「はいよ!」

「気を付けとくよ」

 

三人の返事を聞いて僕はのんびりスーパーに寄りつつ帰る事にした。

……あっ、さっきの言葉みたいなのがアリサのツッコミを引き出してたのな。今さらだけど。




今回はジョエルシードの一件が始まった事で少しだけ変わった日常を紹介するお話でした。


八雲・スカリエッティ

他の皆はかなり変わっている物の、唯一ほとんど日常に変化がない。最も変わった事はご飯の用意が一人増えた事。
使用魔法はミッドチルダ式?

ユーノ・スクライア

原作と違いスカリエッティ家に居候をし、八雲以外の魔法の先生となる。


次回はアニメの無印サウンドステージ一巻のプールでのお話です。
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