前回の あらすじ
三人の 武器 の話
スザク 大剣
ルルーシュ ダガー
キリト(もちろん)片手剣
ブリタニア帝国某所
「ああああああああ」
「しゃ、シャルル様!?」
シャルルというこのブリタニア帝国皇帝が、突然頭を抱えて苦しみだしたので、そばに仕えていたメイドはびっくりした。
「ルルーシュぅ!!!なぜおらぬのじゃぁ〜!!!」
「・・・・」
ルルーシュ、その言葉が出てくればメイドたちはいつものことだ、心配していても無駄、と思う。
はっきり言ってこの父であるシャルルのルルーシュに対しての愛情はもはや異常。
ルルーシュが1ヶ月以内に顔を見せなければ禁断症状を起こす始末である。
「あらあら、シャルルあなたまたなのぉ?」
「ま、マリアンヌ様!」
シャルルの悲鳴(絶叫)を聞きつけてか、唯一この子バカシャルルを止められる人物、マリアンヌが姿を見せた。メイドたちは助かったとばかりに顔を上げる。
「ルルーシュは必ず無事でこちらに帰ってくるわ。私が大丈夫って言ってるんだから!シャルルは心配性がすぎてるわ。」
「むぅ・・・・」
(((すごっ)))
メイドたちは皆思った。
まさかほんの少しシャルルと会話をしただけで黙らせることができるとは。
しかも他のものに意見を言わせないこの圧倒的なオーラ。
『閃光』とみなに恐れられているだけはあった。
「それに、ブリタニアのSAO対策本部も、コーネリアやシュナイゼル達が頑張っているわ。あの子たちも頑張っているのよ」
「そうか。まあ、我が娘は皇族の中でも飛び抜けて優秀であった。無事に帰ってくるであろう。」
シャルルはなぜかふつうの喋り方になっている。
おそらく、口調が変わるほどルルーシュのことを案じ、そして無事で帰ってくると確信しているのだ。
SAO対策本部のコーネリア、シュナイゼルも、SAOに巻き込まれたすべての人間が救えればいいとは思っていない。自分たちの愛する妹が帰って来ればそれでいいのだ。
シャルルは行動を悔いていた。
まだ幼いルルーシュとナナリーを、戦争間近の緊張状態の日本に送ったこと。
その行動の償いを、マリアンヌとルルーシュ、ナナリーで一緒に家族らしく幸せに暮らすことでやっていこうと思っていた。
その矢先にこのSAO事件だ。
このSAO事件を起こした張本人、茅場晶彦はブリタニア帝国においてすでに指名手配されている。
それは、シャルル皇帝直々に命を下した。
SAOに巻き込まれた者の、その中に皇族も混じっていることから国家反逆罪レベルだ。
同時に、シャルルは家族団欒を目指していたところを邪魔された茅場に憎悪さえ抱いている。
「ルルーシュぅ・・・」
「ルルーシュ・・・」
シャルルとマリアンヌは、夜の空を見上げ、願うように手を合わせた。
注意:シャルルとマリアンヌはラグナレクを起こしてない、計画してない設定。
ルルーシュ愛され。
ナナリー出番ないです。
まあ、いつかは出させる。