違う作品の世界から十六夜が来るそうですよ?(1)   作:ゆっくり分隊長

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何とか他の作品も更新出来て暇になったのでこちらを更新。
本日合計3話目(執筆開始時点)、頑張るぞ~(白目)
今回は皆大好き(多分)フランちゃんです。
後レ―ヴァテインを魔力だけで生成している設定にします。
そうした方が十六夜の処理が楽ですので。
今回は少なめです。済みません。
※十六夜は博斗達の名前は既に知っています。
博斗達が出掛ける前に自己紹介をした、と言う設定です。


狂気の妹様だそうですよ?

~紅魔館・廊下~

 

大図書館から出た十六夜は、地下を目指して適当に歩いていた。

 

 

「何かお宝でもあるのかな~~っと。」

まぁあの様子じゃ宝じゃ無さそうだけど、と言いながら、

 

 

下へと続く階段を見つける。

 

「恐らくコレだな。

 

 

 

・・・じゃあ、行くか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

十六夜は淡々と地下へと続く階段を降りていく。

やがて階段が終わり、とても重そうな扉が見えた。

「なんだか殺風景だな・・・まぁこんな分厚そうな扉があるんだ。

何かしらあるんだろうよ」

 

十六夜は扉の前で一瞬歩く速度を落としたが、それでも躊躇せずに扉を押す。

 

その扉は物凄く分厚く、普通の人では開けられない程だった。

 

「良くこんな厚さの扉を作ったな・・・。」

そう独り言をつぶやきながら、奥に進む。

そして、

「・・・目立ったものは何も無いな・・・。此処に来ただけ損だったって事か。

じゃあ帰r「・・・・誰?お兄さん」っ!!」

 

幼い少女の声に、十六夜は動けなくなる。

 

部屋の中程まで進んでいた十六夜は、帰ろうとするが、帰る事は出来ない。

何故なら、いつの間にか扉の前に

 

金髪の少女が居るからだ。

 

「お兄さん・・・人間・・・?」

 

「あぁ、人間だ。そう言うそっちは変な物が生えてるが、人間じゃないのか?」

 

「私は吸血鬼。ねぇお兄さん・・・

 

 

 

 

 

 

     食 べ て も 良 い ?」

 

次の瞬間、十六夜は半ば本能で後ろへと飛び退く。

十六夜の居た所には、

鋼でさえも容易く引き裂けそうな鋭い爪が空を切っていた。

 

 

「・・・・・あれ?避けられちゃった・・・。」

 

「生憎、俺は速度だけには自信があるんでね。

それより、名前を聞いていいか?」

 

「私の名前はフランドール・スカーレット。

名前言ったから、食べさせて?」

 

フランドールと名乗った少女は十六夜に向かって突進して噛みつこうとするも、十六夜に掴まれてしまう。

 

「生憎子供には興味ないんでね。『食べたい』とか俺を誘惑したいのならもっと大人になってから来るんだな。」

 

「あぁ~!女性に歳の事言った!いけないんだ~~!」

フランドールはそう無邪気に言いながらも、十六夜に攻撃しようと手を振り回している。

そして、

「むぅ~~・・・掴まれてたら攻撃が出来ない・・・・

あ、これがあった!!」

次の瞬間、ゼロ距離から十六夜に光弾が叩き込まれる。

 

さらに、

「手が自由になったならこれも使おうっと~」

『禁忌「レ―ヴァテイン」』

突然何もない空間から炎で作られた剣の様な物が現れる。

 

「・・・オイ、ちょっと流石にそれはヤバくねぇか?」

十六夜はフランの身長よりも大きいレ―ヴァテインに冷や汗をかく。

 

フランはレ―ヴァテインを持って改めて突撃して来る。

(どうする・・・あの剣はヤバい。それにさっきみたいに捕まえようとしても剣があるから無理・・・兎に角避けるしかないか・・・)

「アハハハハハハ!」

フランは嗤いながら剣を振り回し、十六夜の方に近づく。

「全く、こっち、は、笑い事、じゃない、んだよ!」

十六夜は話しながらも何とか避け続けているが、服は所々破れ、段々と追い詰められていった。

 

「ハァ・・・ハァ・・・」

遂に十六夜は部屋の隅まで追い詰められてしまう。

 

「じゃあねお兄さん。

 

        楽しかったよ」

 

フランはレ―ヴァテインを上段で構え、一気に振り下ろそうとする。

 

「し・・・しゃらくせぇ!!!」

それに対し、十六夜はダメージ覚悟でレ―ヴァテインに蹴りを当てる。

十六夜の靴は溶け、足は火傷になってしまった。

そして、

「・・・・あれ?」

レ―ヴァテインは霧散した。

「あれ・・?何でレ―ヴァテインが・・?」

レ―ヴァテインこそは無くなったものの、十六夜は右足が動かなくなってしまっている。

 

「まぁ良いや。もう一個作ればいい話だし。」

 

「・・・・は?」

フランはそういうと、もう1つレ―ヴァテインを作った。

 

「さっきは変な事があったけど、今度こそ、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

             さようなら」

 

十六夜は、もう何もする事が出来なかった。

 

しかし、

 

「全く、世界の希望を殺されたら僕たちが困るじゃないか。」

 

レ―ヴァテインは振り下ろそうとしたその状態のまま氷漬けになっていた。

 

其処には、

 

 

会議から帰って来た博斗が居た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

—————————因みに、

 

「フランはなんでそこまでレ―ヴァテインを扱うのが上手かったんだ?

明らかに普通の動きじゃ無かったぞ。」

 

「それは博斗に教えて貰ったからなの。」

 

「一瞬でも助けて貰った事に感謝しようとした俺が馬鹿だった」

 

 

 




今回は3話目だったので流石に疲れて少なめになりました、と言うのは嘘で、実際にはフラン単独話を作りたかったからです。
と言うか、フラン単独でこれだけあるので、いつもの様に2つ位の事を繋げると
物凄い字数になってしまうんです。
今回は紅魔館(廊下)→紅魔館(地下室)の、フラン単独回でした。
次回は博斗による十六夜強化作戦かな・・?
次回は来週以降になると思います。
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