違う作品の世界から十六夜が来るそうですよ?(1) 作:ゆっくり分隊長
今後は書きやすい作品から更新すると思います。
今回は紫による幻想郷の説明と十六夜の決断です。
――――――貴方、幻想郷に来ない?―――――
「幻・・・想郷?」
十六夜は聞いた事無い地名に首をかしげる。
「えぇ。幻想郷には貴方の様に特殊な能力を持った人達が沢山いるわ。」
(な・・・なんだコイツは・・・なんで俺のこの力を・・・!)
「・・・・いきなり話し掛けて来た上に俺が特殊な能力を持って居るだと?
余り中二病を拗らせて他人に迷惑かけるんじゃねぇぞ。こっちは連れが居るんだよ。」
「あぁ、あの金糸雀って人?確か十六夜君が開催したゲームの勝者だったわね。あの時は私達も出て行こうとしたんだけど、2人が仲良さげだったから結局あの時直接話は出来なかったの。」
最初に金糸雀とあった時の事を細かく言われ、もうこれ以上何か言うのを止めた。
「・・・・・ハァ・・・情報を知られているならもう抵抗する気も無くなった。良いだろう、話だけは聞いてやる。」
「上から目線は全く変わってないわね。じゃあ軽く幻想郷について説明するわ。
幻想郷とは、外の世界で幻想とされた種族などが集まる場所よ。」
「へぇ・・。幻想とされた種族って主にどんなのだ?」
「有名なので言えば天狗や吸血鬼、鬼が居るわ。後、神も居るわね。」
「・・・・・証拠は?」
「それを言われるとねぇ・・・一応方法は一つあるけど・・・幻想郷に行くのを拒否し辛くなるけど、良いの?」
「あぁ・・・信用してはいないが、もし本当だとしたらこの上なく面白いからな。」
(さぁ・・・どう出る・・・もしこれが嘘だったとしたらそれでおしまいだ。本当だったら・・・俺は果たして金糸雀を置いて幻想郷に行くだろうか・・・)
「外界では能力を始めとした幻想郷の力は出し辛いんだけど、しょうがないわね。」
そう言うと紫はふわりと宙に浮く。
「どう?信用して貰えた?」
「・・・・・あぁ、少なくともお前は普通とは違う。他の奴らは解らないが、一応信用するよ。」
紫はそれを聞き安心した様にゆっくりと地面に降り、幻想郷に送る準備をする。
しかし、
「なぁお前。・・・まだ誰もその〝幻想郷”とやらに行くとは言ってないぞ?俺は金糸雀と一緒に居るんだ。言っておくが今は金糸雀と離れようとは思わない。」
「それは残念。その金糸雀さんと一緒に居る理由は彼女が好きだから?」
「いや、そんな事じゃない。ただ、アイツが現時点で一番オモシロイ
紫は、〝オモシロイ”と言う言葉に目を細める。
「じゃあ・・・・金糸雀より〝オモシロイ”人が居たら?」
「さぁな・・・でもそっちに行く可能性はゼロでは無いな。」
その言葉を聞くと、紫は更楽しそうにに目を細める。
「じゃあ・・・・・
貴方、全力で私を攻撃してみなさい。貴方が勝てば金糸雀さんより〝オモシロイ”人物では無かったと言う事でこの場を去って良し、私が勝ったら貴方は最高の
(なぜそんな事を・・・?まぁ、どちらにしろこっちの得なんだから、一回やってみるか・・・)
「じゃ、後悔するな・・・・よっ!!!」
軽くジャンプした後、着地と同時に足に力を入れ一気に前へ跳ぶ。
しかし、
「そんな遠慮しなくても良いのよ?ちゃんと全力を出さないと、貴方一向に勝てないわよ。」
いつの間にか紫は十六夜の背後に居た。
「なっ・・!!」
(もう本気で行くしかなさそうだな・・・)
十六夜は後ろの紫に向かって殴りかかる。その後も蹴りも入れて数発紫に向かって打ち込むも、全て躱されてしまう。
「貴方は少しスピードに任せている感じがするわね。そんなんじゃ
そういう紫は、十六夜の背後から首に扇子を突きつけていた。
「ハ・・・ハハッ・・負けだ、降参だよ。」
十六夜は諦めた様に笑う。
「そう言えばお前、名前は?」
「八雲紫よ。」
「じゃあ紫、これから宜しくな。」
「じゃあ幻想郷に来るのかしら?」
「その前に1つ聞いておきたい。
紫と同じくらい強い奴はどれくらい居るんだ?」
「・・・ふふっ・・まぁ私はかなり強い方だけど、安心なさい。
貴方が心配している自分より強い人だけど、幻想郷には沢山居るわ。」
(紫には、金糸雀とは違う意味で敵わないと思った。それに、俺より強いもの・・か。
それは、この上なく楽しみだな。)
「・・・解った。俺は幻想郷に行く。でもお前から金糸雀にちゃんと言っておけよ。」
「解ったわ。じゃあ幻想郷に案内するわね。」
そういうと、紫は手を振るい、変な空間の様な物を出した。
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はい、一応此処で2話終わりです。次回は幻想入り&霊夢達との出会いとなる予定です。一応会うのは霊夢、魔理沙位かな?
後、幻想郷は原作のすべての異変が終わった後という設定です。