違う作品の世界から十六夜が来るそうですよ?(1)   作:ゆっくり分隊長

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他の作品も更新しなければと思いながらも結局書きやすいこちらを先に更新してしまいました・・・。なんとか連休中に他の作品も更新しなければ・・・
今回は香取達と十六夜です。





そして、これからは香取君の登場回数がガクッと落ちますので安心して下さい(?)
そもそも十六夜君が主人公な訳ですし、
後は丁度居なかった十六夜を強化する役で出すだけです。

と、言う事で前回までの暗い空気を吹き飛ばしたいと思います(デジャブ)。

それではどうぞ。


十六夜と未来の主人公だそうですよ?

~紅魔館・レミリア達の部屋~

 

 

 

「よォ〝お兄様〟、〝お嬢様〟。」

 

咲夜が博斗達の場所を教えたことにより、先程からずっと隠れて観察して居た事がバレてしまった。

 

「ずっと何コソコソして居たんだ?」

十六夜はずっと見られて居た事が気に入らなかったのか、不機嫌そうに問う。

 

「この館に新たに幻想入りした少年が来たと言うので、少し実力を見させて貰っていただけだ。別に何かをしようとしていた訳では無いよ。」

 

博斗はサラッと誤魔化し、話を続ける。

 

「それで、僕たちに何か用でも?」

 

それに対し十六夜は願い事(建前)を言う。

「あぁ、ある。

俺に弾幕と武術を教えろ。」

 

「本当は嫌だけど、咲夜とも健闘していたし特別に教えるよ。」

十六夜の願いは博斗は半ば予想して居た為、最初から用意してあった台詞を言う。

 

「でも僕たちはこれから少し出掛けなければ行けないから、その後で良いかな?」

 

「分かった。出来るだけ急いでくれ。」

 

十六夜は言葉こそは冷静だが、顔は歓喜に染まっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

~博斗達が去った直後~

 

 

「何気持ち悪い顔しているのよ」

霊夢の鋭い言葉が十六夜を貫くが、今の十六夜にはその言葉に反応する余裕も無かった。

 

「先程弾幕を教えて下さると言う事が決まってから以来ずっとこの顔ですが、弾幕を教わる事がそんなに嬉しいのですか?」

十六夜と霊夢と共に紅魔館に残った咲夜の問いに十六夜はようやく反応する。

 

「嬉しいか、だって・・・?・・・・・嬉しいに決まってるだろ!!!だって弾幕だぜ!??最ッッッ高にロマンがあるじゃねぇか!!」

 

ヤハハハハハハハハと狂ったように笑い続ける十六夜の傍で男のロマンが全く持って理解出来ない女性2名は揃って首を傾げていた。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「ではお嬢様方が帰って来るまで少しの間自由にしていて構いません。外を出歩いても良いですが、間違えても地下には行かないで下さい。」

 

咲夜の忠告を軽く聞き流した十六夜は、霊夢を置いて部屋の外へ出る。

 

「まずは何処へ行こうか・・・ん?」

 

十六夜の視線の先には大きな扉があった。

「・・・・・良し、開けるか」

十六夜は全く躊躇せず扉を開ける。

 

 

 

そこには、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

図書館よりも何倍も大きいと感じる部屋に所狭しと本が並べてあった。

 

 

 

~大図書館~

 

「随分とデカい所だな。」

 

十六夜は入ってすぐの場所にある椅子に許可無しに座る。

「それにしてもこれだけの本を良く揃えたな・・・適当に一冊読むか・・」

 

近くの本棚から適当に取り出した本の1ページ目を開く。

しかし、

「なんだ・・・?コレ・・・

・・・駄目だ、サッパリ分からん。地球の言葉では無さそうだな・・・もしかして他の本もそうか?」

十六夜はさらにもう一冊持ってきて1冊目と比べる。

 

「どうやらコレもそうみたいだな・・・ん?・・・此処と此処、同じ文字だ・・・此処もそうだ・・・何か共通点でもあるのか・・・?」

十六夜は2冊の本に何回も出て来る同じ記号の様な物を見つける。

 

「何か解る事は無いか・・・?」

十六夜は顔を本に近づけて良く解読しようとする。

 

「う~ん・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「随分と堂々とした泥棒ね。最近堂々と人の物を盗むのが流行っているの?」

 

「っ!??」

 

ゴウッッ!!

 

前方から聞こえた声に顔を上げた瞬間、目の前には火の玉が迫っていた。

物凄い音を立てて飛来した火の玉は、まさに直前まで十六夜が居た所に着弾した。

十六夜は間一髪で本と共に飛び退いていたが、もし一瞬でも遅れていたら

本と共に火達磨になっていただろう。

 

「オイ!!本に燃え移ったらどうするんだ!!折角解読しようとしたのに燃えたら意味がないじゃないか!!」

 

「それは心配ないわ。後で本だけ修復魔法をかけて、貴方の燃えカスを処理すればいい話だもの。」

 

 

十六夜に攻撃をした〝彼女〟はゆっくりと空から降りて来る。

 

「私はこの大図書館の主。貴方は知らない顔、つまり不審者。自分の部屋に入ったネズミを駆除して何が悪いの?」

 

 

「そのネズミはこの館のお嬢様達が帰って来るのを待っているだけなんだが、それでも攻撃するのか?」

 

「それは実際にレミィに聞いてみないと分からない話だわ。だから帰って来るまで縛り上げていないと、ね!」

唐突に彼女はまた火の玉を放って来た。

 

「全く、戦闘は面倒なんだよ!!」

 

実質自分の身体しか武器が無い十六夜は、距離を詰めて攻撃をする。

その拳は案の定避けられる・・・・

 

「むぎゅっ!!!」

 

 

・・・・事は無かった。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

~十六夜説明&手当て中~

 

十六夜は一応博斗達と約束している事を説明して、納得して貰った。

 

「貴方、肉弾攻撃は卑怯よ・・・」

 

「それなら、肉弾攻撃をした俺に勝った咲夜や紫達はどうなるんだ?

 

「他の子は良いのよ。でも私は体力が無いからそういうのは無理なのよ。」

 

十六夜は、紫の服を着た彼女――パチュリー・ノーレッジを手当てしていた。

 

「それにしても、あの本の言葉は何語なんだ?少なくとも地球上では見たこと無かったが・・・」

 

 

「あの本は魔術の事が書いてあるのよ。魔術が扱える者しか読めないわ。」

 

どうやらあの共通の文字は『魔法』を指す言葉で、あの2冊は魔法の指導書の様な物だった様だ。

疑問が1つ解けた所で、十六夜は咲夜の言葉を思い出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――間違えても地下には行かないで下さい――――――――――――――――――――

 

 

 

 

「行かないで下さいって言われてもなぁ・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

良し・・・・・行ってみるか・・・

 

 

 

・・・・・・地下に」

 

 

 

 

 

 




今回は紅魔館(レミリア達の部屋)→紅魔館(同じ部屋、博斗達が出掛けた後)→紅魔館(大図書館)でした。
次回は最後の言葉の通り、〝あの子〟との遭遇です。




それにしても、この間他の作者様で問題児×東方の作品を執筆されている方を見掛けま
して、その方が私より先に投稿し始めた上に十六夜幻想入りだったので
本当に焦りましたw
ま、まぁこちらにはオリキャラが居るのでパクりと批判される事は無い・・・筈・・・


この作品を書くきっかけになったのは、博斗君が主人公の話の構成を練り始めた頃で、今から1年以上前の事です。
博斗君が主人公の話でも箱庭に行くので、
その話を考えている時に逆に十六夜が箱庭に来るのもアリかな・・・?と思って
この作品を考え付きました。
まぁパクりでは無いので安心して下さい。
私みたいな底辺投稿者ではその方の様には到底書けないですが、自分なりに頑張って書きますので、これからも宜しくお願いいたします。


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