Fate/Zero Emiya's answer   作:旅人X

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完成しました。
今回はちょっと短いかな。
タイトルでお察しの通り、アイリスフィールとシロウのエピソードです。



episode2_義母と義子と

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やれやれ。やはり現実とは、理解や予測はしていてもままならないものだな」

 

自分の知り得る限り、又は現段階で話しても問題は無いだろうという事案を全て話し終え、シロウは心から疲れた声を上げて溜息をついた。陰惨な場の空気とパンクしそうな頭、色々と溜まりに溜まった気苦労を晴らそうと、凍えそうになる寒さを帯びた外気を浴びる為、城のテラスへとシロウ。

 

会話を終えた後、残ったのは決して晴れ晴れとした内心等ではなく、乱れに乱れた憧れだった養父の姿を直視した事で、居た堪れなさを覚えた哀れみだけだ。似たような感傷を、嘗て何度も味わった事のある身としては、とても他人事とは思えなかった。

 

これで、自身が第四次聖杯戦争の災厄のたった一人の生き残りだったなどと知れたら、どうなってしまうか想像もしたくなかった。特に、イリヤスフィールの両親である二人には、決して話したくない事もある。

 

自分の預かり知らぬ所で起こったとは言え、防ごうと思えば防げた悲劇だっただけに、どうにも罪悪感が目にとまり話すに話せない事実だ。

 

「しかし、これからどうすれば良いか。やる事は決まっているのだろうが、思った以上にこれは困難な道になりそうだな」

 

一人ぼやくシロウの背中には、終ぞ凛が見る事の叶わなかった、心からの何をどうするべきかと悩んだ男の念が浮かんでいた。とは言え、それも無理はない話だろう。これが、第五次聖杯戦争であれば、どう行動すべきか悩む事も無かったはずだ。

 

何せ、やるべき事は一から十までハッキリしている。今度は遠坂凛に呼ばれても、不義理等起こす意味はないし本当に主従として十全に働けていたはずだ。しかし、今回は違う。

 

よりにもよって十年前の、衛宮士郎が誕生するきっかけとなった第四次聖杯戦争のサーヴァントとして召喚されたのだ。これには流石のシロウも、正直お手上げ状態だった。何せ、達成すべき条件が多すぎる。最終的にすべき行動は、どうであれ決まっている。

 

しかし、その結果に至る過程が問題なのだ。何せ、シロウは第五次聖杯戦争から遡る事十年に起きた、第四次聖杯戦争の事など全くと言っていい程情報を持っていないのだから。

 

唯一満足に情報と言えるのが、御三家についての情報と、最早摩耗して確証があるとは言えなかったが、時計塔でその人物が本気で動くと派閥が割れるとまで言われた偉人。ロード=エルメロイⅡ世こと、ウェイバー=ベルベットの出場と、その先代が参加していたという事。

 

先代については、最早名前もその結末も知れないことだが、時系列的に考えてこの聖杯戦争で敗れたのだろうと予測は建てられた。シロウとしては腹立つ事に、あの切っても切れぬ因縁が有る神父の言葉だけは何故か思い出せる部分がある。

 

前回の聖杯戦争、つまり第四次聖杯戦争は苛烈を極めたと言っていた事柄だ。あの男が言っていたのだから、その言葉は真実であり、実際に碌でもない事が毎日のように多発していたのだろう。そこらへんは、感謝したくない事柄ではあるが、確かなのだから。

 

そしてそれだけに、厄介な事実である。何せ、つい先日経験した第五次聖杯戦争に陰ながら参加していた男が、今度は正規の参加者として登場するのだ。それを考えれば、思い出しただけでも憂鬱になる。故に、

 

「一体君は、何を考えて私をこんな厄介事に巻き込んでくれたのか」

 

まさか、教会の地下での出来事を逆恨みされたのかと、一瞬そんな事が頭を過ぎったか直ぐ様その考えを捨て去る。それは有り得ない可能性なのだから。少なくとも、座に戻った後であらゆる意味で感動的な再会を喫した彼女と、聖杯戦争で刃を交えた彼女は別人の筈なのだ。

 

故に、そう考えるのはおかしな結論。しかし、何故だろう。シロウの頭には、それを否定できない何かが存在している。それを知覚したところで、やはり生前も死後も彼女には叶わない運命なのだなと無理矢理納得させる事にした。

 

土台、自分と関わりのあった女性に頭が上がったことは終ぞとしてない。ならば、そんな事を考えても無意味でしかないのだから。

 

「ともあれ、じいさん達との問題については、早急に何とかしなくてはな。簡単にいくような事でもないのだろうが、それでもなんとかしなければ、こちらとしても立つ瀬がない」

 

誰に呟くでもなく、独白を零してくるりと体を判定させたシロウは、そのまま城の中に戻ろうとしてそのまま固まった。理由は簡単だ。先程まで、一緒にいた内の一人。アイリスフィール・フォン・アインツベルンが、丁度その顔を見せたのだから。あまりの気まずさと不測な事態に、人生経験豊富なシロウでさえ音をたてて固まった。

 

そしてそれは、アイリスフィールも同様だった。意を決して出てきたものの、実際顔を合わせたら気まずくなったという感じのものだ。必然的に、両者の間に言葉にし難い沈黙が場を支配する。

 

シロウとしては、イリヤスフィールの件があるだけに余計に気まずい。アイリスフィールの姿を見ていると、どうにも成長したイリヤの姿を幻視してしまい居ても立ってもいられない感情に襲われるのだ。

 

シロウはそっと視線を逸らしつつ、冷や汗を背中に貯める。予想以上に気まずいと。そんなシロウの動揺が、如何なる手段を持ってかアイリスフィールに伝わってしまったのだろう。体躯とはミスマッチなのに、シロウの余りに似合ってしまうその子供っぽさに、アイリスフィールは声を漏らして笑ってしまう。それに気付いたシロウは、思わずムッとなって口を尖らせる。

 

「何が可笑しいのかね、アイリスフィール?私の顔に、君を笑わせるだけの理由でも?」

 

「ふふっ、ごめんなさいセイヴァー。別に貴方の顔に何かあるとかじゃないのよ。何て言うか、貴方の外見と態度がミスマッチでその、ふふっ」

 

「やれやれ、仮にもお嬢様で淑女な君が、そういった偏見で他人を笑うのは良くないぞ。召使い(サーヴァント)として忠告させて貰うが、その様な性格は早めに治しておいた方がいい。でなければ、家の品格が問われる事になる」

 

「忠告、ありがたく受け取らせてもらうわ」

 

そう言いながらも、笑みを隠せないアイリスフィールに、シロウも苦笑を浮かべてため息を吐いた。どうやら、イリヤスフィールと似た容姿を持つ彼女には敵う事はない様だと。予想もしていなかった会話に、気まずかった空気は少しばかり緩む。しかしそれでいて、完全に払拭されたわけではなかった。

 

アイリスフィールが、こんな特に意味のない会話を投げかけてきたのは、彼女なりの気の紛らわせ方だったのだろうと、シロウは推測する。事実、そっとアイリスフィールの口元を覗いたシロウは、彼女の口元が小さく動いているのを目撃した。ここはやはり、自分から話を振るべきなのだろうなと、そう決意して口を開いた。

 

「やはり、私の話は信じられなかったかね?」

 

「えっ・・・あ、それは」

 

「勘違いしないでくれると助かるが、別に私はそれを責めている訳ではない。会ったばかりの見知らぬサーヴァントに、君達が欲するものを全否定したわけだからな。自分で言ってみたはいいものの、今になって考え直すと余りの酷さに悶絶しそうだ」

 

クッと、自身に対して皮肉を口にするシロウに、アイリスフィールは口元を引き攣らせて乾いた笑みを浮かべる。それも無理は無いだろう。何せ、見た目は白髪頭な色黒マッチョの男が、何処か幼さを感じさせる暗い笑みを浮かべているのだ。

 

話の内容が内容なだけに、その態度はアレだった。とは言え、いつまでも漫才じみたやり取りを続ける訳にはいかないし、アイリスフィールはシロウの言葉を何も全肯定したわけではな無かった。

 

それだけに、切嗣に対して何処か後ろめたい気持ちを抱いてしまってもいる。それだからこそ、とんでもない事を吐いてくれたサーヴァントの元にやってきてしまったのかもしれない。

 

何より、アイリスフィールの本能が、喚び出したシロウを何処か他人と思えないと訴えているのだから、もうどうしようもなかった。夫である切嗣には、決して言えない本心を、アイリスフィールは口にしてしまう。

 

「本当言うとね、正直ホッとした部分もあるのよ」

 

「何?それは一体どういう事かね?」

 

「そうね。出会って間もない貴方に、こんな事を言うのはちょっと変かもしれないけど、聞いてくれるかしら?」

 

「・・・やれやれ。淑女にそこまで言わせてしまっては、断るのは紳士としては失礼に値するからな。了解したよ、アイリスフィール。こんな私でよければ、話を聞くとしよう」

 

シロウのそんな言葉に、アイリスフィールは儚げに笑うと一度大きく深呼吸をした。これから話すのは、ある意味では衛宮切嗣への裏切りであり、ひいてはアインツベルンに対しての裏切りでもあったからだ。

 

それは決して、軽々しく話していい内容ではない。本来であれば、話すどころか思う事さえ、考える事さえ不敬に値する事であろう。しかし、それでもアイリスフィールは思ってしまい、考えてしまったのだ。もう止まる事はできなかった。

 

目の前に、自分の愛する男と何処か被ってしまう、少年の姿を幻視するシロウを目にしてしまっては。何より、それが私の役目なのだと悟ってしまった。故にこそ、アイリスフィールは罰に値する事であろうと止まる事は出来なかった。

 

「セイヴァー。貴方は、私が人間じゃないっていう事は知っているわよね?」

 

「ああ。君はアインツベルンが生み出した人造人間(ホムンクルス)であり、そして聖杯戦争で悲願を達成する為の人形(うつわ)であると。その程度の事は、理解している」

 

「そう。私はアインツベルンによって生み出された、千年の悲願を達成する為の人形。短い期間だったけど、その為の知識は与えられたし、切嗣にも色んな事を教えてもらったわ。妻として、彼が心の底から願う祈りを叶えてあげたいという願望も確かに抱いてはいるの。でも」

 

そこで一旦、アイリスフィールは言葉を切り、目線を下げた。シロウには、それだけで彼女が何を言いたいか大体悟れてしまった。言うなれば衛宮士郎という人間は、方向性や在り方は違えど、衛宮切嗣だけではなくアイリスフィール・フォン・アインツベルンとも似た点があるのだ。

 

しかし、悟ってはいてもシロウは自分の口から答えを言う気はない。何故ならそれは、アイリスフィールの口から言うべき事なのだから。そうでなければ、彼女の覚悟を踏み躙ってしまう。アイリスフィールも、シロウの方から何も言ってこないのを確認すると、大きく頷いて続きを口にする。

 

「本当の所を言うと、私には切嗣の祈りがどういったものなのか、理解できていないのよ。切嗣の言う、争いをこの世の中から失くしたいというのは、素晴らしい事なのだと思う。それでも・・・」

 

「本当の意味で、その祈りの内容を理解できていない、と」

 

「妻としては、これ以上なく情けない事だと思うのだけど、ね。あ、でも勘違いしないでね。私は、切嗣の願いを否定してるって事じゃないの!!私はただ・・・」

 

そこまで言って、黙り込むアイリスフィール。シロウはやはり何も言わない。ただ黙って、アイリスフィールの次の言葉を待っていた。そんなシロウの気遣いが効いたのか、それとも時間が経って言葉に出す覚悟が決まったのか。アイリスフィールは、真っ直ぐシロウの目を見て、彼女にとっては罪深い言葉を告げた。

 

「聖杯が汚染されているって、貴方の口から聞かされた時。本当は悲嘆ばかりじゃなくて、本の少し期待してしまったの。これで切嗣が、聖杯を諦めてくれたら私達は・・・本当に、ただの家族として過ごせるんじゃないかって」

 

「それは・・・」

 

「本当、馬鹿よね?そんな事、考えたって有り得ない事なのに。アインツベルンである私が、ましてや切嗣の妻である私が考えちゃいけない事なのに」

 

アイリスフィールは言いたい事を全て言い切ったからか。それとも自身が抱いてはいけない事を話してしまった後ろめたさからか。見るからに細く弱々しい両腕で、自身の体を引き締めるように締め付けるように抱いていた。シロウはそんなアイリスフィールの言葉を聞いて、決して責めることはできないと思ってしまう。

 

何故ならそれは、人間としては正しい感情なのだから。アイリスフィールは、アインツベルンにとっては確かに聖杯降臨の為の道具であり、その為に生み出された人形だ。道具が使用者の為に身を切るのは当たり前で、使用者の願いを叶える為の物である事にも間違いはない。

 

だが、それは意思が存在しなければの話だ。残酷な事に、アインツベルンは今までの失敗から器に意思を宿らせて生み出してしまった。悲劇的なことに、衛宮切嗣は只の人形であり自らの願いの為に切り捨てられる器を、心から愛してしまった。それ故の、この結果なのだ。

 

初めから、ただ一つの役割を与えられた彼女には、どこにも罪はないのだから。あるとすれば、それは衛宮切嗣を愛してしまったという事に尽きるだろう。ならばと、シロウは嘗ての彼女が問われた事と似たような事を思いつき、それを尋ねる事にした。

 

「・・・やり直したいと、そう思うかね?」

 

「え?」

 

「君は、人形としてアインツベルンによって生み出された。その役割を果たす為、最後には切り捨てられるという、決して逃れられない運命にある。今回、というよりこの世界については、聖杯の方をどうするかで結末はわからん。だが、聖杯戦争が進めば進む分だけ、君は人間としての恐怖と戦わなければならなくなる。それならいっそ、衛宮切嗣と愛し合わなければと、そういう風には思わないのか?」

 

アイリスフィールはそんなシロウの言葉に、一瞬猛烈な怒りを覚えた。それも当然と言えば当然だろう。何せシロウが言っていることは、現在の衛宮切嗣とアイリスフィール・フォン・アインツベルンの在り方の完全否定だ。人間として、何より女としてその質問には怒りを覚えずにはいられない。

 

故に、アイリスフィールはそんな侮辱に等しい言葉を口にしたシロウを、一発叩こうと腕を振り上げ掛け、しかし目の前に立つ男の顔を見て行動を止めてしまった。そして、答えを待っているシロウに、一度冷静になってから自分なりの答えを迷う事なく口にする。

 

「・・・そうね。そうしてしまえたら、聖杯の器としての私は楽なのかもしれないわね」

 

「では・・・」

 

「それでも、女として私はその願いは抱けない。私という存在は、確かに作られた物に過ぎないのかもしれないわ。それでも、私が切嗣を、イリヤを愛しているという気持ちは本物だと確信してる。衛宮切嗣を女として、イリヤスフィールを母親として愛しているというのは、紛れもない真実なんだから。だから言えるの。私は間違えてなんかいないし、同情なんてされる存在でもない。私の選んだ選択(みち)は、決して間違いなんかじゃないって。他の誰に否定されても、胸を張ってそう言えるわ」

 

アイリスフィールの言葉には、一片の曇りもなかった。器としては間違っていても、衛宮切嗣という男と娘であるイリヤスフィールを愛した女としては、間違いではないと。心の底から、アイリスフィールはシロウに向けて言った。それを聞いて、シロウはあの日の事を思い出す。

 

敵う筈は無い、負ける筈が無いと、そう思っていた相手が、有り得ない筈の剣戟を己と繰り広げ最後には己を打ち負かした時の光景。その男が、強迫観念からではなく遂には結末を理解した上で覚悟をもって言った時の台詞。それが、目の前の彼女の言った言葉。

 

間違えではない、この道は間違いなんかじゃないと、全身から血を噴き出しながらも吐き出したその言葉と重なり、その姿までも重なって見えた。

 

「・・・ああ、そうだな。君は確かに、その役割を考えれば正しくは無いのかもしれない。だがそれでも、君が選んだ選択(みち)は、決して選んだ道は間違いではない」

 

「セイヴァー?」

 

「すまない、アイリスフィール。前言を、先の君を侮った問いを改めよう。君の選んだ道は、例え誰に否定されようと間違いなどではない」

 

「・・・ありがとう、セイヴァー」

 

アイリスフィールは、シロウの言葉にただ一言だけの礼を告げた。短い一言だ。ただ、それ以上の言葉は必要が無いと、二人共理解できていた。そうして初めて、アイリスフィールはシロウに対して心からの笑みを見せる事ができた。シロウもまた、それは同様だ。

 

混じりけのない、嘗ての愚直の少年の面影を宿した笑みを、母親である彼女に対して見せることができたのだ。それは、シロウが抱いていた問題が、ここに一つ解決した事を意味する。だが、もう一つの問題の方はそう上手くはいかないだろう。

 

何せ、衛宮切嗣という男が抱える問題は、シロウが想像しうる限り、とてつもなく根強い問題なのだろうから。しかし、諦めるつもりはなかった。何故なら、エミヤシロウには今度こそ守らなければならない命が、すぐ身近に存在するのだから。

 

生前、そして前の世界では、終ぞ助けることができないどころか、無残にも殺されてしまった義姉であり義妹。聖杯の器としては、完全に手の加えられていない彼女は、まだ助ける事が可能かもしれないのだ。ならば、エミヤシロウのやる事は決まっている。

 

そんな時、ふと視線を外に投げてみれば、あれ程吹雪いていた景色がいつの間にやら穏やかな景色へと変わっていた。その光景を見て、シロウは何を思ったのか。敢えて言葉にはしなかった。しかし、アイリスフィールの目に映る大きく張った背中には、何も心配はいらないと。そう告げられているように見え、アイリスフィールは声を漏らして笑うのだった。

 




終了です。
シロウとアイリが、マスターそっちのけで理解しあっちゃいましたね。
とはいえ、切嗣とシロウの回もいずれ用意します。具体的に言えば、本編中盤くらいですかね?まだまだ構想段階ですが。

さて、次からはいよいよ冬木に突入となります。なので、次々話辺りから戦闘になるかなぁと、思っています。

次回の投稿は、未定です。ですが、恐らく来週辺りになるのではないかと。
後、ご要望があればエミヤシロウのステータスを載せようと思います。載せるのはおそらく、戦闘回直前になると思いますが。

感想欄に書かれてしまうと、違反になってしまう?かもしれないので、活動報告で募りたいと思います。もしくは、メッセージでも可能ですので、ご意見募集致します。

それでは、皆様失礼いたします。
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