戦闘員オペレーターのボーダー記録   作:チビメガネ

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ちゃんと書けという要望があるなら頑張ってこなみ戦書きます。




第5話 戦後処理 午前の部 (1)

次の日 午前中 玉狛支部

 

 

「これでとりあえず、渡されたものは終わりました」

「おー。どれどれ」

 自分の前に置かれた何枚もの紙の束を一枚ずつ見始める宇佐美先輩。

 

 なぜ僕が玉狛支部でパシr…仕事をしてるかというと昨日あの後の話に遡る…。

 

 

 会議室出た後、迅さんを置いて帰るのもあれだと思って前で待ってたのよ。それで、終わって出てきたと思ったら開口一番

 

「あっ、そういえば宇佐美がお前をパシr…お前に仕事頼みたいんだって。というわけで明日玉狛な」

 そんな、まずとりあえずビールでみたいな口調で言われましても。

 

「明日、先生に呼ばれてるんですけど…」

 とりあえず断わっておく…僕は阿修r…先生のために肉体的にも精神的にもベストコンディションで臨む必要があるんだよ。

 

「それなら問題ない。沢村さんには午後に回すように伝えたから」

「えっと…やめて頂けるようには言わなかったんでしょうか」

 そうそう。折角ならやめる方向で行こうぜ。

 

 そう言ったら迅さんが遠い目でこう言った。

「いやー、止めようと思ったんだけど。満面の笑みで『迅くんもしたい』って言われたから、何も言わずに回れ右して帰った」

 ヤバい、僕明日死ぬかもしれん。死因は胃に穴が開いたとかで…な。

 

「てなわけで明日よろしく」

 

 

 …ということがあったのですよ。

「…流石は、かいどー君本当に終わってる」

 そう言って、うんうん頷いた後自分の横にあるもう一束に手をかける宇佐美先輩…え、まだあるん?

 

「じゃあこれもよろしく頼むぜ。かいどー君」

 星を出しながら僕に紙を渡してくる先輩。何この人もうヤダ。

 

 俺さ、この仕事終わったら遊ぶんだ…やだ死亡フラグだわ、主に午後に立ってるけど。

 

 僕が遠い目をしながら受け取ると先輩は、やれやれだぜみたいな顔をして僕にこう言ってくる。

 

「まあまあかいどー君。このどら焼きあげるからさ」

 どら焼きを渡してくる先輩…まったく僕が物でつられると思ってるのかこの人は。困ったもんだぜ。

 

「やらせていただきます」

 星を出しながらどら焼きを受け取る僕…え?単純?ボクヨクワカンナイ。

 

 そうして僕と宇佐美先輩による悪魔の契約が結ばれるなか、後ろのソファに座っていたとある女子高生が大声をあげて言ってくる。

 

「ちょっとしおり!!それあたしのどら焼きなんだけど!!」

 まったくどら焼きひとつで何を言ってるんだ。パフェじゃないんだから…。あれ僕も同じじゃね?

 

「まあまあ、こなみ。落ち着いて」

「そうですよ、小南先輩」

「とりまる、あんたは黙ってて!!」

ふぇー…小南先輩激オコだよー。

 

「はじめもなに袋開けようとしてんの…よ」

 そう言って僕にせいけん突きをくらわせようとする小南先輩…しかしそれを躱し先輩の背後を取る僕。

 

「!!」

 このことにかなり驚く先輩…あまいな(陽太郎風)。

 

 先輩、僕を甘く見てもらっては困りますよ。なんたって僕は…

 

「先輩のせいけん突きをくらい続けて早いことでもう3年。その程度の攻撃など恐れるに足らんわ」

 ドヤ顔でゲームの魔王的な口調でいう僕。

 

 さあどこからでもかかってこいやと思っていると、小南先輩も流石ねとか呟いて、つまさきを上げながら、足で床をトントンとつく。そして一息吐いた後…

 

「いくわよ、はじm「お前らは何をしてるんだ」…ちょっとレイジさん離して…よ!!」

レイジさんに後ろから捕まる僕達…やだ、服が伸びちゃう。

 

 というかレイジさん小南先輩の蹴り普通に避けてるし…流石は玉狛第一隊長。関係ない?そうですね。

 

まあとりあえずどら焼き食うか、うん。そう思いながら袋を開けてどら焼きを食べていると、僕より遅くレイジさんから解放された小南先輩と目が合う…てへっ☆

 

「結局食べてんじゃないわよ」

 ドゴッ。

 

 こなみせんぱいの、せいけんづき。

 きゅうしょにあったー、こうかはばつぐんだ。

 

 数秒後、どうにか立ち上がった僕は、フォローのために袋を出して、小南先輩のほうを向く僕。

 

「何よこれ」

 不機嫌そうに言う小南先輩…どんだけどら焼き欲しかったんですか。

 

 そう言いながらも、袋のなかを覗く先輩。

 

「ポテチ?」

ますます変な顔をする先輩…よし。

 

「実は…どら焼きを買おうと思ったんです。でも…いつものあの店潰れてまして…」

 申し訳なさそうに言う僕。そしたら先輩は目を丸くして、信じらんないということが丸わかりの顔をしながら…

 

「えっ!!そうなの!?」

 と言う小南先輩。そしてまず宇佐美先輩のほうを向き聞く。

 

「しおりは知ってた?」

「こなみー。良く食べてのに知らなかったの」

 ニヤニヤしながら言う宇佐美先輩。それを聞いて、小南先輩は、マジかって顔をしながら次は烏丸先輩に話を振る。

 

「とりまるは?」

「知らなかったんですか。それでポテチ専門店になったんですよ」

「そんなものあるのね…」

 いや、まずポテチの専門店なんてあることに疑問を抱いてくださいよ、ないでしょ普通に考えて…。

 

最後に終わったみたいな顔になりながらレイジさんに聞く。

「レイジさんは…知ってた?」

「知ってるよ。こいつがそこのコンビニで迷った挙句どら焼きじゃなくてポテチを買ったことは」

 …見てたんですか、レイジさん。

 

「え…どういうこ…と?」

 こなみせんぱいは、こんらんした。

 

 そしたら宇佐美先輩が我慢できなくなったのか笑い始める。

 

「こなみ。また騙された」

「え…騙され…」

 こなみせんぱいは、まだこんらんしている。

 

 小南先輩は良く分かってないという顔で辺りを見回していると烏丸先輩と目があった。

 

「ええ、嘘です」

「う…そ」

 麦茶を飲みほした後そういう烏丸先輩に驚愕といった様子の小南先輩…そして

 

「騙したなー」

 ようやく気づいた先輩が僕の頭をグリグリし始める…結構痛いぜ。

 

 だがここで終わる僕ではない何とか一矢報いてやる。

 

「小南…桐絵…ぺったんこ」

 …やだ反撃の仕方小学生っ。しかも声小さすぎでしょ。

 

 これじゃ聞こえなくね…とか思ってけど、ちゃんと聞こえたようで

 

「ぺったん…こ…。へぇ…」

 精神的ダメージを与えられたようだ。でもこの感じヤバい気がするぜ…。

 

 その予想は当たったようで…

 

「しーおりー。ブース空いてるわね」

 スイッチを入れてしまったようだ、よし宇佐美先輩に止めてもらおう、そうしよう。

 

 そう思って宇佐美先輩に目を向けると、先輩は親指を立てながら

 

「もち。空いてるよ、こなみ」

 そういう先輩…くそダメだ烏丸先輩に言おう。

 

「俺買い出しに行ってきますね、宇佐美先輩」

「お。流石はとりまるくん気が利く」

 くそ。こうなったら玉狛の頼れる大人レイジさんに…

 

「俺はそろそろ防衛任務だから出るな」

「了解レイジさん。気を付けて」

「ああ」

 …ダメだ、もう午前中に死んじゃうよ僕。

 

「さ、は・じ・め。行くわよ」

「は…はい」

 

 母ちゃん僕の骨は海に沈めてください…。

 

 

 

仮想戦闘室にて

 

 

「そのやり方はもう見てるわよ」

「うぎゃー」

 

 

「はじめ。逃げと見せかけてのテレポーターで近づくのは、小南先輩みたいなアタッカーには無理だぞ」

「分かったてますよ…というか烏丸先輩、買い出しは?」

「あぁ…嘘だ」

 …騙したなー。

 

 

 

「路地裏からバイパーで曲がって誘い出しても目線で丸わかり…よ」

「いやー」

 

 

「はじめ。もっときちんと動いて惑わせろ。少し曲がっていっただけじゃバレるに決まってる」

「はい、了解です」

 …やだマジモンのダメだしじゃないっすか。

 

 

 

「狙いは良いけど、まだまだね」

「ぎゃー」

 

 

「もっと追い込め。相手に考える時間を与えるな。テレポーターに見せかけたカメレオンを使うなら、時間をかけすぎだ」

「うっす」

 いや、これがギリギリですよ。

 

 

 

「見つけたわよ」

「げっ」

 

 

「遠くから狙撃で狙うならもっと敵の機動力をレッドバレッドで削れ。相手の速さも考えろ」

「うっす」

 …四発当てて避けられるって思いませんよ。

 

 

 

「当てられないのに佐鳥のマネしてんじゃないわよ。それも近距離…で」

「ちょっとまってくださいよ…ね」

「いやよ」

「ぎゃー」

 

 

「…」

「すいません一度やってみたかったんですよ」

「…」

「もうしません」

 …だって佐鳥先輩がドヤ顔で教えてくるんだもん。

 

 

「さて…もう5戦終わったからもういいですよね」

 一旦外に出てパソコンを見てる宇佐美先輩の隣でそう言う僕。

 ええーマジかよ。

 

「ダメに決まってんでしょ。もう10戦くらいやるわよ、シゴいてやるわよ」

 …ヤバいこの人、本気や。

 

 そう思いながら、肩を落としていると背中をポンポンされる僕…視線を落としてみると陽太郎である。

 

「はじめは、まだまだだな。おんなごころがまったくわかってない」

 そんなことやれやれだぜって手の動きしながら言われましても陽太郎先生。

 

「いや陽太郎。こいつには彼z「何言ってるんですか、烏丸せんぱーい」…いやだからk「おい、違う。はぁ…もう僕行きますよ」…ああ言って来い」

 だからそこニヤニヤしない。あなたに言ってるんです、宇佐美先輩。

 

「そうだね、かいどー君には柚「だからー違いますって、もう」…顔赤くしながら言っても何も説得力ないよ、は・じ・め・く・ん」

「なっ!!」

 くそとりあえず小南先輩のとこ行こう、そうしよう。

 

「じゃ、行きますから」

「あいさー。行ってらっしゃい」

 そう行って僕はもう一度仮想戦闘室に戻る僕…え?あっちの方が地獄?こっちのほうが地獄です!!

 

 

 

「やれやれ。こまったこぶんだぜ」

「あんた何言ってんの」

 仮想戦闘室に戻るはじめを見届けながらそう言う陽太郎に、チョップを食らわせながらそう言う宇佐美であった。

 

 

 

 

数十分後

 

 

「あんたこれで何敗目だっけ」

「えーとこれで87敗…3勝ですね」

 ドヤ顔でそう言う僕。

 

 そう僕は、小南先輩に3勝しているのだ。まあ、まだ小南先輩がロリの時…つまりまだ第一次侵攻前のお話だけど、でも勝ちは勝ちだしー。そっから70連敗してたとしても勝ったらいいだよ、勝てばな。

 

「何敗したかを聞いてるのよ」

ベシッと叩かれる僕…ほうほう。

 

「負け惜しみですか、せんぱい?」

 ニヤニヤしながら言う僕…すると先輩は上等よみたいな顔をして言う。

 

「へぇ、はじめ。いい度胸じゃない。あんたがあたしに喧嘩売るのが1000年早いことをもう一度体に教えてあげるわ、行くわよ」

「はーい」

 そう言って仮想戦闘室にもう一度入る僕と小南先輩。

 

よし、もう一度やってやると思っていると玄関が開いた音が聞こえる…なんだレイジさんもう終わったのか流石だな。

 

 でもどうやら違かったようだ。

 

 

 扉が開き

「「おはようございます」」

「おはようございます、こなみ先輩…と誰?」

 

 

 

 

 これが空閑先輩達との初対面である。

 

 




ちなみに…

はじめはきちんとどら焼きも買ってきてるよ。



もうちょいこなみとのこと掘り下げるつもりだったんだけどな…
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