友情、努力、勝利!!よりエロ、おっぱい、勝利!!な気がする   作:ニュイン

13 / 26
少年はかつての同胞の無念を晴らす為、自らの命と引き換えに戦うと決意する。

彼女はもっと自由に生きて欲しいと切に願う。

何時しか絆に綻びが生じる・・。

果たして彼の思いと彼女の願いの行く末は・・。


すれ違う思いと願い

はぐれ悪魔を討伐後に祐斗の様子がおかしかったので、俺はリアスに相談する。そして、そこで祐斗の境遇を知ることになる・・。

かつて教会は、聖剣計画という実験を行うが聖剣に適合できる者は見つけられず計画自体頓挫する。その実験の唯一人の生き残りが祐斗らしいとのことを聞かされ、あの時の祐斗はその時の復讐に囚われていたことがわかるが・・。

 

 

{駒王学園}

 

はぁ~。翌日、学園に来ては昨日のことについて頭を悩ますが結局、祐斗は昔のことで苦しんでいることは把握したが解決策が思いつかないし、このままいけば祐斗は確実に心を失うことになる。仲間として助けてやれないか考えていると放送がかかる。

「2年の無動裕也君、生徒会室まで来てください。繰り返します、2年の・・」

え!?何故に生徒会が俺を呼び出すの?何もしてないけど何なの?まぁ、呼ばれたし行くけどもさ・・。

そして、生徒会室前に来たはいいが怖いんですけど・・。このままじゃ埒が明かないわけだし素直に開き直り意を決してノックをする、声が聞こえたので入室することに。

「待っていたわ、無動君。ごめんなさい急に呼び出したりして」

 

「いや、別に構わねぇけど、何の用だ?」

中には生徒会役員とその中心に生徒会長の支取蒼那がいた。てか1人の男子生徒、匙元士郎がめっちゃこっちを睨みつけてるんですけど何なの?

「あなたを呼んだのはリアスの婚約パーティーの件でお礼を言いたかったの」

 

「え?てことはお前ら・・」

 

「そうよ、私の本名はシトリー家次期当主、ソーナ・シトリー。ここにいるメンバーも全員悪魔よ」

うわー、びっくりした。リアス達の他に悪魔がこんな身近にいたなんて知らなかった。

そして、詳しく話をシトリーに聞くと自分は親友であるリアスを助けたかったが家のしがらみのせいで、それは出来ず悔やんでいたところ俺がリアスの悩みを解消したので今日になってしまったが、正式にお礼を言いたかったらしい。

「俺はただオカ研っていう場所を、仲間を守っただけにすぎないだけだろ?」

 

「人間であるあなたが、悪魔とか関係なしにリアスを救ってくれたことに感謝しているの」

 

「なるほどね。でも、礼をされることはしてないし別に何もいらないけどな」

 

「そう・・。じゃあ、あなたが何か困ったことがあれば助けになるというのはどう?」

まぁ、それならいいということで生徒会室を後にするがシトリーに祐斗の件を何とかしてくれとは言えないしどうするかな?

 

 

{繁華街}

 

放課後、あの後オカ研にも顔を出したが祐斗はいなかったのでこうして繁華街を歩いてついでに祐斗を探すが見当たらない・・。たく、あいつ一体どこにいるんだよと思っていると何か白いローブを着た2人組が物乞いをしていた。

「えー、迷える子羊にお恵みをー」

 

「天の父に代わり哀れな私達にご慈悲をー」

うん、こういうのとは関わり合わない方がいいな。スルーが一番って昔の偉い人も言ってたし。俺は2人の前を通り過ぎようとしたが”ぐぅううぅぅう”という腹の虫を聞いては無視もできずご飯を奢ることにした・・。

「はぐはぐっ。この国の食べ物は旨いなイリナ、むぐむぐっ」

 

「ファミレスのセットメニューこそ私のソウルフード!」

などとファミレスに場所を移し奢っていると、よほど腹が空いていたのかあんなに注文したものがものの30分で皿だけになっていた。

「いやー、助かった。なにせここ数日何も食べていなかったものでな」

 

「あぁ、主よ。この慈悲深き少年に神の祝福を」

こうしてみると2人とも教会の人間ぽいな。別に何でもいいけどやっぱ俺ってミッテルトが言うようにお人好しなのか?とか考えていると相手が自己紹介してきた。

「私はゼノヴィア。この礼はいずれ返そう」

 

「私は紫藤イリナよ。この世もまだこんなに素晴らしい人間がいるなんて運命の出会いっていうのは本当にあるのね」

青い髪がゼノヴィア、栗色の髪が紫藤というらしい。ていうか今日はスーパーの特売日だったのをすっかり忘れてた。

「悪いがこの後に用事があるから俺は帰るけど会計は気にすんなよ」

 

「なにからなにまですまないな、感謝してもしたりないくらいだ」

 

「またどこかで会いましょうね」

そう言葉を交わし俺はスーパーという戦場に赴いた。祐斗のことは明日にでもリアスに相談してみるか・・。

 

 

{オカルト研究部部室}

 

翌日の放課後、少し遅れて部室に行くと相変わらず祐斗はおらず代わりに、昨日ご飯を奢った2人がいてびっくりした。

「まさか、昨日の好青年が悪魔に魅入られた人間だったとはな・・」

 

「あぁ、主よ。運命の出会いから乗り越えなくてはならない試練をお与えになったのですね」

何か昨日とは裏腹に視線が冷たいんだが・・。とりあえず近くにいた朱乃から話を聞くとことにした。・・・話をまとめるとこの2人は教会で保有していた6本の聖剣エクスカリバーの内3本が堕天使に奪われ、その破壊を任務としてこの町に派遣された聖剣使いらしくて町で起こることに関して干渉しないこと、堕天使と手を組んでいないかを聞きに会談しに来たというのである。そして一通り話が終わり、2人が帰ろうとした時に何を思ったのかアーシアが元教会の聖女と気づくや魔女呼ばわりし馬鹿にした、それが引き金となりイッセー及びいつの間にか居た祐斗が2人と決闘することになった。

 

 

{裏庭}

 

非公式の手合せということで外に移動したが、悪魔にとって聖剣は触れただけで大ダメージを受ける。圧倒的に祐斗とイッセーは不利な状況だがゼノヴィアと戦う祐斗は笑いながらどこか冷静さを欠いた戦いをしていた。ふと、視線をイッセーの方へやると何か紫藤がくねくねしていた。

「兵藤一誠君。知り合いの男の子が悪魔になっていたなんてこれも主が与えし試練なのですね」

 

「な、何だよ急に・・」

うん、ホントなんだろうね。紫藤たちがローブの下に着ていたのは戦闘服みたいので何か、その・・身体のラインがわかるくらいのピチピチのやつなのであいつがくねくね身体を動かすのがものすごくエロいのである。くっそ、このままじゃ俺の伝説の剣が緊急抜刀しちまうだろうが!え、何?お前のは木の棒だろって?うるさいよ!何て脳内漫才をしているといつの間にか決着がついていて祐斗たちの負けだった。どこも大して怪我はしてないようだが、やっぱり聖剣によるダメージだろう。

そして二人が去る際にリアスが質問する。

「聖剣を奪った堕天使は判明しているの?」

 

「直接実行したのは【神の子を見張る者】の幹部コカビエルだ」

 

「それにこの町にいち早く派遣された神父はすでに殺されているわけだし命がけの任務ってことよ」

 

「殺ったのはフリード・セルゼンだ、偶然にも僕はそこに居合わせた。それに確か聖剣を持っていたよ・・」

堕天使の幹部に、聖剣を持ったあのはぐれ神父か。ますます厄介になってきたな。

 

 

 

{繁華街}

 

次の日、あの手合せの後祐斗はリアスの元を離れる形でいなくなったが、このまま放っておいたらあいつは・・。そこで俺はある相談をイッセーとある人物に頼みこのカフェテリアで待ち合わせしている。

「なぁユウ。木場をはぐれにさせない方法って一体何なんだよ?」

 

「もう1人の助っ人を待てって、と噂をすれば」

すると向こうから匙がやって来た・・・。そこで俺は自分が考えた案を話す。

「そうか木場は聖剣を破壊して復讐を成し遂げたい、あいつらは聖剣を破壊してでも回収した・・。利害は一致してるな」

 

「はぁあ!?ふざけんな、そんなことに手を貸せるか!」

 

「シトリーは俺が困ってるときは手を貸してくれると言ったが、お前はあいつの顔に泥を塗ることができるか?」

 

「・・・・。わかった、わかったよ、手を貸すこれでいいだろう?」

よし、そうと決まれば後は2人を探すだけだ。俺はイッセーと匙をこの前2人と出会った場所に向かう。すると、またしても物乞いをしていたので一度ファミレスに寄り空腹を何とかしてから祐斗の元へ行くことにした。てかこいつら紫藤が変な美術の絵を買ったので金がないらしい・・馬鹿なのか紫藤の奴は?

 

 

{噴水広場}

 

「というわけだ。祐斗それとゼノヴィアお前たちの利害は一致してるし、ここは協力ってのはできないか?」

俺は先ほどイッセーと匙に説明した案を3人に話す。

「なるほど、わかった。承諾しよう、こちらとしても堕天使の幹部相手に3本の回収は難しいと考えていたところだ」

 

「・・・。だとしても、聖剣使いに破壊を容認されてもね」

おいおい、協力しようって時に険悪なムードになるなよ。

「まぁ、だが私達の間でも聖剣計画は最大級の事件であり嫌悪されている」

 

「計画の首謀者はバルパー・ガリレイ。皆殺しの大司教として教会を追放されているわ」

バルパー・ガリレイ。祐斗の敵の名前か、その名前を聞いた瞬間に祐斗は固く拳を握りしめる。

「この件にフリードがいたわけだしそのバルパーも関与しているかもしれないわけだ。・・わかった、君たちと手を組もう」

ここで共同戦線が成立し、ゼノヴィアと紫藤とはまた後で落ち合うことになり2人はこの場を去って行った。

「ユウ君、イッセー君。君たちには手を引いてもらいたい、これは僕の復讐で同志たちへの贖罪だから・・」

 

「ふざけんな!俺達はただの仲間じゃねぇ、仲間っていう家族なんだよ!その家族を1人で行かせられるかよ」

 

「ユウ君・・。君は、本当にお人好しで頑固だね・・。なら、迷惑をかけるけど手伝ってくれるかな?」

そう言った祐斗は少しだけ晴れやかな笑顔を俺達に見せ手を差し出す。俺達はその手を握り返すのであった。




はい。てなわけで今回もこの作品を読んでくださりありがとうございます。
また次回も読んで頂ければと思います。
ではでは、また次回。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。