友情、努力、勝利!!よりエロ、おっぱい、勝利!!な気がする   作:ニュイン

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本当なら彼は関係なかったのに知らず内に無視できない存在となる。
求めるは絶対強者。
願うは己の敗北。
想うはまだ見ぬ我が宿敵。


忍び寄る足音

オッス。オラ無動裕也!ってこんなことやってる場合じゃないんだって!昨日の夜は祐斗が自分の過去を清算し、リアスの眷属に戻って来てくれたのはいいが・・。イッセーと俺のお得意さんのおっさんが何で堕天使の総督なんだよ!?しかも、近いうちに悪魔、天使、堕天使の3トップ会談をやるとかで人間代表として俺まで出ることになったし・・・もう、嫌だ・・白い龍には「貴様の名前を覚えたぞ!!」みたいなことは言われてどっか行くし俺、何にもしてないじゃん・・。そして、俺は下がりに下がったテンションを回復するためにミッテルトの寝顔を見るために早起きしたわけだけどそこには「また会えるからウチのことは気にせず学校に行ってくるっすよ」なんていう書置きがあった。って、え!?

「な、なんじゃこりゃああぁああぁああ!!」

 

 

{駒王学園 2年教室}

 

「おい、どうしたんだよユウ?いつもの死んだ眼が今日はさらに死んでるぞ?」

 

「イッセー、今はそっとしといてくれ」

今の俺の状況は机に突っ伏す感じで虚空を見つめている。それもそのはずミッテルトが家出したのだから仕方ない。いつもは俺を起こし、一緒に朝食をとり、そして玄関先で見送ってくれるのに今朝起きたらいなくなっているからである。自分は何かしてしまったのではないか?などと自分の行動を思い返していると不意にアーシアが声をかけてくる。

「ユウさん。もしかしてミッテルトさんのことでお悩みですか?」

 

「な、何でわかったんだアーシア!?」

 

「ふふふ、やっぱりですか。でも、安心してください大丈夫ですから」

何てことを言ってきたが意味がさっぱりわからん。そうこうしている内に担任が教室に入ってきた。

「はい、お前らに新しい仲間を紹介するぞ。では、入ってきなさい」

おいおい、新しい仲間ってド〇ク〇じゃないんだからよ。なんて思いつつドアの方に視線を移していると2人の女の子が入ってきた。って、まさか・・!?

「えー、じゃあ2人とも自己紹介してくれないか?」

担任がそう2人に促すとまず青い髪の女子生徒が自己紹介を始める。

「今日からこのクラスの一員になることが決まったゼノヴィア・クァルタだよろしく頼む」

俺とイッセーは顎が外れてしまうのではないか?という感じに口をあけ、松田と元浜は感涙の表情をしていた。そしてゼノヴィアの一通りの自己紹介が終わると次は金髪の女子生徒が自己紹介を始めだした。

「えっと、ウチの名前はミッテルト・R.W・無動っす。そこで馬鹿面を晒しているユウとは一緒に住んでるっす」

俺は盛大に椅子から転げ落ち、頭を強打して薄れゆく意識の中小悪魔のような笑みを浮かべるミッテルトの姿があった。

 

 

{放課後 オカルト研究部}

 

意識が覚醒した俺は、早速ミッテルトとゼノヴィアを問い詰めることにした。

「何で2人が駒王学園の生徒になってるんだよ!?」

俺がそう質問するとまずはゼノヴィアが説明する。

「そうだな・・。単刀直入に言うと神の不在を知ってしまい教会を追放されてしまって破れかぶれだがグレモリー眷属として悪魔に転生したんだ」

ま、まぁそれなら仕方ないしリアスもあっちでデュランダル使いを眷属に迎い入れられて嬉しそうだしって問題はミッテルトだ!そう思い俺は、ミッテルトに聞いてみた。

「そんなのウチがグレモリーに頼んだからっすよ?まぁ、公はユウの親戚ってことになってるっすけどね」

 

「いや、そうじゃなくてだな・・。つかミッテルト・R.W・無動のR.Wって何の意味だ?」

そう聞くとミッテルトは自身の頭の上を指差しながら説明する。

「それは勿論、ユウから貰ったこの紅白のリボンを英語にしたんすよ。それにウチは家族としてユウとなるべく一緒にいたいと思ってやったことなんすけど、迷惑だったっすか?」

何て言いながら涙目上目使いをしてくるミッテルト。・・・まったく、こいつは・・。

「迷惑じゃねぇよ。むしろ嬉しいくらいさ、これからミッテルトと居れる時間が増えるし」

 

「そうっすか!!へへへっ」

心底嬉しそうに笑うミッテルト。まぁ、この笑顔を見たんじゃ今朝からの心配とか色々言えなくなっちまったじゃねぇかよ、たくっ。それにこの2人のことは俺とイッセーだけが知らなかったみたいで今でもイッセーがアーシアに涙ながら言い寄ってるし・・、とりあえず俺はミッテルトの件でリアスにお礼を言うことにした。

「リアス、ミッテルトの件ありがとな」

 

「別に構わないわ。そのかわりあなたにはやってほしいことがあるから」

 

「は?やってほしいこと、何だそりゃ?」

 

「それはね・・・」

 

 

{プール}

 

俺は昨日リアスにミッテルトの件の見返りとして、本来は生徒会がやることになっていたプール掃除をやる羽目になりイッセーと2人でピカピカにした。そして、プール掃除の報酬として一番プール?(ちょっと言葉が変かも)を皆ですることに。で、今は俺、イッセー、祐斗の3人で更衣室で海パンに着替えているところだ。

「くっそ~、あいつら掃除してないのにちゃっかり遊ぶのな」

 

「そう言うなって、この後は部長たちの水着が見れるんだからよ。な!?」

何て言いながら速攻で海パンに着替えてプールの方に向かうイッセー。まぁ、正式にオカ研の部員になったミッテルトも来てるし、うん。ミッテルトの水着姿が見られると思えばあの重労働も大したことはないな。などと思いつつ着替えていると何故か祐斗が半裸で俺に近づいてきた。

「ユウ君。僕はあの時のお礼をまだ言ってなかったね?」

 

「ん?あぁ、別に気にしなくていいぞ。俺達は仲間なんだしな」

さらに近づいてくる祐斗。俺との距離5メートル。

「それでもだよ。君は眼を離すとすぐに無茶をするし、心配なんだよ?」

さらにさらに近づく祐斗。その距離、約3メートル。ここにきてさすがにん?と思い始めた俺だが気づくとすでに息がかかりそうな距離にまで近づいていた。

「だから、僕。木場祐斗は部長をお守りする剣だけど、それ以上に仲間であり大切な君をこの身が朽ちるまで生涯あらゆる敵から守ってみせるよ」

いやいやいや!!おかしい、おかしいから!!何かゲームの騎士がお姫様に言うセリフみたいになってるから!!てか、俺の身体を上からなぞるように触るなよ!!

「い、いやぁ。あ!何かあっちで俺を呼んでる様な・・じゃ、じゃあ先に行ってるからな祐斗!!」

 

「ちょ、ユウ君!!」

あ、あっぶね~。あのままあそこにいたら間違いなくアッー!!な展開だっただろ・・。そして、更衣室から外に出ると他の皆が集まっていてイッセーは早速アーシアとイチャついてやがった。と、後ろから俺は背を突かれたので振り返ると水着姿のリアスと朱乃がいた。

「ねぇ、ユウ。この水着どうかしら?」

 

「うふふ、ユウ君。私の水着もどうですの?」

おうふ。何というか2人とも際どすぎやしませんかね?お前らそれ、ほとんど紐ですやん。まぁ、スタイルが良いから似合ってるけどもさ・・。

「滅茶苦茶エロいし、2人ともとってもよく似合ってるぞ?多分、イッセーだったらイチコロだな!」

俺がそう言うと何故か2人は大きな溜息を洩らしながら水の中へと入っていった。

「何故か、お2人が可愛そうになってきますね・・。」

 

「ふむ、何故2人ともあんなに落ち込んでいるんだ?」

すると、いつの間にか小猫とゼノヴィアが近くに来ていた。てか小猫とゼノヴィア、お前らはスク水かよ!?しかも旧スク仕様だし。と驚いていると期待の眼差しを小猫から感じるが気のせいだろう、あ!そういえば小猫は泳げないとかリアスが言っていたような・・。

「小猫。お前、確か泳げなかったよな?」

 

「え、はい。確かに泳げ「何!?泳げないのか!?」・・・」

いや、ゼノヴィアさん。今の今までリアスと朱乃の水泳対決を見てたのに急に会話に来ないで下さいよ、びっくりするからさ。

「よし!なら、この私が教えてやろうじゃないか!」

 

「いや、私はユウ先輩に・・」

 

「安心しろ、もし甲冑のまま水に落ちた時の対処法から教えるぞ?」

何て言いながら小猫を引きずってくゼノヴィア。何だろうな?小猫がドナドナされていく様な顔をしているんだが・・、あれでもゼノヴィアは良い奴だから大丈夫だよな?うん、きっと大丈夫に決まってる・・と思いたい。

「ユウ、お待たせっす」

ミッテルトの声がしたのでそちらに顔を向けるとそこには黒のビキニに身を包んだ女神が降臨していた。あれ?何か目の前が真っ赤になって・・。

「ちょ!?ユウ。鼻血、鼻血!ヤバいっすよ!!」

遠くの方でミッテルトの声が聞こえる・・。ふっ、我が生涯に一片の悔い無し!!そして、俺はそこで意識を手放した。

 

 

{通学路}

 

「いやー、何かユウと2人っきりで登校するのも久しぶりな気がするなぁ」

 

「そうだな、ここ最近はアーシアとかと一緒で大人数だったしな」

プールの一件から数日が経ち、今日は珍しくアーシアとミッテルトはゼノヴィアがなかなか来ないので迎えに行くとのことで久しぶりにイッセーと2人で登校している。そういえばイッセーの神器の形がプールの時変化したのである。まぁ、きっかけがリアス達の泳いで揺れる胸を見たいがために力を倍加したがそれでは足りずイッセーが「俺は、見たいんだよ!部長たちの揺れるあの素敵なおっぱいを!!」なんて叫んだら籠手の形が変化して今度はちゃんと見れるまで倍加できたのである。理由は多分、神器が想いの強さに比例して進化するからイッセーのおっぱい見たさで進化したとしか考えられんよなぁ?と何か校門前に見知らぬ男がいてこちらに気づくと近づいてきた。

「やぁ、無動裕也。ついでに赤龍帝、兵藤一誠」

 

「てめぇ、何者だ?ただの観光客じゃなさそうだな」

コイツ、イッセーのことを赤龍帝とか言いやがった・・。俺はさりげなくイッセーを庇う形で前に出る。

「ふっふっふっふ、やはり君は面白い人間だね。まぁ、そんなに睨まないでくれ今日は挨拶に来たんだよ?」

 

「挨拶?どういう意味だ?」

そう質問するとヤツは俺の目の前まで一瞬で移動した。な!?コイツ、何時の間に!!

「俺は、ヴァーリ。白龍皇さ、無動裕也。俺は君に期待しているのさ」

 

「期待?それは一体・・」

言いかけた瞬間、ヴァーリの首筋に聖魔剣とデュランダルを構える祐斗とゼノヴィア、そして後方にアーシアとミッテルトの姿があった。くそ、コイツの殺気にやられて4人の存在に全然気づかなかった・・。

「大丈夫かい、ユウ君?」

 

「すまない、少し遅れてしまった」

でも、ヴァーリはこの状況でも焦った様子はなく平然として淡々と話を続け始めた。

「俺は今日、無動裕也に挨拶をしに来ただけで別にここで二天龍の戦いをしようなんて・・ましてやそんな弱い赤龍帝とはね」

 

「おい、お前!好き勝手言わせておけば俺が弱いっていうのかよ!?」

 

「あぁ、弱いさ。俺は強い奴と戦いたくてね。今、興味を抱かせられるのは無動裕也くらいかな。だから、もっと強くなってくれよ?俺の宿敵、兵藤一誠?」

そう言い残し、ヤツはまだやることがあるからとどこかへ行ってしまった。




というわけでこの作品を読んでくださりありがとうございます。

それより更新遅れてしまい、すみませんでした。
最近は本当に仕事が忙しくて、もう・・。
次回はなるべく早めに更新するように頑張ります。

では、また次回もよろしくお願いします。
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