真剣で私に恋しなさいZ!〜Super Saiyan〜   作:泣きっ面

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初めて書いてみたが・・・難しいな。
少し、修正しました。タイトルSSにした理由は何となくです・・・


第2話:金色の戦士

 20XX年 X月 X日……場所、川神市工場地帯……この場所である決闘が行われていた。それは数日前、福岡という町の天神館という学校が週末、この川神に修学旅行で訪れるとのことだった。その時、この川神学園と学校ぐるみでの決闘を申し込まれ、川神学園の学園長である、川神鉄心がその申し出を受け入れたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ーーーーということじゃ」

 

 

「この戦いを、そうじゃの。東西交流戦と名付けようかの……激しい戦いになるぞ」

 

 全校朝礼でこれを聞かされた生徒達の内心は……

 

(しれっと、とんでもない事いうなよ!)

 

……と心を一つにそう思ったそうだ。当然、乗り気ではない者も中にはいた事だろう。また逆にこの話を聞いた生徒の中の数名は笑みを浮かべ、目をギラギラと輝かせる者までいた。

 

「ねぇ〜大和……天神館ってどういう学校なの?」

 

 学園長の話の中、川神一子が後ろから不意に質問をぶつけてきた。それを聞いた大和は呆れ果てた様な顔をしていた。

 

「そんな事も知らなかったのか?ワン子」

 

「あ、あはは……その〜……てへっ♡」

 

 自分の知識の無さを改めて思い知らされた彼女はまるで誤摩化すかの様にかわいこぶってみたが

 

「後で、お仕置きな」

 

 大和には通じなかったようだ。そんな日常的に繰り返されるやり取りを交わしながら大和は彼女の不意の質問に答えてみせた。

 

「天神館っていうとバリバリの武闘派が揃っているって所でかなり有名なところだよ。て言っても姉さん程じゃないがな」

 

 大和が自慢げに話す姉、川神百代……武術の総本山、川神院の跡取り娘であり、陽気で鷹揚、頼りがいがあるので全校生徒の皆に慕われている存在でもある。しかし、その圧倒的な戦闘力から常に強者に飢えており暇な時は舎弟である大和をからかって遊んでいる。そんな彼女の実力は世界中にも知れ渡っており、知る人ぞ知る《武神》という肩書きを背負っている。

 

「へぇ〜そんなにすごいんだ。アタシ、知らなかったわよ。大和〜」

 

「まぁ、東高西低って言われてるぐらいだからな・・・今回の決闘も恐らくそれに納得できない好戦的な連中が挑んできたんじゃないのかな」

 

「だが大和、楽しい旅行の時間を決闘に使うとは、自分はどうかと思うぞ」

 

「あっちが決めたんだ。俺たちは受けるだけさ、クリス。それに姉さんも喜ぶし」

 

 

 そんな話をしていると朝礼台に立つ鉄心が皆に決闘の場所とルールを告げてきた。

 

 

「夜、川神の工場で学年ごとに二百人を出し合い集団合戦!敵大将を倒せば勝ち。ルール無用の実戦形式じゃ。戦闘が終わった学年は他の学年に助っ人として加勢してもよいからのーーーー」

 

 

 

こうして無人の工場地帯をステージとした戦が始まったのである。

 

 

 

 

 

「どこにも敵が居ない。一体どこに隠れているんだ!……んッ?」

 

 

 軍師、直江大和はもちまえの頭脳で敵の大将がどこに隠れているのかを懸命に探し出そうとしていたが

 

 

(電話?……クリスからか)

 

ピッ

 

「クリスか!敵大将は居たのか!?」

 

 

「大和、今、敵最前線にいるんだが敵の大将が何処にもいないぞ!」

 

 

 そう簡単にはいかなかったようだ。仲間からの知らせを聞いた大和はクリス、ワン子、京などの《風間ファミリー》に引き続き敵大将の居所を探るように指示を出した。

 

 

「思った以上にあちらさんもやるみたいだな。この工場地帯のどこかに……一体、何処に隠れているんだ」

 

 

 大和はもう一度一から考え直す事にした。敵の位置をより正確に把握し一気にこの勝負を決めるために、そんな軍師、大和でも見つけられない敵を……超戦士は見つけてしまったのだった。

 

「なぁ、ちょっと聞きてぇ事があるんだけどよ……いいか?」

 

 超戦士は、その二人組の男達に近づき話しかけた。

 

 「「!?」」

 

「なにや……つ……」

 

「ふッ、ここが分かるとはな貴様、なにも……の……だ……」

 

 男二人は声が聞こえてきた方向を横目で見るように振り返った。しかし、次の瞬間、男達は絶句してしまう。何故なら今、自分達の目の前に立っている超戦士の傷だらけの摩訶不思議な姿に思考すら停止しかけていたのだから。

 

 

「いや〜、悪りぃんだけどよ。ここが何処なのか教えてくんねぇか?」

 

「オラ、ここに来たばっかりでよ。ここが何処なのかよく分かんねぇんだ。ここは、地球のどこらへん何だ?」

 

 

 超戦士は言った。今、自分が一番聞きたい事を、その答えを求めて……しかし、目の前の男達に超戦士の言葉など届いておらず、男達は超戦士の格好の方に気を取られていた。そして直ぐさまそのうちの一人が超戦士に向かって言葉を投げかけた。

 

 

「き、貴様!何だその姿は!」

 

「え……あぁ!これか。まぁ、色々あってよ。気にしねぇでくれ」

 

 

 超戦士は平然と男達に大丈夫と言わんばかりに笑って言ってみせたが、それを聞いた男はーーーー

 

 

「で、できる訳ないだろ!」

 

 

 と、言葉を発すると同時、筋肉質の男が武器を手に超戦士の懐まで一気に間を詰めた。しかしーーー

 

ドサッーーー

 

 

「し、島!?」

 

 

 島と呼ばれるその男は、自信の武器で超戦士の頭めがけて全力で振り下ろしたが、突然、白目を剥き流れる様に倒れ気絶してしまった。その後、超戦士がその島と呼ばれる男に近づき心配する様に言った。

 

「す、すまねぇ!オラ、め、めちゃくちゃ加減したんだけど、ち、力がまたつき過ぎちまったみてぇだ!……わ、悪りぃな……」

 

 残されたもう一人の男、石田は何があったのか感じる事も見る事もできず唖然としていたが、超戦士の言葉を聞き我に返った。そして、直ぐさま自分の武器に手をかけ構えながら超戦士を睨みつけた。

 

「き、貴様がやったのか!こ、答えろ!」

 

「い、いや!悪気は無かったんだ!ただ、ちょっと力がよ!」

 

「それに貴様!その身体!明らかに戦闘によってできたものだな!この俺の目は誤摩化せんぞ!相当な腕と見たぞ!東にこれ程の強者がいようとは、川神百代だけでは無かったという事か!」

 

「か、かわかみ……ももよ?お、おめぇ、さっきから何か勘違いしてねぇか?」

 

「ええい!黙れ!!!」

 

 もはや言葉など無意味。目の前の男に仲間をやられた石田は昂ぶる怒りに身を任せ、仲間の仇を取るため隠していた力を解放した。

 

「もういい……貴様に見せてやるぞ!俺の力を!」

 

「光栄に思え!これが、西方十勇士の怒り!その真の姿だ!ぬあああああああ!」

 

 石田という男の気がどんどん強くなっていく。さらには、石田の黒髪が金色へと変化する。それはまるでここに来た時の超戦士の姿の様に……

 

 

 

その技の名はーーー

 

 

 

 

「奥義・光龍覚醒!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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