明日に波動拳   作:路傍の案山子

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前話のあとがきで伝説の男が出るといったな。すまん、ありゃ嘘だった。

ごめんさい、予想外にお嬢様が暴れ過ぎたせいでそこまで書くと長くなりすぎるので今回はここまでです。


7、転校生の無尽脚

 

 

 どうも、アルトリウス・エリオット・ヒューガーです。日本名では日向涼です。どちらの名前でも呼ばれるので、たまに自分でも混乱します。まあ、気軽にアルやリョウとでもお呼びください。

 

 さて、幼なじみの春日野さくらから咲桜拳の不意打ちを食らって昏倒したあの日から季節は流れ、俺は小学二年生になりました。あ、サクラとケイとは今年も同じクラスです。

 

 昨日が始業式で、今日から通常授業が始まる。で、今は朝のホームルームの時間なのだが、先生が言った一言でにわかに教室が騒がしくなった。

 

 「えー、皆さんまだこのクラスになってから2日目で、新しいお友だちが出来たり、これから作っていくところでしょう。今日はなんと転校生がこのクラスに新しくやって来ます。皆さん仲良くしてあげてくださいね」

 

 クラスの皆はわーわーきゃーきゃーと今から現れるであろう『転校生』のことで騒いでいる。男の子か?それとも女の子?皆の期待は高まっていく。もちろん、

 

 「ねーねー!!アル!!てんこうせいだって!!どんな子がくるのかな!?わくわくするね!!」

 

 サクラのテンションも鰻登りである。わくわくしてるのはわかったから、少し音量を抑えて欲しい。耳元で叫ばなくても聞こえるからね?

 

 しかし、なんで今日なんだ?昨日の始業式に間に合わなかったのか?休んでたとかじゃなくて転校生って少しおかしいと思うんだけど。

 

 「それでは“神月”さん、入ってきてください」

 

 ん?神月?......いやいや、まさかね~。

 

 「......?あれ?てんこうせいの子入ってこないね」

 

 確かに入ってこないな。先生が凄く焦りだしたし、勝手にどこかにいってしまったのか?小学二年生ならありえなくもな『ババババババババ』ん?窓の外から変な音がしだしたぞ。しかもだんだん音が大きくなってきたし。

 

 そして皆が窓の方に注目しだした時、『ソレ』は姿を現した。上の方から『ヘリコプター』が下降してきたのだ。ご丁寧にその機体には『神月』の文字まで描かれている。なんだろう、嫌な予感しかしない。

 

 『オーホッホッホッホ!!オーホッホッホッホ!!』

 

 ヘリから少女の高笑いが聞こえてくる。うん、確定だね。てか、今ヘリの中にいるのか?どうやってここまで来るつもりなんだろう。屋上にでも停めるのかな?そう思っていた時、ヘリの扉がいきなり開いた。

 

 「とうっ!」

 

 掛け声とともにこちらに向かって一つの人影が飛び出してきた。そして......

 

 ガシャーン!!!

 

 窓を粉砕して教壇の前で優雅に着地を決め、唖然としているクラスメートたちにこう言い放った。

 

 「ご機嫌よう、庶民の皆様。(わたくし)の名は神月かりん、神月財閥の次期当主ですわ。ここには世俗の暮らしを体験するためにやってまいりました。どうぞよしなに」

 

 スカートの裾を掴んでエレガントに自己紹介を終えたが、この教室の惨状は一体どうするつもりなのだろうか。 というか、やっぱり『あの』神月かりんなのね。

 

 『神月かりん』、ストリートファイターZERO3に登場した原作キャラクターだ。もともとは確か、サクラが主人公のスピンオフ漫画のライバルポジションキャラだったのが、逆輸入される形で公式に登場したらしい。元ネタの方の漫画は読んだことがないのでその辺りはあやふやだが。

 

 整った容姿にブロンドヘアーの縦ロール、ですわ口調に高笑いまで完備した『お嬢様属性の化身』のようなキャラクターだ。目の前に居るカリンはまだ幼いが、既にしっかりと縦ロールしている。本人で間違いないだろう。

 

 「柴崎!」

 

 「は。ここに」

 

 「教室の後処理をお願いしますわ。私は早速6年生の教室棟に向かいます」

 

 「かしこまりました」

 

 そういってそのまま教室を出ていこうとする。おい、今から授業とかがあると思うんだけど。それに六年生の教室に用があるらしいけど、場所とかわかってるのかね?

 

 「六年生の教室は北棟の三階だよ。ここの一つ下の階に渡り廊下があるからそこを通れば早いと思うよ」

 

 「あら。率先しての情報提供とはなかなか殊勝な心がけですわね。その情報は有効活用させていただくとしますわ。それでは皆様ご機嫌よう」

 

 とりあえず場所を教えてみたが、高飛車な言葉を残してそのままスタスタと教室から出て行った。窓をぶち破って入ってきたのに出て行く時は普通なんだな。あ、ヘリコプターが帰っていく。このためだけに呼んだのかよ、半端ねえな神月財閥。

 

 「皆様、お騒がせして申し訳ありませんでした。間もなく神月の修繕部隊が参ります。十分以内には完全に元に戻しますので、どうぞお嬢様をよろしくお願いいたします」

 

 そう発言したのは先ほどカリンに呼び出されて現れたオールバックの髪型をした痩身の男性。確か、柴崎って呼ばれてたっけ。たぶんカリンの執事か何かなんだろう。それにしても十分で元通りって早いな。てか、それ専用の部隊があるってことは毎回こんな感じなのか。

 

 「それでは私はこれで失礼致します。先生もどうかよろしくお願い致しますね。......何をやっている、石崎。行くぞ」

 

 あ、もうひとり居たのね。なんだかかなり大柄な、というかぽっちゃりした男性が慌てて追いかけている。あ、なんかアイツ見たことあるぞ。確かカリンの戦闘前のデモで出てくるやつだ。なんかトレイをぶつけられて退場していくやつ。

 

 「それでは作業を開始する。五分以内に終わらせるぞ」

 

 修繕部隊も到着して作業を開始している。あっという間に教室の中が元通りになった。むしろ、前よりも綺麗になっている。ご丁寧に教壇の花まで取り替えていった。しかもめちゃくちゃ高そうな花になってるし。

 

 「え、えーとですね。......授業を始めます。皆さん、席についてください」

 

 あ、先生が復活した。さっきのはなかった事にしようとしてるけど。まあ、気持ちはわかるけども。先生に同情していると突然校内放送が流れてきた。

 

 『え、えー皆さん。本日の一時間目なのですが、全学年変更となりました。先生方は体育館まで生徒を引率して来てください』

 

 いきなり授業中止で体育館に集合?しかもなんか放送の声震えてたぞ。 

 

 「......それでは皆さん体育館に移動しましょう。付いてきてください」

 

 ああっ!先生の目からハイライトが消えているっ!?そのまま幽鬼のような足取りでふらふらと廊下に移動し始めた。

 

 「......えーと、皆も移動しようか(なんか先生がやばそうだし)」

 

 「......そうだね」

 

 他のクラスメート達もあまりの出来事についていけないようで、あのサクラですら素直についてくる。何故か俺が先生の替わりに引率して行くことになってしまったが。

 

 そうして体育館まで移動したわけだが、俺達を待ち受けていたのは想像の斜め上をいく光景だった。

 

 「甘いですわ!!」

 

 「うわぁあーー!!」

 

 体育館の中央に何故か巨大なリングが設営されていた。しかも、その上ではカリンが恐らく六年生と思われる男子を投げ飛ばしていた。......わけがわからないよ。

 

 「オーホッホッホッホ!!その程度ですの?先程はあんなに偉そうに吠えていましたのに。がっかりですわ」

 

 「ううっ。なんでこんなやつにぃっ!」

 

 見たところカリンは無傷のようだ。悔しがっているのは確か六年生のガキ大将だ。他の子より体が大きくて、空手かなにかをやっていると威張り散らしていたのを覚えている。

 

 「何をしているんですの?敗者はすみやかにリングから降りていただけないかしら?」

 

 「......ぅ、うわーん!!ママ~!!ママァ~~!!」

 

 ......彼のガキ大将ライフはきっと今日でお終いだろうな。まあ、あの実力では遅かれ早かれ潰されてただろうが。

 

 「どうやら皆さん揃ったようですわね?さあ皆さん!!どの学年の方でも構いませんわ!このカリンに挑戦する勇気ある方はリングに上がりなさい!神月かりんがこの学園で最強だということを証明してさしあげますわ!!」

 

 泣きながら逃げていったガキ大将のことなど眼中にないのか、体育館に集まった生徒に自分に挑戦するようにと宣言するカリン。さっき六年の教室を探してたのはこれが理由だったのか。最高学年だから一番強い奴が多いとでも考えたのだろう。それにしてもこの短時間にリングまで用意して、体育館に集まるように校内放送を流させるとは流石神月財閥のご令嬢といったところか。

 

 「誰かいませんの?それともさっきのアレが一番強かったとでもいうのかしら?」

 

 「お、俺が相手だっ!!」

 

 恐らく五年生くらいの男の子が名乗りを上げた。しかし、声が震えているようでは結果はみえているな。

 

 「無駄ですわ!」

 

 「ぎゃんっ!」

 

 文字通り一瞬で終わってしまった。今の蹴りはテコンドーか?さっきのガキ大将を投げたのは恐らく合気道だし、原作と同様に様々な流派を習得しているようだ。まだ小学二年生なのにこの強さ、コレだから原作キャラ(チート)はっ!!まあ、カリンは努力もしてたような気がするけど。

 

 「さあ!他には居ませんの?私まだ準備運動程も動いておりませんわよ!!」

 

 うーむ、どうしようか。恐らく、今の俺ならギリギリ勝てる気がする。カリンは相当強いが、あそこまで慢心していれば勝負を決めるのは難しくないはずだ。しかし、勝てたとしても面倒なことになりそうなんだよなぁ。そんなふうに迷っている俺にサクラが声をかけてきた。

 

 「ねえねえアル、私がたたかってもいい?咲桜拳(しょうおうけん)つかってもいいでしょ?」

 

 どうやらサクラがカリンと戦いたいようだ。俺にわざわざ聞いてきたのは、サクラは父さん達から歳が近い相手と勝手に闘うことと、咲桜拳を(俺以外に)使用することを禁じられているからだ。

 

 なぜかって?手加減がとんでもなく下手だからだよ。同じ年代の子どもと闘わせたら、大惨事になってしまう。これは実験台(おれ)との組手の結果くだされた判断なのである。なので、サクラは同年代と闘う時は、父さん達か俺の許可をとるようにと言われているのだ。

 

 あ、因みに技名が昇龍拳から咲桜拳に変わっているのは、もはや別の技だからと俺が命名しました。桜の字が入っていると説明したら、サクラも気に入ったようでそう呼んでいる。まあ、原作のまんまの名前なんだけどね。

 

 「そうだなぁ。ちょっとまってね」

 

 少しカリンに確認して、大丈夫そうだったら許可を出そう。

 

 「おーい!神月さん、ちょっと聞きたいことがあるんですけど」

 

 「おや?貴女は先程の情報提供者の方ですわね。どうかなさいましたか?まさか貴女がお相手してくださるのかしら?」

 

 「いや、少し聞きたい事があるんですよ。この勝負の勝利条件を教えてくれませんか?」

 

 この条件次第ではサクラの許可が出せないので俺が闘わないといけなくなる。出来ればサクラに闘ってほしいな、本人もやる気だしね。

 

 「最初の試合前に説明したのですが、どうやら先ほど来られたばかりのようですわね。簡単にいえば相手の戦意喪失、または戦闘不能。それとリングアウトですわね。ああ、安心なさって?怪我をしたとしても神月の医師団を待機させておりますから」

 

 「うん、じゃあ問題ないね。サクラ、行っていいよ。もちろんアレも使っていいから」

 

 「いいの!?やったーー!!はいはーい!!私!私がちょうせんするよーーー!!」

 

 戦意喪失だけだったらサクラはやり過ぎる可能性があったが、医師団もいるみたいだし大丈夫だろう。どちらももチートの塊みたいなものだし、いい勝負が見れそうだ。

 

 「よっと!おまたせーー!!私、春日野さくら!神月さんのクラスメートだよ!よろしくね!!」

 

 「あらあら、大丈夫でして?私、たとえ同学年の女性といえども容赦しませんわよ?」

 

 「うん!のぞむところだよ!私だって修行してるんだから!!負けないよ!」

 

 「......いいでしょう。神月流の強さ、身を持って教えて差し上げますわ!!神月かりん、参ります!!」

 

 

 

 FIGHT!!

 

 

 「いっくよーーー!!でぇーいっ!!」

 

 「っ!!なかなかやりますわね!しかし、甘いですわ!」

 

 先に仕掛けたのはサクラだった。なかなかに鋭い蹴りを放つがギリギリで躱されてしまった。しかし、その一撃でサクラの実力をある程度理解したらしい。カリンの表情に少し驚きが浮かんだ。

 

 「まだまだぁっ!!やあっ!!」

 

 「くあっ!やってくれますわね......っ!」

 

 先ほどの蹴りは牽制で、躱されることを想定していたのか回避で体勢の崩れたカリンにサクラが正拳突きを叩き込んだ。多少浅かったのかダメージはそれほどないようだが、当たったことには違いない。カリンは非常に悔しそうである。

 

 「正直舐めていましたわ......。まさか私と同じ年頃でここまで強いとは思いませんでしたわ」

 

 「えっへへ!」

 

 褒められて嬉しそうなサクラ。しかし、カリンの雰囲気が変わった。恐らく次からは本気で来るな。 

 

 「ですが......ここからは私の独壇場ですわ!!紅蓮拳(ぐれんけん)っ!!」

 

 「っ!?」

 

 鋭い踏み込みからの掌底の二連撃。そのあまりの速度にガードこそ間に合ったが動きを止めてしまうサクラ。拙いな、確かあの技は......

 

 「烈尖頂!(れっせんちょう)」

 

 「あうっ!!」

 

 「紅蓮崩掌!!(ぐれんほうしょう)」

 

 「きゃああっ!!」

 

 そう、連撃なんだよ。ゲームでは追加入力で技が発生するんだよな。それにしてもサクラは追撃の肘打ちと掌底の二発をもろに喰らってしまったようだ。かなり大きなダメージを受けたみたいだ。

 

 「っ!、このくらいで!せぇいっ!!」

 

 「みえみえでしてよ!!夜叉返し(やしゃがえし)!!」

 

 今度は当身技(カウンター)か。カリンはサクラのパンチを受け流して顎に手の甲で打撃を加えていた。......本当に小学二年生なのだろうか。恐ろしいまでの完成度だ。

 

 「あいたぁっ!!くぅ~~、今のは効いたぁ」

 

 「なかなかにタフですわね。修行をしていたというのは嘘ではないようですわね。しかし、もう立っているのも辛いのではなくって?」

 

 サクラは若干ふらついているが、まだ大丈夫そうだな。しかし、カリン優位なことは確かだな。

 

 「たしかに辛いけど......なんだかわくわくしてきちゃった!!」

 

 「そう......なら、今楽にして差し上げますわ!!」

 

 

 そして二人は同時に攻撃を放った。

 

 「とぉおーーーーっ!!」

 

 サクラは天性の体のバネを最大限に活かしての跳躍蹴り。どうやったらあの距離の助走であんな勢いがでるのかわからないほどの一撃だ。

 

 「神月流 無尽脚(むじんきゃく)!!」

 

 対するカリンは若干前進しながらの蹴り上げだ。しかも素早く左右の足を使い二発の蹴りを放っている。

 

 「っつ!!がふぅっ!!」

 

 「かはぁっ!!......しかし!!確かに捉えましたわ!」

 

 結果はどちらも相手にクリーンヒット。しかし、カリンの無尽脚の二発目が正確にサクラの顎を撃ちぬいていた。一発と二発では、当然二発の方がダメージがでかい。これはヤバイかもな。

 

 「ふぅ。非常に楽しめましたわ。まさかここまで「まだだよっ!!」なんですって!?」

 

 完全に決まったと思われたが、なんとサクラは立ち上がった。よく持ちこたえたな。もう体力も限界だろうがその目には諦めの色が微塵もない。ここから逆転する気満々だな。

 

 「......まだ立つのですか?無理はおやめなさい。私の勝ちは揺るぎませんわ!」

 

 「そんなこと!最後までやってみなくちゃわからないよ!!それに......まだ、私は全部出せてないんだ。だから!いくよっ!!」

 

 「くっ!!このぉ!!」

 

 サクラのあまりの覇気に一瞬だけカリンの反応が遅れた。迎撃に拳を繰り出すがサクラの一撃の方が僅かに速かった。

 

 「咲桜拳っ!!!!」

 

 「そ......んな。この私が......」

 

 サクラの全身全霊を込めた咲桜拳がカリンを捉え、上空へとうち上げる。そしてそのままリングに倒れこんだ。どうやら勝負がついたようだ。

  

 「お嬢様!!ええい!!試合は終了だ!!医療班っ!!何をしているっ!!急げ!!」

 

 「お待ちなさい!」

 

 カリンが起き上がりながら神月財閥の人間を静止する。かなり無理をしているようだが、大丈夫かな?しばらく安静にしてた方がいいと思うけど。咲桜拳(アレ)はまともに喰らうとむちゃくちゃ痛いからな(実体験)。

 

 「......負けましたわ。春日野さくらさんでしたわね。いずれ必ず私が勝利いたしますわ」

 

 「次も負けないよ!だって、真の格闘家を私も目指してるんだから!!」

 

 それにしてもいい勝負だったな。正直実力ではカリンの方が上だったみたいだけど、最後にサクラが気合で勝利をもぎ取ったな。最初から全力を出していれば、恐らくカリンが勝っていたんじゃないかな。

 

 「よろしくてよ!サクラさん!貴女をこの私のライバルと認定いたしますわ!!」

 

 「え!?ライバル!?私としては先に友達に「柴崎!帰りますわよ」あ!ちょっと!」

 

 「かしこまりました。総員撤収作業を開始しろ。10分以内だ」

 

 「オーホッホッホッホ!それではサクラさん!ついでに皆さんもご機嫌よう」

 

 サクラは友だちになりたかったようだが、カリンはライバル認定すると体育館前に乗り付けていた凄く高そうな無駄に長いリムジンにのりこんで帰ってしまった。しかも本当に五分以内で撤収作業を終えて帰還する神月財閥のスタッフ。そして取り残された俺達。嵐のようにめちゃくちゃな女の子だったな......。

 

 「......授業は?」

 

 「あ」

 

 ハイライトの消えた瞳で先生が呟いた一言で、まだ一時間目だった事を皆が思い出したのだった。

  




神月かりん、早退。

次の話では、ホントにサイキョーの男が登場しますんで!もう予告詐欺はしないから許してください。

???「これがサイキョー流だ!!」

 今回の勝負

 春日野さくら(勝利)対神月かりん(敗北)

 決まり手:咲桜拳

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