リリカルなのはー聖王と魔弾の射手ー   作:ハマトラ

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予告通り原作開始です!
気付けばお気に入り数100突破………正直予想以上で感謝してもしきれません!

簡易プロフィール

八神穹(10)cv.イメージ 内山昂輝

デバイス名:ホルク(インテリジェントデバイス)

術式:ミッド式(ベルカ混合)

フォーム:スナイパー
    ガンナー

レアスキル:????

髪の色:白

髪型:参考(閃の軌跡の主人公、リィン)

目:参考(ワールドトリガーの空閑)

魔法:『魔弾の射手』(穹命名)転送系攻撃魔法

   


第12話 八神穹②

st.ヒルデ魔法学院、聖王教会系列の学校で多くの騎士、魔導士を輩出してきた由緒ある学校である。

そして、その学校に今………………

 

穹「…………」

 

ヴィータ「……………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緑がかったマントにフードを被って木の影に潜む不審者…………もとい穹がいた。

 

ヴィータ「あぁ~穹?今まで来たこと無いところで警戒するのもわかるが……………今日からお前が通う学校だろ、バッグワーム取れ、バリアジャケット解除しろ。どう見ても不審者だぞ」

 

穹「わ、わかっているけど……………つい」

 

穹はバッグワームとバリアジャケットを解除する。

学院の制服を着るのは初めてで違和感を覚えていた。

 

穹「ごめん、ヴィータ姉さん。姉さんも仕事あったのに付き添いに来てもらって………」

 

ヴィータ「いいって、はやてが一番悔しがってたからな。『息子の門出を見れんなんて最悪や~!!!』って今朝も発狂してたし……」

 

ホルク『確か、片付けねばならない次元犯罪案件が出来たのだったな』

 

ヴィータ「今頃、その次元犯罪者に八つ当たりしてる頃だろうな。今回ばかりは同情するよ」

 

ヴィータははやての収束魔法や砲撃魔法でオーバーキルされている次元犯罪者を想像して合掌した。

 

ヴィータ「さて、まずは学院長に挨拶だな。」

 

ヴィータに連れられて、穹は学院の中に入っていった。

 

 

 

ヴィヴィオ「………………ん?」

 

??「ヴィヴィオ、どうしたの?」

 

ヴィヴィオ「…………ううん、なんでも無い」(さっき、穹君がいたような……)

 

 

 

 

 

そして穹は学院長に挨拶を済ませ、ヴィータと別れて今教室の前に立っている。

 

穹「…………大丈夫、だよな?」

 

ホルク『あぁ、あとは落ち着くことだ。』

 

穹「まさか、俺が学校に通う時が来るとはな」

 

 

 

 

その頃、教室内では全員が席につき、担任が教壇に上がっていた。

 

「この後すぐ、講堂にて始業式が行われます。その前に、今日から皆さんと共に学ぶ転入生を紹介しましょう。」

 

新しい仲間が増える、教室中がざわついた。

もちろん、このクラスの高町ヴィヴィオとその友人、コロナ・ティミルとリオ・ウェズリーも例外ではない。

 

リオ「転入生か……どんな子かな~」

 

コロナ「楽しみだねぇ」

 

ヴィヴィオ「お友達になれたらいいなぁ~」

 

「それでは入って来て下さい。」

 

教室が静かになり、扉が開かれて入ってきたのは雪のように白い髪の少年だった。

 

ヴィヴィオ「…………………え?」

 

入ってきた見知った顔にヴィヴィオは目を丸くした。

 

 

 

 

穹「……………八神穹です。よろしくお願いします」

 

ヴィヴィオ「そ…………穹君!!!!!?」

 

穹「……あ、ヴィヴィオ」

 

驚きのあまり、ヴィヴィオは立ち上がって思わず声を挙げてしまった。

担任の咳払いで我に返り、恥ずかしさから顔を真っ赤にして座った。

 

「それでは皆さん、八神さんから色々聞きたいようですが、そろそろ時間ですので講堂に向かいましょう。」

 

担任についてクラスの生徒が次々と教室を出た。

そして講堂にて始業式を終えると授業も無く、穹は学院を散策していたが……………

 

穹「ここ………どこだ?」

 

道に迷っていた、辺りを見回すと制服の違う自分より年上の生徒ばかりだった。

 

??「あなた、初等科の生徒ですね?ここは中等部ですよ?」

 

声をかけられ振り向くと瞳が青と紫のオッドアイの女子生徒がいた。

 

穹「えっと…………すみません。俺今日転入したばかりで道に迷ってしまいまして……」

 

??「そうでしたか、初等科に戻るのでしたらそちらの渡り廊下を真っ直ぐ行けば戻れますよ」

 

穹「あ、ありがとうございます!」

 

穹は足早にその場を去った。

 

??「あの子、動きに全く無駄がなかった。何者なのでしょうか……」

 

穹は渡り廊下を渡って初等科に戻ると近くの壁に寄りかかった。

 

穹「……………ホルク、気付いたか?」

 

ホルク『あぁ、彼女はただ者ではなさそうだ。我々同様裏の出身か?』

 

穹「………さぁな」

 

穹が歩き出そうとした時、突然後ろから肩を掴まれた。

振り返ると、今度は見知ったオッドアイが息を切らせていた。

 

ヴィヴィオ「や、やっと…………見つけた……」

 

穹「………ヴィヴィオ、どうしたの?ってか大丈夫?」

 

ヴィヴィオ「ごめん、大丈夫。穹君中々見つからないから……」

 

穹「中等部に………迷い込んでた」

 

ヴィヴィオ「……………どうりで見つからないと思ったよ」

 

穹は息を切らせるヴィヴィオを宥める。

 

穹「それで、何か用?」

 

ヴィヴィオ「そうだ!これから私と私の友達とで図書館行くから行こう!リオとコロナに紹介したいの」

 

穹「いや、明日でも……」

 

ヴィヴィオ「じゃあ行こう!」

 

穹「人の話聞けよ!」

 

穹はヴィヴィオに図書館へと強制連行されていった。




裏話 八神無双

穹が教室に入ったまさにその頃────
ミッドチルダの倉庫区画、そこは今地獄と化していた。
燃え広がる炎、死屍累々たる次元犯罪者達、粉々に砕かれた違法デバイスと兵器。

そして───────


その中心に立つ黒い翼に杖を構える修羅が一人


「ひ、怯むな!あの伝説の部隊長でも相手はたった一人だぞ!!数で押し切れ!」

迫り来る次元犯罪者達、しかし修羅こと八神はやては静かに怒りを燃やし杖を構えた。

はやて「よくもまぁ、こんだけ人数揃えたもんやなぁ。ブラッディ・ダガー!」

無数の血色のダガーが現れ、迫り来る次元犯罪者達を無慈悲に切り刻み─────

はやて「雑種共がぁ!!!!よくも穹の門出見送るん邪魔しよったな!天誅下したる!!!なのはちゃん、ちょっと借りるで♪スターライトブレイカー!!!!!!」

白い悪魔の代名詞の無慈悲な収束魔法が倉庫区画の一部諸共、次元犯罪者達を飲み込んでいった。

その様子を見ていた友人二人は………………

フェイト「ねぇなのは?」

なのは「なぁに、フェイトちゃん?」

フェイト「私、今のはやてが魔王に見えて仕方ないよ」

なのは「魔王?私には金ピカの英雄王さんに見えたよ」

無論、この後はやてには始末書地獄が待っていたのは言うまでもない。
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