リリカルなのはー聖王と魔弾の射手ー   作:ハマトラ

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リリなのシリーズもの、無印編予告出来ましたので活動報告に載せてみました
まず、こっち進めないといけないのです………

尚、今回は魔王本領発揮につき短く終わるかもしれません


第29話 高町なのは④

元スターズの次、元ライトニングのエリオ、キャロの狙撃対応訓練がすぐに行われた。

しかし、密猟者と違い対人の狙撃は似て非なるもので二人は四苦八苦するも2時間かけてようやく終わった。

 

スバル「ふ、二人共…………おつ、お疲れ……」

 

ティアナ「ちょっとスバル、笑っちゃ可愛そうでしょ………」

 

キャロ「?……………どうしたんですか?」

 

キャロを見るなり必死に笑いをこらえるスバルとティアナにキャロは頭に?を付けて首を傾げた。

 

エリオ「えっと…………キャロ?凄く言いにくいんだけど……」

 

エリオはキャロに鏡で今の自分を見せた。

丁度、両方の頬に赤い丸の被弾マーカーが付けられていた。

 

キャロ「な、何これぇ!!!!!!」

 

スバル「アハハハ!!!!!お父さんが昔見せてくれたアニメにあんなのいた!!」

 

ティアナ「お腹痛い!!穹、あれ絶対確信犯よね!?」

 

穹「キャロさんが、あまりに隙だらけだったもので………つい」

 

腹を抱えて爆笑する二人に穹はしれっとわざとやったことを白状した。

その顔からは反省の色が全く見られない。

 

キャロ「エリオ君~穹君がいじめる~!!!」

 

エリオ「あ~よしよし……」

 

泣きつくキャロをエリオが宥めた。

その光景はいじめられて兄に泣きつく妹にしか見えなかった。

 

その光景を見ていたギャラリーのヴィヴィオ達は…………

 

ヴィヴィオ・ノーヴェ(……兄妹にしか見えない)

 

リオ・アインハルト・コウヤ(………兄妹?)

 

ルーテシア(いいの撮れた♪これでまたいじるネタが増えた♪)

 

コロナ(兄妹…………禁断の恋…………エリオ(兄)×キャロ(妹)…………それはそれで………)

 

約1名完全に妄想に浸っているが半数が似たことを思ってたのは言うまでもない。

 

なのは「じゃあ、あとは私とフェイトちゃんだね」

 

穹「本当にやるんですか?…………必要ないと思いますけど……」

 

フェイト「そんなことないよ、私達だってちゃんと訓練しないと勘が鈍っちゃうからね」

 

穹は渋々了承して演習場内に消えていった。

それを見送ったなのはとフェイトは所定の位置につき、表示されたカウントが0になると同時に文字通り飛び出した。

 

なのは「さて、穹君はどう出るかな?」

 

フェイト「ティアナの時みたいに超遠距離から狙撃してくるかもしれないね」

 

なのは「それならそれで対処のしようがあるんだけどね~」

 

しかし、そんな二人の予想と違い穹は隠れることを優先していた。

生半可な狙撃ではあの二人にはかすりもしないと判断したからである。

当たりもしないのに撃てばそれは自分の居場所を教えるようなもの、そこで穹は遠距離にいると予想する二人の裏をかいた。

穹がいるのは二人がまもなく通過する通路のすぐ隣にある建物の屋上だった。

そして低空飛行する二人の姿を捉えると、イーグレットを2つ用意して構える。

そしてギリギリまで物陰に身を隠して、二人が通過した瞬間に2つのイーグレットを構えて狙いを定め、引き金を引いた。

頭とはいかなかったが、なのはとフェイトの背中に被弾マーカーが表示されたことを確認した穹は二人と目が合った途端一目散に逃げ去った。

 

穹「は、ははは………やってやったよ、ツインスナイプ!あのエース二人に被弾させてやったよ!!!」

 

穹の中にあの管理局のエースを出し抜いたという愉悦があったがそれもすぐに恐怖に変わった。

遠目から、なのはが杖に魔力を収束させていることに気付いたからだ。

 

なのは「穹君見つけた…………随分遠くまで逃げたね、逃がさないけど…………スターライト──」

 

穹は必死に遠くへ逃げるが頭の中ではわかっていた、逃げても無駄だということに………

 

なのは「ブレイカー!!!!!!!」

 

そして穹は迫り来る光に為すすべもなく飲み込まれていった。

 

クリアタイム 5分

 

被弾数 

なのは 1

 

フェイト 1




裏話 小さき者達の苦悩

ヴィータ「この前さ、嘱託魔導師の教導やったんだけどさ、そしたらなんて言われたと思う?『教導官さんは子供なのに凄いですね!!』だとよ……普通ならアイゼンで埋まるまで叩きのめすんだが、純粋な目して言うんだよ!!殴れるか~!!!!」

ソウジ「確かに辛いな………俺は知り合いの付き合いで飲みに行った時、酒を注文したら店の奴に『未成年にお酒は出せません』と言われた…………執務官の身分証を見せた時など偽装だと疑われた……」

ヴィータ「ソウジ、お前も辛い人生送ってるんだな…」

ソウジ「なに、お前程では無い……こんな身近に同じ悩みを抱えている奴がいるとはな……」

ヴィータ「あぁ……………もう少し、早くに語り合いたかったぜ」

ソウジ「…………同感だ」

この日、見た目子供な二人の間に妙な友情が芽生えた。

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