リリカルなのはー聖王と魔弾の射手ー   作:ハマトラ

30 / 64
ふと思いましたがボーダーのオペレーター女性陣レベル高いですよね~

近い内企画として人気投票でもやってみようかな~なんて思ってたりします


第30話 コウヤ・イズノヤ③

狙撃対応訓練が終了し、全員バリアジャケットを解除して集合したわけだが・・・・・・・・・・

 

穹「なのはさん怖いなのはさん怖いなのはさん怖いなのはさん怖いなのはさん怖い」

 

穹は最後になのはからうけた収束魔法が余程トラウマになってしまったらしく建物の影にうずくまってうわごとのように同じことを呟いていた。

 

なのは「そ、穹君?その・・・・・ごめんね、そこまで怖がられるなんて思わなかったから―――」

 

穹「ヒッ!!」

 

穹はなのはの顔を見るなり尋常ではない程怯えて建物の中の物陰に隠れてしまった。

 

ティアナ「えっと・・・・・なのはさん?多分『これ』が原因かと・・・」

 

ティアナは先程の訓練映像を再生してみせた、穹に向けて魔力を収束していた際のなのはの目からはハイライトが消えて・・・・・・・・・・・笑っていたのだ。

 

なのは「え!?私こんな顔してたの!!」

 

エリオ「あ~・・・・・これは確かに怖いですよね・・・」

 

スバル「なのはさんたまに子供っぽいとこありますからね~」

 

キャロ「でもだからってこれはやりすぎですよね~・・・」

 

なのは「あうぅ~フェイトちゃん~周りに味方がいない~」

 

フェイト「あ~・・・・よしよし」

 

元教え子達の容赦ない口撃になのははフェイトに泣きつき、フェイトもやれやれという表情でなのはを宥めた。

それを見たギャラリーの反応は・・・・・・

 

コロナ以外全員(なんかデジャヴ・・・・・・)

 

コロナ(フェイ×なのktkr!!あとでネタをまとめないと!)

 

約1名を除いて先程のエリオとキャロの光景と被って見えたことはいうまでもない。

 

 

 

 

 

その日の夜、なのはとフェイトとメガーヌ以外の女性陣は温泉に入り、恐怖から立ち直り復活した穹とコウヤはロッジの近くでトレーニングをしていた。

 

コウヤ「ハウンド!!」

 

コウヤの右手にキューブ状の魔力弾が出現し、8つに分裂すると上空に撃ち上がり、放物線を描き穹に迫った。

穹は冷静に弾道を見極め、確実に避けていく。

コウヤは左手に新たなキューブが形成され、今度は細かく分裂して周囲に散りばめていく。

 

コウヤ「ならこれはどう避ける?バイパー!!」

 

無数の魔力弾が不規則な弾道を描きながら穹に襲いかかる。

穹は迫りくるバイパーをギリギリで避けながらキューブ状の魔力弾を形成していく。

 

穹「アステロイド・低速散弾!!」

 

穹のキューブから小さな粒子がスローで発している。

この粒子は極小のアステロイドで穹は性能を弾速0,1、射程29,9、威力70の魔力配分に調節して自分の周囲を弾幕で埋め尽くし四方八方から襲い来るバイパーを相殺した。

 

コウヤ「ほお、いい発想じゃねえの。ならこれで———」

 

穹「?・・・・・師匠、温泉のほうが騒がしくないですか?」

 

穹に言われコウヤが聞き耳をたてると、確かになにやら騒がしかった。

その時、指輪が発光してホルクが出現した。

 

ホルク『穹、温泉の方から魔力反応だ。これはリオのものだな』

 

穹「リオの?一体何が———」

 

リオ「やあああああああああ!!!!絶招炎雷炮!!!!!!」

 

次の瞬間、温泉の方向に凄まじい雷が迸り、轟音と共に何かが遥か上空に打ち上がった。

 

穹「不審者か?」

 

コウヤ「かもな・・・・・穹、前教えた『あれ』できるよな?」

 

穹「出来ますけど、まさか・・・」

 

コウヤ「そのまさかだ」

 

コウヤは口角を吊り上げると、両手にキューブを形成した

 

コウヤ「メテオラ+バイパー」

 

穹はため息交じりにコウヤ同様両手にキューブを形成した。

 

穹「アステロイド+アステロイド」

 

二人の両手のキューブが交わり、一つのキューブとなり、8つに分裂した。

 

コウヤ「トマホーク(変化炸裂弾)!!」

 

穹「ギムレット(徹甲弾)!!」

 

穹の8つの魔力弾が直線上に不審者?に襲い掛かると同時にコウヤの魔力弾がバイパーのように不規則な弾道迫った。

 

??「え!?ちょ・・・・・ま・・・・」

 

そしてほぼ同時に着弾して花火のように大爆発を起こして不審者は温泉の中に落ちていった。

 

穹「師匠容赦ないですね、吹っ飛ばされた不審者に合成弾はやりすぎですよ」

 

コウヤ「まあ、生きてはいるだろ・・・・・・・・・・・多分。にしても、ひいき目なしに上達したな。明日の朝にでも特殊弾ひとつ解放してやるよ」

 

穹「ありがとうございます、あの不審者気になりますし一度戻ってみましょう。」

 

コウヤ「そうだな、今頃なのはさん達が確保してる頃だろうけどな」

 

穹とコウヤはバリアジャケットを解除するとロッジに戻っていった。




本日NGシーン
第26話八神穹⑤より

ノーヴェ「穹もやってみるか?」

穹「俺ですか?…………川に穴くらいなら空けられるかな」

ノーヴェ「……………は?」

穹「ホルク」

ホルク『心得た、弾印(バウンド)』

穹の足元に弾印が現れ、それを踏むと穹は空高く上昇した。

ホルク『強印・二重(ブースト・ダブル)』

次に穹かざした左手に『強』と書かれた印が浮かびそれは川に配置され、穹は勢いよく印を殴りつけた。
しかし、勢いがつきすぎて川に大穴を空けて川底に拳をぶつけてしまった。
当然穹は泣き出してしまった。

リオ「うわ~痛そう~」

するとどこからかサイレンがなってアナウンスのようなものが流れてきた

『門(ゲート)発生!門(ゲート)発生!』

突然黒い穴のようなものが川の真上に現れて「何か」が勢いよく穹に向けて飛び出した。

はやて「穹!大丈夫か?痛かったな~よしよし」

監督「カットオオオオオオ!!!!!!ちょ!あんた何勝手に出てんの!?」

はやて「息子心配するんは当然やろ?」

監督「いやいやいや!色々おかしいからな!!ってか何あの門(ゲート)!!なんであそこから出てきた!?」

はやて「穹が泣いてる気配がして転移したら『ロドクルーン』ってとこの船の中でな。玄海(ミデン)がどうのとかわけわからんこと言うとったからボコボコにしてここに来れるようにさせたんよ」

はやてはどや顔でそう言った。

監督「原作で『ロドクルーン』不参加なのお前の仕業かあああああ!!!!!」

*詳しくはジャンプにて人気連載中の「ワールドトリガー」にて

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。