リリカルなのはー聖王と魔弾の射手ー   作:ハマトラ

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模擬戦Round1
LIFE
ティアナ2500 フェイト2800 キャロ2200 コロナ2500
コウヤ2700 ノーヴェ3000 アインハルト3000

なのは2500 ルーテシア2200 穹2600 リオ2800
エリオ2800 スバル3000 ヴィヴィオ3000


第33話 模擬チーム戦②

試合開始と同時にスバルとノーヴェによって二色の帯状の足場が展開されて、ヴィヴィオとリオ、そしてアインハルトとコロナが帯の上を駆け上がる。

その上空を飛行するフェイトにはエリオが待ち構えていた。

あちこちで戦闘が行われている中、そこに穹がいないことにティアナは警戒していた。彼の狙撃と隠蔽のレベルの高さは実際に昨日身をもって体感した、それだけに警戒を強める必要があった。

 

ティアナ「皆、穹の姿が見えない。レーダーにも映ってないからあのマント使ってると思う、全員狙撃に警戒・・・・・・・・っ!!」

 

次の瞬間、ティアナの側面から一筋の魔力光がはしり、ギリギリで反応が間に合った為に回避出来た。

 

 

 

 

 

ホルク『・・・・・・外した、流石に次元犯罪を取り締まる執務官は危機察知能力が高いな』

 

穹「関心するのはあとだ、次の狙撃地点に移動するぞ」

 

穹がなのはから伝えられた指示は一つ、相手側のかく乱である。穹にはレーダーから姿を消す『バッグワーム』があり、さらに3種のライフルを用いて状況に応じた狙撃が出来る。『アイビス』を使って周囲の建物を破壊して移動を制限、『ライトニング』の弾速を利用して相手を混乱させ、『イーグレット』で相手自体を狙うことで注意をこちらに向ける。

穹にとって狙撃は超遠距離から標的を殺す為のものだった、しかし狙撃にはこういう戦い方もあった。

相手に当てる必要はなく、注意を自分に向けることで味方の負担はかなり減る。

あちこちで狙撃によるかく乱を行った穹はビルの屋上からイーグレットに持ち替えて次の標的に標準を合わせた。

 

穹「キャロさん隙だらけだな・・・・・・・遠慮なく頭を・・・・・っ!!」

 

直後、屋上の縁から四つの魔力弾が飛び出した。魔力弾は穹の真上で放物線を描いて穹に迫った。

穹はイーグレットを格納して回避行動に移る、魔力弾は屋上の床に着弾して穴をあけていた。

 

穹「ハウンド(誘導弾)・・・・・・・・・ってことは!」

 

 

 

 

 

 

 

コウヤ「んなとこでこそこそ何してんだ?・・・・・・・・・降りてこいバカ弟子~このビルごと吹っ飛ばすぞ~?」

 

ビルの下を覗き込むとそこにいたのはシューターの師匠にしてインターミドルの上位選手、コウヤ・イズノヤだった。

その周りにはすでにメテオラ(炸裂弾)とおぼしきキューブ状の魔力弾が展開されていた。

 

穹「し、師匠・・・・・・・・・・・・すみません、なのはさん。捕まりました、もう狙撃によるかく乱は出来そうにありません」

 

なのは『了解、こっちは大丈夫。ヴィヴィオがやられちゃって今回復してるの、その間コウヤ君の足止めお願い出来る?』

 

穹「・・・・・・とりあえず、リタイア第1号にならないように頑張ります。ホルク、フォームチェンジ」

 

ホルク『心得た、Foamchange、ShooterFoam』

 

穹の手からライフルが格納され、バッグワームが解除されると右手にキューブ状の魔力弾を形成した。

 

穹「師匠、しばらく俺と遊んでもらいますよ」

 

コウヤ「いいぜ~ただし、リタイア第1号になってもしらねえぞ。メテオラ(炸裂弾)!!」

 

コウヤは展開していたキューブ状の魔力弾を一斉に射出する、着弾と同時に爆発が発生し穹の移動範囲はかなり狭められた。

穹は正面からの撃ち合いは不利と判断し、路地に逃げ込む。しかし、コウヤが追ってくる気配はなかった。

 

ホルク『・・・・・穹、高町殿がアインハルトと交戦しているようだ』

 

穹「状況は?」

 

ホルク『アインハルトが捕縛盾に捕まっているな』

 

穹「とりあえず、上に行こう。」

 

ホルク『心得た、弾印(バウンド)』

 

穹が弾印で近くの建物の屋上の降り立った瞬間、シューターから放たれるレーザーと砲撃が一角を吹き飛ばした。

 

穹「今のえげつない砲撃って・・・・・・・」

 

ホルク『高町殿だな、アインハルトは捕縛盾から抜け出して攻撃に転じたがすぐに反撃されたようだ』

 

穹「あれ・・・・・・・白い悪魔ってより・・・・・・魔王だな」

 

その時穹の視線がある方向に向けられた、無数の魔力弾を展開するティアナといつの間にかその後ろに立つコウヤが見えた。

 

穹「あれはマズイ、ホルク!!」

 

ホルク『心得た、盾印四重(シールド・クアトラ)』

 

 

 

 

ティアナ「コウヤ、準備はいい?」

 

コウヤ「いつでも行けますよ!」

 

ティアナ「これが赤組勝利の篝火、クロスファイア・フルバーストっっ!!」

 

コウヤ「全方位展開型バイパー(変化弾)、『鳥籠』!!」

 

ティアナの一斉掃射と360°に展開される広範囲のバイパーが一斉に青組に襲い掛かり、ほぼ全員がこれでライフを削られた。

 

穹「師匠・・・・・追ってこないと思ったらあんなの準備してたのか」

 

ルーテシア『穹、エリオと合流して、少し早いけど仕掛けるわよ!」

 

穹「了解、ホルク!」

 

ホルク『心得た、弾印七重(バウンド・セプタ)』

 

穹はルーテシアからの指示を受けて、大きめの弾印を展開してエリオの元に向けて飛び上がった。

模擬戦の初戦は佳境を迎えつつあった。

 




裏話 試作型シューター誕生秘話

case1アステロイド

シャーリー「それじゃあ実験開始、シューター展開!」

「了解、アステロイド!!」

眼鏡をした局員の被験者(cv.イメージ梶裕貴)がキューブ状の弾を形成すると・・・・・・

「ブホっ!!!!」

何故か被験者の顔面に向けて射出され、命中し眼鏡は粉々に砕け散った


case2ハウンド

シャーリー「き、気を取り直して次行こう!」

「り、了解・・・・・ハウンド!!」

先程の被験者に予備眼鏡を渡して、ハウンドを撃ってもらった
今度は曲がりすぎて、横にいた計測班が吹っ飛んだ

「ぎゃああああああああああああああ!!」



case3バイパー

シャーリー「計測班の犠牲は無駄にはしないわ!次!!」

「は、はあ・・・・・・バイパー!!」

計測班が担架で運ばれ、今度はバイパーを撃ってもらった。突然コントロールを失いモニターしていたシャーリーに命中した

シャーリー「嘘ォ!!」



case4メテオラ

シャーリー(全身包帯)「まだよ、まだ終わらないわ!」

「わ、わかりました・・・・・・・メテオラ!!」

メテオラを展開する、射出前に爆発を起こした

「ぎゃああああああああああ!!手が!手がぁ!!」

この被験者となった局員は顔面強打、鼻骨骨折、手全体の粉砕骨折により数か月入院することになったのは言うまでもない








はやて「ってなわけでそのシューターにはシャーリー含む技術班の血と汗と努力がつぎ込まれとるんや!」

穹「いや、血どころかかなりの犠牲者出てるけど・・・・・」


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