リリカルなのはー聖王と魔弾の射手ー   作:ハマトラ

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ーーーーー新章突入

そしてvivid lifeネタ投入


第三章 魔弾の狂信者
第36話 八神穹⑦


無人世界での合宿を終え、穹達は各々インターミドルに向けてのトレーニングを重ねながら平穏な学校生活を送っていた。

 

「今日の魔導実技はゴーレム創成実習で~す」

 

眼鏡をかけた女性教師が簡単にゴーレム創成について説明を始めた。

ゴーレム創成とは、自然界の物質を素材として魔力で動く自動人形を創成する魔法技術でコロナが合宿で使っていた「ゴライアス」もこれに分類される。

しかし、人型のゴーレムを作るには繊細な技術が必要になり本来ならば中等部で習うものである。

故に、クラスで人型に挑戦しようというものは一人もいない。

ただ一人を除いて…………

 

ヴィヴィオ「コロナが縮んじゃった!」

 

思わず近くの席のリオと穹もヴィヴィオの方を向く、するとヴィヴィオの手の平に人形サイズのコロナが立っていた。

 

「お~流石ティミルさん、ゴーレム創成はお手の物だね~」

 

教師から賞賛を受ける中、丁度離れた席に以前穹の裏工作(自業自得)で罰を受けた三馬鹿が座っていた。

 

三馬鹿一号「愚かだな、人型など安直過ぎるものをチョイスするとは…………見よ、これこそ我が究極にして至高のゴーレム!その名も『夜叉丸ゴールド』!!」

 

三馬鹿二号「流石リーダー!ゴーレムを金色にするとは誰も考えない発想!!」

 

三馬鹿三号「まさに究極にして至高のゴーレム!」

 

などと言っているが、教師は華麗にスルーして周りの作品を見ていた。

 

「高町さんは、これは自分のデバイスかな?」

 

ヴィヴィオ「他に思い浮かばなくて……」

 

「ウェズリーさんのは…………………何これ?」

 

リオ「人型に挑戦した末路です………察してください……」

 

「あはは…………何事も挑戦することはいいことだよ!八神君のは…………これは?」

 

穹の机には核と何かの部品のようなものが所狭しと並べられていた。

 

穹「これから仕上げるところです」

 

そう言うと、穹は手慣れた手付きで部品を組み立てていく。

それはやがて、銃の形状になり仕上げにマガジンを装填して銃身をスライドさせた。

 

「や、八神君?一応聞くけど………それ何かな~?」

 

穹「何って………………イスラエル製ハンドガン、デザートイーグル50AEですよ?」

 

「いや名称聞いてるんじゃなくて!何故銃!!なんでこんなの知ってるの!?」

 

穹「昨日シグナム姉さんが、母さんの故郷の地球って管理外世界の色んな武器載ってる本見せてくれましたので……」

 

(お姉さん子供に何見せてるの!?)

 

穹「ちなみに魔力を込めると魔力弾を撃てる仕様に……」

 

穹が引き金を引くと、銃口から魔力弾が飛び出して三馬鹿の作った金色のゴーレムを一撃で粉々に粉砕した。

 

 

三馬鹿一号「夜叉丸ゴールドぉおおおおお!!!!!!!!!!」

 

「しなくていいから!危ないから!!」

 

結局、作ったゴーレム銃は没収された為、穹はヴィヴィオがクリスをモデルに作ったようにホルクをモデルに作ることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、管理局のはやての執務室では伝説の部隊長とも言われる指令、八神はやてがお茶を啜りながら仕事の合間の一時を寛いでいた。

 

はやて「やっぱり平和が一番やね~。リイン、例のデバイスどうなっとる?」

 

リイン「はい!術式の構成は終わったので来週には完成するです!!」

 

リインは元気よく笑顔で答える、その様子がとても微笑ましくはやてはリインの頭を撫でる。

 

はやて(近頃リインが管理局の数少ない癒やし要員とか陸部隊に舞い降りた天使とか言われる理由がようわかるわ~)

 

そう思いながら癒やされていると、ノックする音がして我に返った。

 

ユウ「ども~八神指令、実力派エリートユウ・キリサキ三等陸尉入りま~す」

 

ノックの後で入ってきたのは、実力派エリートを自称する陸戦魔導士、ユウ・キリサキだった。

 

リイン「ユウさん!お久しぶりです!」

 

ユウ「やぁリインちゃん、相変わらずちっちゃいな~」

 

リイン「ちっちゃくないです~!」

 

リインは反論してユウの腹を何度も叩くが、全く効いておらずユウはそんなリインを微笑ましそうに見ている。

 

はやて「…………で、私を『八神指令』と呼ぶってことは…………結構真面目な話なんやろ?」

 

はやてに向き直ったユウの表情からいつものふざけたようなものが消え、真剣な表情に変わった。

 

ユウ「この一週間、穹からなるべく目を離さないようにした方がいい。俺のレアスキルがそう言ってる」

 

はやて「!………何を視たんです?」

 

ユウ「穹の未来は、あいつが君の申し出を受けた時点でもう『裏』に戻る未来は見えなくなった……………筈だった。」

 

はやて「!!……………まさか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユウ「そう……………………昨日になって突然…………穹が『裏』に戻る未来が見えるようになってきた。」




裏話 108部隊のとある1日

この日、108部隊を指揮する部隊長、ゲンヤ・ナカジマは困惑していた。
その理由は………………

ゲンヤ「………………ギンガ、なんでそんなヒラヒラしたの着てるんだ?」

自分の娘で部下のギンガ・ナカジマがメイド服で仕事をしていたからだ。

ギンガ「えっと……………八神指令とケイさんにポーカーで負けた罰ゲームで……」

ゲンヤ(何やってるんだ、あのアホ共は…………八神は説教、ケイの野郎は減給だな)

ちなみにそんなギンガの姿を見ようと、他の部隊の隊員まで108部隊の隊舎に来ていた。

「美しい………」

「女神だ………」

「俺…………ギンガさんのメイド姿見れたから明日死んでも悔いは無い」

「俺…………今の任務終わったらギンガさんに告白するんだ……」

あまりにも目立ってしまい、恥じらう姿が更に彼等を発狂させてしまう為、すぐいつもの隊服に戻ったことは言うまでも無い。



そしてはやては………

はやて「すみませんでした………」

ゲンヤの拳骨+説教2時間を受けて…………



ケイ「え……………俺減給!?しかも2ヶ月!!?」

ケイは2ヶ月にわたり、給料を半分に減らされたらしい………
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