『刹那を駆け抜け掴み取れ』
考えていただいたL'ike despairingさん本当にありがとうございました!
威風堂々、まさにその通りだった。穹の姉、ヴィータは愛機を手に少女の前に悠然と降り立った。
ヴィータ「シャマル、結界頼む。それとこいつら治療も」
シャマル「わかったわ………気をつけて」
ヴィータの後ろから現れたシャマルが術式を展開すると、公園を中心に半径5kmが結界に覆われた。
ヴィータ「さて、随分派手にやってくれたじゃねぇか」
??「…………何アンタ?邪魔だから消えて」
少女は一気に距離を詰めるとヴィヴィオに向けた凶刃がヴィータに迫る。
ヴィータはアイゼンで受け止めて顔色一つ変えずに防ぎきった。
??「!!!!!!!」
ヴィータ「意外に重いな、その歳で中々のもんだ」
少女は斧を持つ手に力を込める、しかしヴィータは全く微動だにしなかった。
少女は斧を引いてデタラメに振り回す、ヴィータはそれを全て防ぎ片手で全て弾き返していた。
ヴィータ「………………なるほど、超攻撃特化の短期決戦型アームドデバイスか。通りで一撃一撃が重いわけだ、けど………………」
少女は斧を地面に叩きつけて再び土煙を発生させる。シロウのように探知する術を持たないヴィータの視界は一瞬で土煙に覆われた。
少女はヴィータの背後に回り、その斧をヴィータの頭に目掛けて振り下ろした。
ヴィータ「甘ぇよ、小娘」
ヴィータはそれを読んでいたかのようにアイゼンを構えて振り向きながら背後の少女に向けてアイゼンを叩き込んだ。
ガードもされていない脇腹にアイゼンは突き刺さり、ミシミシと音をたてた。
??「ガッ……………ハ………」
ヴィータはそのままアイゼンを振り抜いて、少女は為す術もなく吹き飛ばされて近くのビルに激突した。
ヴィータは少女を追ってビルの中に入る、少女は斧を杖のようについてなんとか立ち上がっていた。
ヴィータ「死なねえ程度には加減してやった、大人しくした方が身のためだ」
??「……………黙れ、私には"彼"を忌々しい夜天と外に転がってる死に損ないの淫魔から救い出すという使命がある!」
ヴィータ「…………」
夜天、少女の口から飛び出した言葉にヴィータは眉をひそめた。
??「奴らを始末して、"彼"の……………『魔弾の射手』の目を覚まさせてあげるの!そして私は彼の憎むべき仇として彼の手で殺されるの………………ふふふ、その時こそが魔弾の射手のーーー」
ヴィータ「お前………………もう喋るな」
あまりにも妄執じみた言動、恍惚とした表情、ハイライトの消えたドロドロに濁った瞳、そして自分の家族を壊そうという発言、ヴィータの怒りが完全に頂点に達するには充分すぎた。
ヴィータ「アイゼン、カートリッジロード!!!」
アイゼンの先端部がスライドし、薬莢が飛び出してアイゼンはその姿を変えた。
ヴィータ「ヴィヴィオを殺す?それはなのはに喧嘩売ってんのか!!はやてを殺す?んなこと誰がさせるか!!!!穹を殺し屋に戻す?やっと暗闇から抜け出したあいつを……………私の大切な弟をそこに戻すわけねぇだろうが!!!!!!」
??「馬鹿が!!彼に姉などいない!彼は孤独な殺し屋なのだから!!」
ヴィータ「違う!あいつは……………私達の大事な家族だ!!!!!ギガント・シュラーク!!!!!!!!!!!」
ヴィータの放った一撃は少女諸共ビルを粉々に粉砕し、少女は真っ向から受けるが1分も保たずに押し負けた。
ヴィータは倒壊したビルを一瞥した後、すぐに治療を行っているシャマルの元に戻った。
シャマル「おかえりなさい、ビルはすぐ修復するわ。」
ヴィータ「チビ達は?」
シャマル「ヴィヴィオちゃんが一番酷いけどすぐ治せないわけじゃないわ」
ヴィータ「そうか……………良かっ……ッ!!!」
背後にまとわりつくような悪寒にも似た殺気、振り向くとビルごと粉砕した筈の少女があらぬ方向に曲がった片足と斧を引きずりながら現れた。
それはまるで壊れかけの人形のようでもあり、恐怖を覚えるものがあった。
??「ああ…………魔弾に捧げる筈だったこの身がこんなに…………許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない!!!!!!!!!!」
少女は片足を引きずりながらも凄まじい速さで距離を詰めて斧を横薙する。
咄嗟の判断の遅れたヴィータは防御が遅れて防ぐものの今度は吹き飛ばされてしまった。
少女はぐるりと視線を移して治療が終わり、元の姿に戻っているヴィヴィオに目を向けた。
シャマルは自身の愛機、クラール・ヴィントを構えようとする。
しかし、本来戦闘向きの騎士では無い彼女では少女に太刀打ちすることなど出来るわけも無く、防護魔法で防ぐもののそのダメージはかなり大きかった。
??「さぁ…………………今度こそ壊れなさい!!!!」
少女がその凶刃を振り上げようとした時、意識が覚醒し目を開きかけたヴィヴィオの瞳が何かを捉えた。
『弾印・六重(バウンド・セクスタ)』
それはまるで隕石のように凄まじい勢いで少女目掛けて落ちた。
その時に受けた蹴りで少女は吹き飛ぶ。
ヴィヴィオ「………………穹君?」
意識の覚醒しきって無いヴィヴィオの瞳が捉えたのはいつもの黒いロングコートのバリアジャケットを纏った穹の姿だった。
先週ワールドトリガーのオフィシャルデータブック発売しましたね!
草壁隊の隊長オペ子って新事実にびっくり
唯我総合能力修より低いてwww
佐鳥能力高いのに影薄いwww
二宮と加古さんと三輪は旧東隊メンバーのチームメイトだった!?
まだ出ていない3種の合成弾が!?
レイガスト開発の裏側も!?
堤の目が開いたら………!?
隊長候補ランキング単数、複数共に東さんダントツwwあ、当たり前か
迅さん主人公のワールドトリガーの元になった読み切りも面白かったです!