問題児たちと問題児を超えた問題児が異世界からくるそうですよ? 作:ちひろ(イオリ)
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では本編どーぞ
「はぁ、暇だ。退屈だ。俺の死因暇による死亡とかになんじゃねぇの」
1人真冬の中彷徨っているのはマフラーで口元を覆った青年だった
「ん?何だこれ」
そんな青年のもとに落ちてきたのは黒い手紙だった
「誰からだ?」
手紙には彼の名前とこんな文章が綴られていた
『悩み多し異才を持つ少年少女に告げる。その才能
手紙を読み終わった瞬間
「はっ?」
. . .
彼はいや彼らは上空4000mほどの位置で投げ出されたのだ
彼らは落下に伴う圧力に苦しみながらも、同様の感想を抱き、同じ言葉を口にした
「ど………何処だここ!?」
眼前には見た事のない風景が広がっていた
視線の先に広がる地平線は、世界の果てを彷彿とさせる断崖絶壁
目下に見えるのは、縮尺を見間違うほど巨大な天幕に覆われた未知の都市
彼らの前に広がる世界は─────完全無欠に異世界だった
『ぎにゃああああああ!!お、お嬢おおおおおお!!』
上空4000mから落下した三人と一匹は、落下地点に用意してあった緩衝材のような薄い水膜を幾重も通って湖に投げ出される
たった1人をのぞいては
「きゃ!」
「わっ!」
ポチャン、と着水。水膜で勢いが衰えていたため3人は無事ですんだか、少女とともに落ちてきた三毛猫はそうもいかない。慌てて少女がだき抱え、水面に引っ張り上げる
「…………大丈夫?」
『じ、じぬがぼおぼた………!』
まだ呂律が回らないながらも無事を確認した少女はほっとする
他の2人はさっさと陸地に上がりながら、それぞれが罵詈雑言を吐き捨てていた
「し、信じられないわ!まさか問答無用で引き摺りこんだ挙句、空に放り出すなんて!」
「右に同じだクソッタレ。場合によっちゃその場でゲームオーバーだぜコレ。石の中に呼び出された方がまだ親切だ」
「………。いえ、石の中に呼び出されてはうごけないでしょう?」
「俺は問題ない」
「そう。身勝手ね」
2人の男女はフン、とお互いに鼻を鳴らして服の端を絞る。その後ろに続く形で少女が岸に上がる。同じように服を絞る隣で三毛猫が全身を震わせて水をはじく。少女は服を絞りながら、
「此処………どこだろう?」
「さあな。まあ、世界の果てっぽいのが見えたし、どこぞの大亀の背中じゃねえか?」
少女の呟きに少年が応える。何にせよ彼らの知らない場所であることは確かだった
適当に服を絞り終えた少年は軽く曲がったくせっぱねの髪の毛を掻きあげ、
「まず間違いないだろうけど、一応確認しとくぞ。もしかしてお前達にも変な手紙が?」
「そうだけど、まずは〝オマエ〟って呼び方を訂正して。───私は九遠飛鳥よ。以後は気を付けて。それで、そこの猫を抱き抱えている貴女は?」
「………春日部耀。以下同文」
「そう。よろしく春日部さん。次に、野蛮で凶暴そうなそこの貴方は?」
「高圧的な自己紹介をありがとよ。見たまんま野蛮で凶暴な逆廻十六夜です。粗野で凶悪で快楽主義と三拍子そろった駄目人間なので、用法と用量を守った上で適切な態度で接してくれお嬢様」
「そう。取り扱い説明書をくれたら考えてあげるわ、十六夜君」
「ハハ、マジかよ。今度作っとくから覚悟しとけ、お嬢様」
「じゃあ最後に私達3人は濡れたのに、1人だけ助かった貴方は?」
3人の視線が青年に向く
えーっと駄文ですみませんm(__)m
誤字や脱語あったらすみません
1ページの量は短かったり長かったりします
主人公空気w