ソードアート・オンライン Daydreamers ー牢獄に咲く花ー 作:夢の中の夢
あまりに久しぶりなので簡単な前回のおさらい。
問い)フロアボス攻略会議の場で問題発生。多数の犠牲者が出たのはベータテスターのせいだという糾弾が起こり、ベータテスターとそれ以外のプレイヤーとの対立が明るみに。このままではボスの攻略が始まる前に終わってしまう。
この事態を治めるには?
正答)ベータテスターによる他のプレイヤーへの支援の実例を挙げ、犠牲者が出たのは彼らのせいではないと諭し、攻略組の意識をフロアボスに集中させる。
解答)ベータテスターも他の攻略組も同じ穴の狢だと等しく叩き潰し、攻略組以外のプレイヤーの認識を伝えてボス攻略以外に活路が無いように退路を断っていさかいなどしてる余裕を無くす。
そんな訳で大惨事の後の続きをどうぞ。
「すまない! 申し訳ない! ついカッとなってやってしまった! ……ごめんなさい」
会議のあった日の夜。トールバーナの宿の一室にて、私は必死の土下座を繰り返していた。その対面では、会議の収拾のために疲弊しきったディアベルが、半ば放心状態で椅子にもたれかかっている。
キバオウにはああいったものの、流石に攻略会議の開催だのを一手に引き受けていたディアベルに非はないのだ。
故に思いつく限りの謝罪の言葉を、諦観の顔でガックリと肩を落としているディアベルへかけ続ける。
「……ああ。うん、もういいよ、フツノ。キバオウさんを止め損ねたのは俺のせいだし、君の言う事だって正しかった。でも……」
そこで一息ついて一度言葉を飲み込んだディアベルは、なんとか笑顔を作って続きを口にだした。
「……でも、できれば、その。もう少しだけ抑えてもらいたかった、というのが本音かな」
「!? す、すいません。本当に、本当に申し訳ない!」
疲れた笑顔を向けてくるディアベルに対し、もはやロールプレイも何も全て投げ捨てて全力で謝った。
何せ、あと少しでこの一週間ばかりの苦労が水の泡となるところだったのだ。その危機が避けられたのも彼のフォローがあったからなので、その原因の1人としては誠心誠意謝る他はない。
なお、もう1人の原因はあの後も私に敵意を向けて苛立っていた。おそらく自分がやらかした事に気がついていないのだろう。随分と幸せなことだ。
「まあまあ、ディアベル。フツノだって反省はしているさ。それに言った事自体は正しかった。ここらで許してやってくれないか?」
今まで黙って様子を見守っていた友人が、頃合を見計らって口を出してきた。ディアベルもまたこれ以上引きずりたくないのか、手打ちの方向に持っていこうとする。
「……分かっているよ。確かに君達の今後の活動を考えれば、自分達を棚に上げてのベータテスター批判は無視できない。だからこそ、あの場で即座に叩き潰す必要があったんだろう。キバオウさんの言っていたプレイヤーは一部の人だけだし、そんな奴らのために足を引っ張られたくはないだろうからね。そもそも会議の前に話したいことがあるっていう彼の頼みを安易に引き受けた俺も悪かったんだ。この件は、ここで終わりにしよう。問題はこれからの事だ……」
最後に手を叩いて会議の件を終わらせたディアベルは、この場に集った仲間たちへと視線を向けた。
私や友人の他にも、ボス攻略戦の首脳部であるプレイヤー達がこの宿の一室に詰めている。
「じゃあ。とりあえず迷宮の攻略状況からいくぞ」
まず発言したのは、同じサーチライトで活動を共にするバレットだ。長髪を後ろで束ねたこの軽装の元ベータテスターは、会議の間にも数PTを率いて迷宮の攻略とマッピングを進めていた。
「一応二十層のマッピングも完了してボスの部屋への扉も発見した。今はみんなにそこまでの安全なルートの割り出しと選定を頼んでいる。これも明日の昼までには終わるだろうな。平行してデータもまとめているが、こっちは朝には渡せる予定だ」
「ありがとう、バレットさん達。でも、手柄を横取りする形になっちゃうけど、いいのかい?」
感謝と申し訳なさを混ぜ合わせたディアベルの言葉に、バレットは肩をすくめて答える。
「構わない。埋め合わせは、そこの馬鹿にしてもらう予定だ。ウチの仲間が迷惑をかけた侘びでもある。気にせず受け取ってくれ」
そう言いながらもバレットの鋭い目が私を射抜いていた。先の一件について報告した時に、やったこと自体は責められなかったが、もう少しやり方を考えろと注意されている。
本来ならば彼が主導したベータテスター達がマップデータやボスの情報を提供する予定だった。これによって攻略組の間に広まっているテスター達への不信感を和らげ、レイドパーティー内の軋轢を埋めるはずだったのだ。
ところがその前にキバオウが不信の芽を明るみに出し、さらに私が全員を巻き込んで丸ごと叩き潰したため、その方法は取れなくなってしまう。
そのために代案として、ディアベルの主導権を強化しパーティーをまとめる方法が選ばれた。なお本来バレット達からもたらされるはずだったボスデータを含む情報は、私からの提供として次の会議の際に資料を配布することになっている。
「いや、それでもありがとう。それじゃあ、次はメンバーの編成について聞かせてくれないか」
ディアベルの求めに応じて、前に出てきたのは痩せぎすな男性プレイヤーだ。リントという名前の彼は、途中からディアベルの掲げる攻略に加わった仲間である。
そのため彼は自分のリーダーが私や友人と浅くない付き合いをしているのは知っているが、その本人がベーターテスターだとは知らされていない。
そのせいだろうか。時折こちらを見る目には、不信感が見え隠れしている。
「とりあえずは一部を除いて、変更はない。このままでいいと思う。懸案だった飛び入り枠も、そこのベータテスターを監視役のスレイさんと共に加入させたおかげで最低限の戦力として数えられるようになった。しかし一応名目上はフルパーティーで挑めるようになったとはいえ、所詮は寄せ集めだ。安心は出来ないだろう……」
手早く報告を終えた彼は、速やかに元の位置へと戻る。しかし途中で私を一睨みする事は忘れない。
「分かった。気をつけておこう。じゃあ、次に配布予定のアイテムについてだけど……」
その後、配布予定の回復薬の取り寄せといった伝達があり、いくつかの細々とした取り決めが交わされた後で、ようやくさんざんな報告会は解散となった。
大まかな攻略戦の運び方については既に完成しているが、それでも念のために次の会議の後でもう一度集まって、最後の修正を加える予定となっている。
「……フツノ。ちょっといいかな?」
会議が終わり、部屋から出ようとした私をディアベルが引き止めてきた。訝しげな視線を向けてくる仲間達を先に返した彼は、人払いを済ませた室内で躊躇いがちに話しかけてくる。
「君の入ったPTについて話があるんだ」
てっきり昼間の件についてかと思っていた私は、その意外な言葉に首を捻る。とはいえわざわざ引き止めて伝えてきた事を考えれば、なんらかの意図があるのは明白だ。
しかしその肝心の狙いが分からない。対応に困った私は、とりあえず自分の認識を示して反応を探ってみることにした。
「はい? 飛び入用の奴ですか。知っての通りに、寄せ集めで人数も半端。絶対に当てにしてはいけないモノですが」
念のため口に出したが、しかしそんなことは目の前の青年とて理解しているはずだ。実際歯切れの悪い口調ながらも、ディアベルは同意を返してくる。
「いや、それは分かってる。大丈夫だ。……そうじゃなくて、PTメンバーの事なんだけど」
「……メンバー? 私については知っての通りで、監視役のスレイさんについては貴方のほうが知っているはず。あのフードプレイヤーはビギナーで。……ああ、気にしているのはあの黒いのですか」
つい数時間前に顔を合わせた面々を思い出しながら、ようやく目の前の青年の意図を理解する。確認こそしていないが、最後に言及した黒尽くめの少年プレイヤーは間違いなく私とディアベルの共通の知り合いだろう。つまりベータテスターである。
「……名前も、装備も同じみたいなので多分そうなんでしょうが。あいつってアレですよね? ベータの時のフロアボス戦で、何度も強引に
あけすけに言う私にディアベルも苦笑しながら頷いた。なるほど件のプレイヤーは悪い意味で有名だったから、指揮官としては当然の懸念だろう。
とはいえベータ時代にはもっと酷いプレイヤーも攻略に参加していたのだ。一応注意はしておくべきだろうが、そこまで気にする必要があるとは思えない。
「いや、しかし役割は一応しっかり果たしていましたし、終盤だけ気をつけていれば問題はないのでは? 確かに攻略を目指すベータテスターがソロをやってる点では気にはなりますが、気にしすぎでしょう。……なんなら私から釘をさしておきますし、もし暴走するようなら実力行使をしてでも止めますけど」
気を利かせて言ってみたが、そこまではしなくていいと首を振られた。どうやら彼を初めとした要注意プレイヤーに対しては一応、警告の他に対処もしているらしい。
それでも念のために釘はさしておくと約束して、部屋を出る。すると廊下の端から声が飛んできた。
「何の用だったんだい?」
その方向を向けば、壁に背を預ける友人の姿を見つける。どうやら待ってくれていたらしい。
「いや。PTメンバーの事で少し、な」
友人の問いに、短く答える。あまり吹聴したくない話であるため、詳しくは語らない。とはいえ勘のいい友人はすぐに事情を察したようだ。
「なるほど、アイツか。……まあ、問題はないだろう。何か問題を起こしてもすぐに私が叩き斬る。心配ないとディアベルに伝えておいてくれ」
「いや、むしろそっちの方が心配するからな。グリーン復帰のクエストは面倒だし、その間の活動はどうするんだ? ……それにただでさえ追い詰められているディアベルに、これ以上の心労を与えるのはやめとけ、絶対」
息巻く友人を宥めつつ、私は会議の後の出来事を思い出していた。
私が本来の編成から外れて飛び入り枠へと入ったのは、名目上は会議をぶち壊しかけたペナルティとしてである。
しかし実際のところは、おまけPTを最低限まともな戦力とするための苦肉の策だった。
なにせ本来はもっと大勢の参加者を予想していたのだ。予定ではそこから適正な六人を選抜してPTを作り、残りは迷宮区で本隊の露払いか、或いは交代要員として運用することになるはずだった。
しかし実際にやってきたのはたった二人だけ。おまけに1人はスタンドプレイに定評のあるベータテスターときている。
後でディアベルに確認したところ、このPTの扱いには本気で頭を抱えていたらしい。いっそ参加を認めないことも考えていたという。
とはいえそこはこの一ヶ月の間に様々なトラブルに愛され、それを乗り越えてきたというディアベルである。
目には目を、問題には問題をとばかりに、トラブルを起こした馬鹿の利用法を咄嗟に思いついたらしい。
かくして私はペナルティとして誰の目にもはずれのPTに監視役と共に放り込まれた。この目に見える罰によって他の参加者達は溜飲を下げ、一方でディアベルはそれなりに使えるPTをとりあえずはフルに指揮下に置くことができる。
なお同じく問題を起こしたキバオウは、予定されていた副指揮役から解任された。そして空いた席には、ディアベルの仲間の1人でありまた私や友人の知己でもある元ベータテスターのデュランが就任する。
そんな会議の顛末を思い出しつつ、友人と別れた私はこの町の食堂へと向かっていた。十席もないほどに小さなその酒場の入り口で待っていたのは、私の監視役となったスレイである。
完全に私のとばっちりを受けたこの気のいいプレイヤーへのお詫びとして、今夜の夕食を奢る約束をしていたのだ。
ついでに愚痴でも聞きながら、ボス戦に向けて親交の一つでも深めておこうという魂胆もあった。
「すまない。遅れた」
「いいよ、気にしなさんな。その代わり、しっかり奢ってもらうからさ」
遅刻を詫びる言葉を鷹揚に受け止めつつ、気のいい青年は笑う。以前に二、三度顔を合わせた程度の知り合いだが、過去の交流は悪いものではなかった。
少なくとも安心して背を預けることが出来る程度には信頼がある。
店内に入り、適当な席を見つけて座る。早速メニューを呼び出したスレイは笑顔と共に言葉をくれた。
「じゃあ、遠慮なく頼ませてもらおう。さーて、何がいいかな」
「……出来れば、良識と常識の範囲内で」
奢るといっておいてなんだが、私の資産はさほど多くはない。レアドロップ運にはそこそこ恵まれているのだが、そういった収入の大半は全てサーチライトへ寄付しているためだ。
一応見返りとして装備や回復薬などの提供は受けている。とはいえそれでも提供した資材やコルの分を考えれば、かなり安い代価だろう。
「ああ、大丈夫。分かってるよ。別に大食いでもないし。三、四品で勘弁してやるさ」
そう笑いながらスレイは注文を進めていった。最前線とはいえ小さな町なので、品数も少なく値段もたかが知れている。
とはいえ遠慮はしないというのはどうやら本気だったらしい。しっかりと高めのメニューを選んでいた。
合計金額を頭の中で計算しつつ、私も適当な品を注文する。
「……どうせなら、あの二人も来ればよかったのになあ」
すぐに目の前に現れた料理を見て、ふとスレイがそんな事を呟いた。
「そっちに奢るつもりはないぞ。そもそも避けられているみたいだしな」
PTの面通しの際の態度を思い出しながら、私は不機嫌な声で返す。するとスレイはいかにも可笑しそうに笑って言った。
「そりゃ、あんな事を言ったら避けられるのは当然だろ? 特に心当たりのある奴にとっては、さ」
「……事実を指摘しただけだ。認識が甘い奴が悪い」
「身も蓋もないなあ。バッサリやられた方の身にもなってくれ」
私の言葉にスレイは肩をすくめてみせた。攻略に望むならあの程度の批判は覚悟して当然だと思う私だが、一応やりすぎたという自覚はある。
少なくとも目の前で手を合わせて食事を始めようとする青年に迷惑をかけた事は、深く反省するべきだろう。
「ごめん。貧乏くじを引かせてしまって……」
肉の入った煮込みを手持ちに引き寄せるスレイに、何度目かの頭を下げる。
「ん? ああ、別に気にしなくてもいい。正直フロアボスと真っ向からやりあうのは心もとなかったし。……これを奢ってくれたことでチャラにしよう」
改めての謝罪に、スレイはそんなに気にするなと笑って流す。再び食事に戻った彼に倣って、私も頼んだ料理に手をつける。
「……そういえば、一つ聞いておきたいことがあったんだっけ」
そうスレイが切り出してきたのは、食後の茶を楽しんでいる最中の事だった。真っ直ぐに私の目を見るその表情は真剣で、思わず居住まいを正してしまう。
「なんだ?」
「俺と君が入ったPTについてだよ。フロアボス戦でどう立ち回るつもりなのか、考えを聞いておこうと思ってさ」
「なんでそれを私に? 班のリーダーはお前だろう?」
飛び入りPTのリーダーはスレイが務める事になっている。私の監視役として加入した彼だが、実際は他の班員もその対象なのだ。当然ながら指揮陣がリーダーを彼以外に任せるわけがない。
しかし彼は陽気に笑って私の言葉を否定した。
「アッハッハ、無理無理。俺はそんな柄じゃない。名目上はともかく実質は君に任せておけってディアベルからも言われている」
「いや、それこそ無理だろう。誰も納得しない」
「……実際問題。フツノ以外にいないんだよ。あの班でリーダーの責を果たせるのは、さ」
分かるだろ、と言外に告げてくるスレイの顔は沈んでいた。私の顔も同じく暗いものとなる。
ただでさえ戦力に不安がある上に、メンバー同士の交流もほぼ皆無。これで危険の大きいフロアボス戦に挑むのだ。上手くパーティーをまとめられなければ、メンバーはおろか他の参加者達にも危険が及ぶ。
自己保身に走ったソロプレイヤーには務まらない。今の状況で他人の命を背負い、自分の命を他人に預ける事が出来なかったが故に彼らは1人なのだから。
そして目の前のプレイヤーもまた無理だと告白した。仲間へ、他人へと発する言葉の一言、一言がその生死を左右すると知っているからこそ、自分には背負う事は出来ないと。
「……私だって」
「背負っているだろ? 例え無理だと思っても、君はそれをやっている。やる事からは逃げない」
スレイはそう言ってくれるが、私はそうではないと知っている。もし私がそんな人間ならば、あの時にマスターの頼みを断る事は無かったはずだ。
「私はそんなに強くもないし、責任感もないよ。……ただ、ただ逃げられなかっただけ、だ」
「充分すぎる。少なくともあの班の中では、俺は君にしか預けられない」
スレイの言葉に私はただ小さく頷くだけで精一杯だった。言葉を返す事は出来なかったにもかかわらず、スレイは笑って食事を続けようかと言ってくれた。
「……この後、どうするつもりかい?」
食事を終えて店を出る時になって、スレイは私に尋ねてきた。予定では解散して宿に戻るつもりだった。しかし食事の時の会話を思うともう少しやっておきたい事がある。
「この後、時間は?」
「あるよ。帰って寝るだけ」
「なら少し狩りに付き合ってくれないか。お互いの動きを確認しておきたい」
「いいよ、食後の運動にちょうどいい。で、どこに行くつもりだい?」
行き場所を尋ねられ、少し考え込む。出来れば疎かになっている本業の方もこなしておきたい。なので脳内にある調査依頼リストの中から、人手が少なくてもこなせるものを探した。
「そういえばこの近場で収集品クエストの調査依頼が出されてたはず。昼に協力要請が来てたのを見たな。……ついでだから小遣い稼ぎも兼ねて調査の手伝いでもやってみないか?」
多少は時間のかかる収集系のクエストの方が互いの戦闘スタイルや考え方を知るのに都合がいいだろうと考えて提案すると、スレイはすっかり乗り気になった。
「じゃあ、装備に着替えて十分後に町の入り口で集合って事で」
「あっ、待った。途中で岩棚の泉に寄って
「……何それ?」
ふと思い出した事を口にすると、途端にスレイはボケッとした顔で振り返って聞いてきた。
「あれ、知らないか? いくつか依頼をこなすと現れる泉にアイテムを捧げるクエストの事だけど。投げ込んだアイテムの種類に応じて対応した能力やステータスが一時的に上昇するらしいって新規追加のやつ」
「始めて聞いたよ、それ」
「あー、そういえばまだ見つかって数日だったな、アレは。今は調査中で、公開にはまだ数日かかるんだったっけ。そっちの方も手伝いたいから、余分なアイテムがあったらストレージに入れてきてくれないか」
「ははっ、いいよ。分かった」
その後、泉に大量のアイテムを投げ込んでいる調査団と合流して、道中で適当に拾ったり、ストレージの中に残っていたりしったアイテムの処分を兼ねて調査に協力した。その後調査で判明していたリストの一覧から選んだ強化バフをつけた後で、目的の狩り場へと向かう。
幸い誰もいなかったのでモンスターを狩りつつ、簡単な連携を試すことになった。
「よしっ上手くできた。じゃあ次はこの連携をやってみよう」
「ああ。いいね、それ。後、そのくるっと回ってバシッと叩くやつもやってみたいな」
互いの動きや考えが分かるようになるための狩り兼調査は、途中から目的を忘れて連携攻撃の習熟に熱中した事もあってか、真夜中遅くまで続いた。
久しぶりの更新なのに土下座から始まりました。
とりあえず今回はここまでです。続きはまだ書けてないので、次回の更新はしばらく先になります。
なるべく年内には上げるつもりなので、のんびりお待ちください。