元隊長の鎮守府運営記録   作:ゆすくうけに@Aki

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やっと出撃だよ……出撃まで十六話も使う艦これ二次小説って他にあるのか?


第十七話「はじめての『出撃』!

〜執務室〜

 

起きた。段ボールが脱がされていた。

 

寝ぼけ眼で辺りを見回すが段ボールはない。

 

「あれ?」

 

「あ、やっと起きられましたか、司令官」

 

大淀だ。ところで段ボールはどこだ?

 

「ところで、何故段ボールを被っていたんですか?」

 

「あったから。ところで段ボールどこへやったんだ?」

 

眠い

 

「え?段ボールですか?彼処で机代わりに置いてますよ?」

 

ちょっとまて、あの段ボールは……あぁ、被ってた奴であってる。元々の段ボールは回収したままだ。

 

さて、段ボールから、上の小さな2つの段ボールを降ろし、今朝の状態にする。

 

「で?今日はどんな任務があるんだ?」

 

「今日は出撃と工廠での開発ですね」

 

なるほど。まずは開発を先にやろう。昨日は書類で殺されかけたが、今日は問題ない

 

「ところで吹雪は今どこに?」

 

「トレーニング室です。私が見た時はランニングしてました」

 

なるほど。昨日遊んで居たしな

 

「それでは、工廠に向かいましょう」

 

「ああ………ところで、どうして開発を先にやるってわかったんだ?」

 

俺の『やる事リスト』でも見たのか?

 

「吹雪ちゃんは何かトレーニングをしていますし、開発の方法は昨日したのでわかっていますから」

 

なるほど

 

〜工廠〜

 

さて、工廠に着いた。が、とても五月蝿い

 

ガン!ガン!ガガゴガン!ガガガゴゴゴガガゴガガン!

 

2、4、11のリズムで聞こえて来る。そうかと思えば

 

ガン!ガン!ガン!

ガン!ガン!ガン!

ガンガンガンガンガンガンガン‼︎

 

何故三々七拍子なんだ?

 

"よーし、えんじんのとらぶるはたいしょかんりょう!そっちはどうだ?"

 

""なーし""

 

"ぞうそうはどんなちょうしだ?"

 

"じゅんちょうにせつぞくがかんりょうしました!"

 

「………‼︎‼︎‼︎、……………‼︎‼︎‼︎ 」

 

妖精さん達の声は音とは違うから聞こえるが、隣の大淀の声は全く聞こえない。

 

"何をやっているんだ?"

 

"おお、しれいかん!いま'きゅうろくかんせん'をつくっているんです!"

 

"そんな命令は出してない筈だが?"

 

"どくだんとへんけんではじめました。たぶんそろそろひつようなじきがきますよ"

 

"資源はどの位使ったんだ?"

 

"さんじゅう、さんじゅう、さんじゅう、さんじゅうです"

 

"ところで、どうしてこんなに大きいんだ?艦娘用には見えない、って言うか元々の機体と同じだろ"

 

"それはひみつです"

 

後で必ずとっちめてやる

 

『ところで大淀、開発任務はこれで完遂って事で良いか?』

 

個人端末のメモ機能を使って筆談をする。

 

『勝手に妖精さん達が始めてしまっているので、特例として、完遂と認めますね』

 

『昨日と今日でどの位支給されるんだ?』

 

『合計で、各資源140ずつ、開発資材2つですが、それぞれで各資源を30ずつ使っているので差し引き80ずつと開発資材2つになりますね』

 

『わかった。さて、そろそろ吹雪を出撃させようかと思うんだが、実際のところ、あいつはどこまで出来る?』

 

『どこまで、とは?』

 

『海面に立てるのか、海面上を全速力で移動出来るのか。火器は使えるのか、止まったまま撃ってどの位当たるのか、動きながら撃ってどの位当たるのか。この辺りが知りたい』

 

これを知らないと何処から訓練させるべきか、そもそも出撃より先に訓練をひと通りさせるべきかがわからず、最悪無茶な事をやらせて死なせる事になりかねん

 

『とりあえず、ひと通りの戦闘行動は出来ます。ただ、どの位戦えるのかは別ですね。こればかりは実際にやって見ないと……』

 

なるほど

 

『とりあえず、危なくなったら支援砲撃を入れるか。……そういえばシエル何処だ?』

 

"此処ですよ。工廠の前に着きました"

 

送ってないのに答えが返ってきた……

 

"お前さっきまで何処いた?"

 

"君の持っている設計図を彼らに渡してました。もしかして、ダメでしたか?"

 

"忘れてた。お前のお陰で助かった"

 

"よかった……さて、話は聞きました。吹雪さんは今呼びに行きますね。はじめての出撃ですね。……フフッ、君と初めて会った頃を思い出します"

 

"懐かしいな。さて、吹雪を連れて行くのは船尾出撃ゲートだ。頼むぞ"

 

『あの、司令官。どうかしました?』

 

『シエルと話が付いた。あいつは吹雪を迎えに行った。船尾出撃ゲートで待ち合わせだ。任務、「はじめての『出撃』!」を受注状態にしておいてくれ』

 

『了解。では執務室へ行ってきます。船尾出撃ゲートですよね?』

 

大淀は執務室へ向かった。今度からタブレット型端末を使わせるべきだろうな

 

"そういえば、吹雪の艤装に通信機器って付いてるのか?"

 

"ついてます!"

 

よし、これで恐らく最悪の状態にはならないだろう

 

俺もゲートへ向かおう

 

 

 

〜船尾出撃ゲート〜

 

「さて、吹雪。出撃準備はどうだ?」

 

「準備は完了しました。何時でも行けます」

 

「シエル、支援砲撃の用意はどうだ?」

 

『こちらも問題ありません。何時でも撃てます』

 

良し、俺がこの鎮守府に来てから初の出撃は順調に準備が進んでいる。何事も最初でずっこけるとまずいからな

 

「それじゃ、お前が出たら俺は執務室まで戻るから、通信が入るまでその場で待機していろ。危険な状況だった場合はお前の判断で動いて良いが、合間を縫って報告しろ。以上質問は?」

 

「ありません」

 

「良し、駆逐艦吹雪、出撃しろ!」

 

「了解!」

 

吹雪は梯子を下りて行った。

 

いや、5メートルなんだからとび降りろよ……

 

そんなことを考えながら俺も執務室へ走った

 

 

 

〜執務室〜

 

「こちら執務室、聞こえるか?吹雪」

 

『こちら吹雪、問題無く聞こえます』

 

ノイズも無い綺麗な音声だ。

 

「良し、通信機器に以上は見られない。じゃあまず、この出撃の目的を伝える。

シエルの報告によると鎮守府前の海域に敵の斥候がいるらしい。それが事実か確かめ、事実なら交戦し、可能なら撃破しろ。以上だ。

ただし、事実でなかったとしても周囲を1時間程パトロールしてから帰投しろよ。撃破が困難なら素直に支援要請しろ。すぐに砲撃を行うが、当たるなよ?何か質問は?」

 

『ありません』

 

「良し、行ってこい!」




しかも戦闘シーンはまだという
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