元隊長の鎮守府運営記録   作:ゆすくうけに@Aki

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今回(も)内容薄いです。すみません。


第三十三話「突撃銃実践訓練」

side刻

 

龍田のアレについても、認識の問題かも知れないから一応言っておこう。

 

「念の為言っておくが、今、つまり2084年では、制圧作戦でも俺たちフェンリル側が殺傷性の武器を使うことはあまりない。

何故なら、もしかしたら相手が有能な人材かも知れないからな。

というわけで、折角のゴム弾なんだ、不殺で頑張ってくれ。

じゃ、まずは天龍からだな」

 

side天龍

よっし、オレの番だな。

 

『始めて下さい』

 

「天龍、出撃する!」

 

突っ込み、3発当てて蹴倒す。横の敵には銃床で殴り、その後3発至近で当てて対処する。

 

だが、弾を使い過ぎた結果

 

『天龍、残弾マイナス40……って、こんなん始めて見たぞ。もう少し節約してくれ』

 

トリガーコントロールをミスって、補給支援に頼る羽目に……

 

side龍田

 

「じゃあ〜、私の番ね?」

 

天龍ちゃんがちょーっと無駄弾使っちゃったから、代わりに私が、天龍型の良いところ、見せてあげましょうね〜

 

『始めて下さい』

 

「始めます♪、死にたい的は、何処かしら〜」

 

一瞬で距離を詰めて、

銃剣で首を刈る。

 

その勢いのまま、別の敵に突き刺し、三点バーストの反動で引っこ抜く。そのまま、後ろの敵を銃把で殴り、喉を陥没させる。

 

『うわぁ……』

 

提督が何か言っているけれど、顔は満面の笑みだし、目も笑っているし、問題無いわよね〜

 

 

side刻

ターゲットに親でも殺されたのかの様な龍田の暴れ様に、

 

俺は、引きつった笑みを浮かべた。

 

断じて満面の笑みでは無い。

 

「良くあれにCQCで勝てたな俺は」

 

それともお互い徒手格闘だったからか?

 

「龍田、念の為言っておいた筈だが?」

 

『非殺傷なんて甘いこと言わずに、生き残った物だけを採用すればいいんじゃないかしら?

もし死んじゃったら、それは大したこと無かったって事じゃない?』

 

side木曾

 

さてと、俺の得物は銃身が極端に短いAKSだからな……あいつらよりも近づいて撃つ必要があるな。

 

『始めて下さい』

 

「本当の戦闘……を見せてやれるかは分からんが、行くぞ」

 

念の為余計に一歩踏み込んでから指切りで2発

 

上から飛び降りて来た奴は銃床を顔面に叩きつけてから胸に銃剣を突き刺し、1発

 

 

結局、

『残弾ゼロ、危なかったな。もう少し節約しておけ。まぁ、動きは良かった。総合的には合格だ』

だそうだ。

 

そして再びside刻

 

「次は第六の番だが………そうだな、第六駆逐隊全員でやってみるか?

一人一人でやりたいなら無理にとは言わないがな」

 

「隊長、それは一体?」

 

「うーん、幾つか理由はあるんだがな。

まず、駆逐は身体が小さいから舐められ易い。だから複数人で行った方が攻撃を仕掛けられ難い。

一方軽巡は標準的な神機使いと同じくらいの見た目だから1人でもさして舐められ難い。

で、前から組んでる四人なら尚良いだろうと思ってな。

で、どうする?」

 

「私だって一人前のレディよ⁉︎一人一人でだって大丈夫よ!

そもそもちっちゃくなんか無いし!ぷんすか!」

 

なんか……心配だ……

 

「それに、私達も一応一人前艦娘だ。心配ではなく信頼してくれ、司令官」

 

「失敗したら、またその時考えれば良いのです!」

 

「そうよ。そもそも実戦じゃないし、上手く行かなかったら、改めて四人でやれば良いのよ!」

 

なるほどね。先ずはやらせて見るか。

 

「よし、じゃあ一人一人、先ずは暁からだな」

 

side暁

司令官は私達の事遠回しにちっちゃいって言ってたけれども、そんなこと無いし!

 

『始めて下さい』

 

「暁の出番ね!見てなさい!」

 

全力で走って、的の頭を銃で叩いて、撃って、撃って、走って

 

ガチッ!

 

「っ!……暁は、は、排莢不良でもへっちゃらだしっ!」

 

 

 

『まさか途中でジャム(排莢不良)ってから近接だけで全部排除するとは……すまん、正直おまえのこと見くびってた』

 

「とーぜんよ!」

 

side響

今度はこの響の番だね。

 

『始めて下さい』

 

「Урааааа!」

 

銃剣突撃!

目の前の的の腕を切りおとし!

別の的の下腹部に突き刺し、発砲!

 

「無駄だね」

 

銃床で殴り、突き刺し、撃つ!

 

跳んで、肩を踏み抜き、3発点射!

 

 

 

『ふーん、CQCの素質がある見たいだな。アサルトと言うよりカービンの方が向いてるな』

 

「まぁね」

 

side雷

 

『始めて下さい』

 

「はーい、いっきますよ!」

 

突撃して、ってー!

 

辺りの的を排除して、

 

「逃げるなら今のうちだよ?」

 

その時、弾が雷に1発当たっちゃった!

 

「あぅ!何処から⁉︎」

 

見れば、キャットウォークの上からスナイパーライフルが狙っている。

 

 

 

『ふーん、まぁ、いいんだが……もう少し周りに気をつけろよ?』

 

「わかったわ!司令官!」

 

 

side電

『始めて下さい』

 

「電の本気を見るのです!」

 

銃剣の背の側で叩いて、胸に3発!

 

別の的には、胸、首、頭と合計3発撃ちこむ。

 

銃床を鳩尾に叩き込んで、銃剣の背を別の的に当てる。

 

 

 

 

『ノーキルで弾薬消費も最小限。やるじゃ無いか』

 

「出来れば、命を奪いたくは無いのです」

 

side白雪

 

「さて、頑張りましょう」

 

『始めて下さい』

 

その途端、的がわらわらと出てくる。

 

「狙いよし……撃ち方始め」

 

ダダダダダダダダダダダダ

 

1人につき3発ずつ、1マガジン分、つまり100発撃ち切る。

 

ガシャン

 

バレルを交換、マガジンも取り替える。

 

次のポイントへ移動し、的を探し……

 

ダダダダダダダダダダダダ……

 

 

 

『こりゃ分隊支援じゃなく中距離戦でも問題無いな』

 

「もっと良く戦えるよう、頑張ります」

 

まだ、数発外してしまったんですから。

 

side吹雪

 

「なんで私が最後なんですか…」

 

『そりゃあ、白雪にじゃんけんで負けたからだろう』

 

「それはそうですけれど……」

 

『始めて下さい』

 

「えぇ……」

 

『始 め て 下 さ い』

 

「はい……」

 

気を取り直して、

 

「吹雪、頑張ります!」

 

首の辺りを狙って1発!1発!1発!

 

前傾で走ってくる相手は、股間部を狙って2発!!

 

助走して、壁を蹴って三角跳びしながら狙って指切りで3点射!

 

着地するときに近くの的の肩を銃床で殴って、回し蹴りで倒す!

 

 

 

『全弾命中、非殺(ノーキル)、しかも動きも良かった。やるじゃ無いか、吹雪』

 

「やりました!」

 

side刻

 

「とまあ、全員分結果は出たんだが、」

 

「あれ?赤城さんと加賀さんはやらないんですか?」

 

「あの2人はけん銃だけでいい。遠距離戦が基本だし、空母に一般の銃撃戦をやらせる理由は無い。同じ理由で戦艦も無しだ。

重巡と潜水艦はショットガンもやらせるとしようかな」

 

「なるほど」

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