side刻
「で、まだいるのか」
「そりゃこのお孃ちゃんに建造?されたんだもん。ここで働くぜ俺」
「傭兵の仕事は………俺らもある種の傭兵だったなそう言えば」
まぁ、アホはほっといて、さっさと発注しないとな
"ええと、バトルドレスにパワードスーツ機能を着けたものって作れるか?出来ればヘルメットはHMDにしたいんだが"
{なるほど、なら少しアドバイスだ。ジェットパックは凄いぞ。最高だ}
[いーや、触手の方が使えるしイロイロ楽しいぞ]
"触手…は喰手が有るからそれ2つ付けよう。ジェットパックも、斥力ユニットでなんとか出来そうだな。後は右腰にライフルラック、左腰に近接ラック、左脇に76型信号銃改のホルスター頼む"
「おいおい、俺が言うのもあれだがホントにこんな奴らの意見真面目に受け取るのか?
ならシールド技術知ってるからそれ持ってけ。主人公はなんだかんだで刻チンなんだし」
「主人公ってのはよくわからんが、とりあえずありがたく受け取ろう。次は俺の機体だな。機体剛性とかペイロードとかの関係で攻撃機があるといいんだが」
"それならてんざんがあるですよ!"
"ふくざがた!"
"しえるさんとおでーと!"
"ひゅーひゅー"
[お前彼女いたのか?なんで俺たちに紹介しなかったんだよ。水臭いな]
{俺とお前の中だろ?そりゃ紹介するわけないな}
ダメだ良く分からん
"あ!ちょっとまっててください!"
"えいごではだんす、あ、もーめんと!"
{それは舞っててだろう?}[
何だ何だ?フェンリル機械翻訳サービスか?
3分後(もしどこぞの世界ではこれが物語だとするならば、読者だか視聴者だか観客だか知らんが、このカオスで3分待つことがどれほど苦しいか想像いただきたい。それを10倍したのが俺の感じたつらさだ)………じっと我慢の子であった
"これ!まだせっけいだんかいですけど!"
"そのなも、たもくてきらんちゃー!"
"ぱんつぁーふぁうすとも、かーるぐすたふも、はんどあろーも!ぜんぶこれいっぽんでうてるです!"
「うわぁぁうさんくせーどう思う刻チン?」
そりゃあもちろん
「アリだな」
[そんなキャプテンキソーみたいなこと言わずに、ね?]
{おい、木曾はまだ出てねぇぞ。それに木曾はキソーとか言わねえし}
[それがいるんだよねぇ…]
{ホントだ。もう出てた}
「作者は今朝嫌なことでもあったのか?刻」
「俺に聞くな。そもそも作者って誰だよ……」
「さあな、んじゃ俺は極東支部に行ってくる。ヘリ借りてくぞ」
何がんじゃだよ。どこからそんな話が出てきた。
「いや、良い方法がある。ちょっと来い。シエル、ウィルソン氏(デッドプールの本名)が例のアレの実験台になってくれるそうだ。準備してくれ」
「嫌な予感しかしねぇ」
「この中に入れ」
「やっぱりな!嫌だよ!これ大砲の弾じゃん!何?刻は俺ちゃん殺す気?」
「お前は死なないだろう。この『パラシュート装填型ダンボール輸送弾』で極東支部の上空までぶっ飛ばすから、そこからパラシュートで降りろ。傭兵なら簡単だろ?」
{酷え。傭兵をなんだと思ってやがる}
[まぁ人工衛星からポッドで投下されて燃えながら地面に時速百キロ位で激突したこともあったし楽勝だけどな]
「入ったな?」
「ちょっ、ちょっと待って、歯ブラシ忘れたかも」
{お前歯ブラシ持ってたっけ?}[知るかよ]
「はいはい、ここはマークウィズアマウスでのAIMの衛星じゃないぞ」
『発射三十秒前です。危険ですので防壁の後ろへ下がってください』
「聞こえたな?じゃ、さっさと防壁の向こうに行った行った!」
{寂しくなるな……}[向こうにも人はいっぱい居るだろ]
『三、二、一、パラシュート装填型ダンボール輸送弾、
轟!!
[アディオース!]{いやぁぁぁっっっっホォォォォイ!!}
「俺ちゃんの活躍をもっと見たいって読者は、筆者Twitterの@akito0158に言うか、活動報告の所に『デッドプールの今後について』って所があるからそこに意見を送ってくれ!!じゃまた、賛成派多数なら十話位後でまた会おうぜ!!」
{バカめ、この話が投稿されている時点で結果は出ているはずだ}[つまり読者は俺たちを選んだってわけwww]
「良し、行ったな。さて、開発の続きを始めよう」
「提督、何なんですかあの人」
「提督の知り合いですか?」
「あいつはアメリカの漫画のキャラ、カナダ人………のハズなんだがなぁ」
「本当に、なんで現実にいるんでしょうか」
建造した本人が言うな、とは言えなかった。
加賀、言わないからその目はやめろ。
「気を取り直して、多目的ランチャーだっけ?図面見せてくれるか?」
"これです"
どれどれ?
先端側がスティンガー……いや
ん?
「後部閉鎖機が完全に閉鎖するようになってるぞ?」
「ええと、閉鎖機があるから完全に閉鎖出来る様になっているのは当たり前では?」
と加賀。こりゃ言い方が悪かったな。
「あー、カールグスタフとかってのは無反動砲に分類される兵器でな、反動を抑えるために後ろへ爆風…と言うか金属片だったりプラスチック片だったりするが。とにかく後ろへカウンターマスを撒き散らして作用反作用の反作用を消すんだよ。
ところがこいつが完全に閉鎖されるとこいつを撒き散らせないから反作用をもろに受け止める羽目になる。おけ?」
「なるほど……利点は無いんでしょうか?」
「まぁ、反作用が中で向きを変えて弾体そのものを押すから初速は随分稼げるな。別に反動も俺たち神機使いならなんてことないレベルだし。後はバックブラストが無いから閉所どころか真後ろに密着してても撃てる。『後方の安全確認!』『遅い!とっとと撃て!』ってことが無くなるぞ」
そして炎龍にさっさとぶち込める
「それなら大丈夫でしょうね。むしろ私たちにとっては利点の方が大きいかと」
「うーん、それはそうなんだが………今弾がどこまであるかが問題だよな。妖精さん、どこまで出来てんの?」
"いちばんさいしょのぱんつぁーふぁうすとと、しせいごしきよんじゅうごみりかんいむはんどうほうのつうじょうだんと、でんたんれんどうがたよちょうしきみさいるです"
ナチスドイツの初代パンツァーファウスト(第二次大戦の戦車を想定してるから絶対威力不足)、旧軍の試製五式四十五粍簡易無反動砲(末期旧軍の時点でお察し)、完全オリジナルの電探連動型予調式ミサイル(急な方向転換で避けれる)って……凄く、威力不足です。
熱耗しないのかとか色々突っ込みたい所はあるが
"おりはるこん、あだまんたいと、ひひいろかね、たいねつきんぞくをつかってます"
答え出ちゃったよ。
とにかく、ランチャー凄く高価だな。使い捨てられねえよこんなの。
とりあえずRPG7とカールグスタフとレッドアイが無いと話にならないぞ。
まぁ、とりあえず後でVRで仮組みして初期型の仕様を決めないとな。
「さて、航空機の話に戻るか。零戦76型の、俺の機体との仕様変更箇所は『防弾板の追加』『自動空戦フラップの追加』『機体の30%を難燃カーボンに変更』で良いか?ほかに希望があったら言ってくれ」
「「防弾板と自動空戦フラップは無しで」」
はぁ?
「だって防弾板があると重くなるでしょう?折角の格闘性能を潰すはめになりますよ?難燃性素材なら曳光弾が当たっても燃えることはなさそうですし」
「自動空戦フラップも、熟練したら無用の長物になってしまいます。デッドウェイトどころか自由度の低下は戦果のみならず生存性の低下を招きます」
なるほどね、栄光の一航戦だからどうしても自分達の代の常識で考えてしまう訳か。
「それぞれきちんと理由があって採用しようと思ったんだがな。
まず重量低下については、零戦は軽すぎる。そのせいで大戦中期以降は『急降下で退避』なんて戦術が生み出されたからもう少し重くするべきだ。実際烈風とかは重くなってるし。速度もエンジンを改良してるから問題無い。もちろん今回の防弾板と空戦フラップはそれなりの重量だ。そのまま付けると間違いなく性能は悪化する。最悪蜂の巣かもな」
「ですよね?ですから」
「悪いが話はまだ途中なんだ。そこで難燃性の『カーボン』だ。カーボンだからかなり軽い。だから、やろうと思えば今回の仕様変更でも重量は微増、むしろ据え置きどころか原型より軽くすることも理論上出来る。まぁ軽過ぎるとさっき言った欠点があるから少し重量を増やすために30%に抑えてるけどな。
それに剛性も十分だ。まぁ確かに翼がしなったりするけど、しなっても壊れないから安心しろ」
「しなる翼とか安心出来ません」
「三菱にF2って機体があってな」
「しなるんですか」
「しなる。ジェット戦闘攻撃機なのにしなる」
「不安です」
「でも実績あるからな」
「………わかりました」
「では自動空戦フラップはどうしてつけるんですか?」
「新兵も居るだろ。熟練になったら外せばいい。外した分は装甲板にする」
「なるほど、なら次はどの機体にします?」
「俺の天山を元に艦攻を作りたいが…こっちはカーボンと装甲板だけでいいか。俺のも最初からカーボンと装甲板つけてほしいが、できるか?」
"りょーかい!"
後は………そうだ。
「空母とか全通甲板を持つ艦の甲板に戦車を配置して、それを主砲の代用として使う。そんな兵器があればいいと思う。まぁこれは最低でも大戦後第一世代じゃ無いとキツイな。という訳で、61式戦車、いやその前にM26重戦車を作ってくれ。
そこから、『伝説』への道のりが始まる」
「『伝説』……?」
「ああ、あの機体はおそらく、少なくとも日本で使う場合に置いては世界最強の戦車だろうな」
「なるほど。楽しみですね。他には何かあるんですか?」
どうだろうな……
「いや、せいぜい魚雷くらいだろうな。砲弾はまだ手を出せる条件が整ってないし……魚雷もまだ設計図が完全には見つかってないから…酸素魚雷のマイナーチェンジに終止するな今は」
"ではこれで?"
「ああ、頼む」
さて、多目的ランチャーの性能とやら、VRでしっかり確かめさせてもらおうか。