元隊長の鎮守府運営記録   作:ゆすくうけに@Aki

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(´・ω・`)艦娘側の戦闘シーンが書けない………
それと途中からフルトン無双注意報です。


コラボ第七話「コリアンダー島奪還作戦・開始」

さて、事前索敵をしに行った訳だが、問題が一つ出てきた。

数が多すぎる。

 

「こちら護悧、敵影を確認した。かなりの大軍だ。

空母だけで50、戦艦も少なくとも75はいるな。

それも、藍原の世界の奴らだけでもだ。こんなに何処に居やがった……

俺の所と御坂の所からの奴らに至っては、もう数えようがない。艦体の影にいる奴等も多いしな。

どうする?このまま突っ込むのは愚策だ。作戦の変更を検討すべきだと思うが」

『こちら藍原、先ず潜水艦である程度削るべき……いや、対潜艦も多いと見るべきか?

対空兵装はどうだ?』

「こちら護悧、基地そのもののは無力化したとは言え、艦があまりに多すぎる。それに対空兵装も艦隊全体で見ればハリネズミだな。広域空襲でも出来るなら別だが、航空攻撃も難しい。

正にヘッジホッグ(対潜対空の鬼)ってか?

……見たところ、同じカテゴリの艦が集まった艦隊を一つの艦と見なして艦隊を組んでるらしい。

まぁ、この密着度だ。炸薬を少し減らした酸素魚雷等の超長距離攻撃なら何処かには当たる。

と言う訳で、全魚雷搭載艦と長距離届くタイプの航空魚雷による超長距離一斉雷撃、及びロケット(噴進)弾による砲撃が良いと思われる。ただし扇型では無く、ある程度集束させて放て。オーバー」

「こちらシエル、皆さんは先ず魚雷による攻撃を優先して下さい。その次に噴進弾、最後に攻撃隊の発艦です。流星は攻撃隊と合流次第攻撃開始、そのまま戦闘空域にとどまり触接を続けます。

全艦の無事と武運を祈ります。オーバー」

『佐世保鎮守府連合艦隊旗艦長門了解、超長距離攻撃用意!』

『オーバー』

『こちら藍原了解。各艦!酸素魚雷装填!いつでも撃てるようにしておけ!』

『幻想郷鎮守府連合艦隊旗艦響了解、構成艦は雷撃用意完了。何時でも撃てるよ』

『こちら御坂了解、特にそれ以外に思いつかないしな。全員、まず雷撃戦、次に航空戦、そして砲撃、雷撃と続けて最後に格闘戦に突っ込め!』

『御坂旗下連合艦隊旗艦長門了解!全艦、戦闘用意!』

「ナイスだシエル」

「ありがとうございます」

 

噴進弾装填!魚雷発射用意!攻撃機隊発艦開始!

等等、様々な声が無線から聞こえる。

「さてと……潜水対艦戦闘用意!胴体部C式多目的庫はソノブイランチャーを、残りは展開準備!喰手チャージ開始、潜水戦闘モード!」

「各開口部の閉鎖完了、内圧変更完了を確認。流星改、急速潜行!」

瞬間、流星が失速、海面へ激突、いや埋没した。

勿論事故でも自決でも無い。潜っただけだ。

「さて、ソノブイ‐1発射!ソノブイ‐2装填!発射ァ!」

動力を積んだソノブイが前進、最初の物は少し進んですぐ浮上し、二つ目は暫く進み続けてから浮上した。

「どれどれ……?良し。ロックオン完了。位置データを送る」

『こちら御坂、データ受信した。これから攻撃開始する』

『こちら藍原、同じくこれより攻撃を開始する』

「さて、俺等もソノブイ3発目のデータを確認して魚雷を撃って攻撃開始だ」

3…

2…

1…

「ソノブイ‐3発射。浮上したらデータを確認して魚雷発射。全弾撃ち尽くせ。最初のが着弾するのと同時に急浮上、主に空母を狙うぞ」

「了解、ソノブイ3発目が浮上、展開完了。空母とそれ以外を分類開始……完了しました。魚雷、発射します!」

次々と発射される魚雷、その数およそ80。後ろの艦隊から発射された本数も合わせれば、膨大な本数となる。

しかし……

「全魚雷の着弾を確認……!されど命中した敵艦の内およそ半数が未だ健在!」

『こちら藍原、苦しい戦いになりそうだな……怯むな!!幻想郷艦隊、両舷一杯!一気に距離を詰めて上から叩くぞ!』

『こちら御坂、制空部隊を発艦させた!俺も含めて飛べる奴は全員飛んで制空権を確保しろ!』

「こちら護悧了解、これより流星改は浮上、俺は降りて個別に制空戦闘に移る!シエル、こいつは頼んだ!」

そう、俺が流星(改では無い時から)の後部に乗っていた理由、それは『状況に応じて別の戦力として機動出来るように』だった。

「さて、先ずは多目的ランチャーを右腰に移して、『四四式複合兵装(バックパック)』、バトルドレス接続モード起動(wake up)、XHM起動…と」

このバックパックも流星と同じくこっちで進化した代物だ。

具体的には、各喰手に小銃くらいまでなら着けられるようにした事。そしてXHMユニットとしての機能を追加したことだ。

ただし、バッテリーは小型なので、8時間以上の連続使用は不可能だ。

「後は左腰……は『延長変形型機構咬鎌』にして、後は89カービンも100発入りの箱型弾倉にしてスリングで掛けていこう。

28式散弾銃は……両喰手に1丁づつ着けとこう。

準備完了!頑張れよ、シエル!」

『隊長も!』

「おう!」

 そろそろレーダーに映っている頃だろうか?

まずはXHMを使わず、零戦52式位の性能として戦ってみるとしよう。

まぁ、ペイロードは事実上無限大だけど。

 

 まずやってきたのは、敵の『新型』艦載機。

所謂『たこ焼き』だ。

元々居たのが俺の世界か、それともこの世界かは分からないが、とにかく俺の身体より小さいという事は間違いない。このタイプは既に持っているから、別に味見(鹵獲)する必要は無い。

存分に破壊出来る。

「ほう、その程度の数でなんとか出来るとでも?

……不愉快だな。嘗められるのは!」

全力で前進、喰手の斥力空気砲、89式カービン、28式散弾銃。射程距離に入った物からぶっ放す。

 

 斥力空気砲は射程が長いが発射サイクルは致命的に悪い(艦載機に有効な打撃となるには3秒のチャージが必要となる)一方、フルチャージ時の面制圧力は魅力的だ。

 89式カービンは命中率が高く、射程距離もそれ程短くはない(とは言え飛びながらでは必中距離は200メートル程だが)。勿論自動小銃を切り詰めたものなので発射サイクルは速い。

 28式散弾銃は弾をばら撒く関係上、命中率はかなり高い分、艦載機に有効な打撃を与える最低射程距離は50メートルを僅かに上回る程度に過ぎない。

 どれも一長一短だが、それは全てを使いこなせればどの距離・状況でも対応出来ると言うことでもある。

勿論要求される練度は尋常では無い、だが…使いこなしてみせる。

 

まずは戦果を独占しようと(聞く限りでは向こうにも戦果争いと言う概念はあるらしい)先走った1機を89式で撃ち抜く。運良く狙い通りプロペラの軸に当たったようだ。

次はそのバディだったのであろう、1足遅れた機体を撃つ。こちらは風の影響もあって、墜とすのに5発を必要とした。

まだまだ数は多いが、敵の攻撃が当たる気がしない。

「俺に刃向かうとはな。後悔させてやる」

ーーーーーー

「87、フッ…その程度の技能しか無いのか?……これで88…終わりか。他愛ないな」

『こちら藍原艦隊攻撃隊隊長!制空権の奪取!ありがとうございます!』

「礼は良い。仕留めるぞ」

『了解!』

急降下爆撃。水平爆撃。雷撃……は撃ち尽くしていたので出来なかったが……ともかく、考えうる遠距離攻撃を全て行った。しかし………

「こちら護悧、敵は未だ健在。それと……」

『こちら藍原、どうした?』

「こちら護悧、姫級や鬼級が大量にいる。分かっている範囲でも、そいつらだけで連合艦隊が2つは組める。

『こちら御坂、なんてこった…………だが、斃し甲斐もある。

そうだろ?』

「こちら護悧、お前って奴は……まぁ、確かにな」

『こちら藍原、さてと……そろそろ突撃か。

幻想郷艦隊!艦体を召喚して全速前進!このまま突っ込む!』

『うおおおおぉぉぉぉ!』

『こちら御坂、ぶっ潰すぞ!』

『うおおおおぉぉぉぉっしゃァァァ!!』

「こちら護悧、今回の弾薬代は向こう持ちだ。派手にやっても構わん」

『了解ッ!!』

ーーーーーー

さてそんなこんなで、艦隊は砲撃距離まで接近。

俺は中距離戦距離まで近づいていた。

中距離戦距離……言い換えると……

《ワザワザ死ニニ来ルトハナァ》

アサルトライフルの流れ弾が当たる距離、具体的な数字なら数千メートルだろう。

ちなみに、この距離だと集音センサーでバッチリ声が聞こえる。

構わず俺は多目的ランチャーにカールグスタフの対艦弾(勿論佐世保のオリジナルだ)を装填、構えて放つ。

近接?遠距離から無力化出来るなら、わざわざ被弾のリスクを負ってまで近づく必要は無い。この状況ではナンセンスだ。

「済まない、待たせたな、護悧」

「藍原……『待たせたな』使うなよ。俺の決め台詞の一つなのに……」

「さて、接近戦と行くか?護悧、藍原」

あのなあ……

「それが良い。瞬間移動で一気に距離を詰めよう」

「いや、なんで距離あるのに近付かなきゃいけないんだよ。確かに塹壕は無いけど、アウトレンジが一番に決まってるだろう。違うか?」

「お前は浪漫を分かってない」

「浪漫なら分かっている。航空機による蹂躙と超大口径砲の砲撃だ」

「違う、近接戦だ」

「なら多数決だ。護悧、御坂、良いな?」

「なんでだよお前ら二人でいけよおれここでバカスカ撃ってるから」

「良いから行くぞ」

ーーーーーー

《仲間割レ……カ?》

《人間ノ考エル事ハ良クワカラン》

《マア良イ。主砲ノ用意ヲシテオケ》

《ハッ!》

ーーーーーー

「だから俺は遠くから撃てるから良いの!」

「強情な奴だな。もう良い。このまま連れてく」

「なんてこった…………俺は逃げる」

付き合ってられるか!

ーーーーーー

《主砲用意完了シマシタ!》

《ヨロシイ。………デハ……》

ーーーーーー

「「俺たちから逃げられるとでも思ってたのか?」」

「クソッ……そろそろか?御坂」

「気づいてたのか?」

「そりゃ、集音センサー付きヘルメットだしなこれ」

「じゃあ、行くか」

「ああ、不本意だがやるしかない」

「行くぞ」

そう言って藍原と御坂が俺の肩に手を置き………

ーーーーーー

《3、2、1!》

《撃ェッ》「「「jackpot!!」」」

敵が発砲すると同時に二人の瞬間移動に相乗りして真後ろに移動、

俺が至近距離用対艦弾を、御坂が光速の斬撃を、藍原が渾身の一閃を放つ!

《グ……グォォォオオ!!貴様……!》

「まだ終わらせないさ。物資回収用フルトンパンチ!」

《グフッ……ン?……ウワァォァ!》

「回収するならなんで色々ぶち込んだ??」

「暴れられてたまるか。次行くぞ次。ここは敵の射程内。これ以上は近付こうが離れようがあまり変わらん。行くぞ!」

直ぐに背中の出力を上げて突進!

「キャラ変わってないか?まあ良いか。藍原、俺たちも行くぞ!」

「うーん、冷静になってみると指揮官が前出るのってどうなんだ?まあ、『指揮官たるもの進撃時は先頭を、撤退時は殿を努めよ』って事で」

二人も問題無く付いてきているようだ。

 ある時は一気に近づいて散弾を叩き込み、回収。

ある時はジグザグに近づいて、絞め落として回収。

またある時は右左右左右左そして大きく右!のパンチコンボで気絶させて回収。

そうしてどんどんフルトン回収していく内に、手持ちのフルトンが残り一つ。

「流石に使いすぎたな……補充しておこう」

端末で補給支援を要求した瞬間、

「馬鹿!後ろだ!」

振り返った瞬間、重巡棲姫(だろうか?)がすぐ後ろに迫り、丁度俺に砲を向ける所だった。

「ボケッとするな!………喝ッ!!」

そう言って御坂は気合一閃、声だけで怯ませてその隙にフルトンを取り付け(事前に持たせておいた)、次の獲物へと飛んでいった。

「チッ……お荷物になるとはな……」

そう言いつつ、目の前に迫っていた軽巡棲鬼……の上に降ってきた補給段ボール箱の中から必要な物を全て取り出し、気絶している軽巡棲鬼を詰めてフルトンで上に送った。

やはりフルトンは良い。殺すのに必要な労力を半減出来る。何せ行動不能にするだけで良いのだ。

『こちらシエル、敵の親玉を確認。位置情報、送ります!』

直ぐにSEにデータが送られる。

さて、どうするか……親玉まで距離があるし、何より敵も多い。

とりあえず、地道に削るしか無い。

「全軍、敵は多い。だが、何人居ようと、木偶は木偶だ!油断はするな、だが怯む必要も無い。全軍、進撃!」

『了解!』

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