元隊長の鎮守府運営記録   作:ゆすくうけに@Aki

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刻君はこんな事言ってますが、そのうち書きます。


コラボ第十二話「ガラムマサラ島奪還作戦準備」(宴会後編なんぞ素面で書けるか!by刻)

side刻

 さて、F4EJHM改良型の建造(『開発』は既にデータ上で終了しており、実機を作ると言う意味から判定すると『建造』が正しい)をインデックスに命じた後、なんやかんやで大暴走を始めた宴会から間一髪抜け出した俺は風呂に入っていた。そう言えばデッドプールが何故かブロージョブ(Blow jobって書くらしい)を人数分出した途端、いきなりウチの加賀とヴェールヌイとシエルが侮蔑の表情を浮かべながら、天龍と木曾と摩耶が顔を赤らめながらデッドプールに銃を向けていた。映画デッドプールにも出てきたしウィーゼル(映画デッドプールでの相棒ポジションの男。傭兵達の溜まり場となっているバーの人)が『言わせるなよ恥ずかしい』とか言っていたが……俺にはそのネタがよく分からなかったな。

 それはともかく、俺がいるのは勿論男湯である。憲兵隊やら基地防衛隊やら整備士やら提督やら男もかなりいるから、男湯もきちんとあるのだろう。艦の方の佐世保には俺の部屋の風呂しかないからな…陸上基地にはあるけど。

「しかし…熱い風呂は落ち着くな……これで温泉卵があれば完璧なんだがな。ま、熱した海水じゃ無いだけ有り難い」

 艦の方の佐世保の風呂も陸上基地の風呂も真水だが、昔の護衛艦の風呂は浴槽の水が海水(流石にシャワーは真水だったが)で、風呂から上がる時にシャワーをしっかり浴びないと体が痒くなったとかなんとか。艦の方の佐世保は動力にかなり余裕があるから蒸留して使っても全く問題無いし、そもそも食糧生産部から出てきた生育廃水やその他生活廃水を処理すれば直ぐに真水が手に入る。陸上基地は近くの水源から引いた物を濾過・非オラクル化処理をして使っている。

 しかし…本当に俺は『本気』を使いこなせるのか?それとも振り回され、仲間に『処理』されるのか?

 いや、出来るかどうかではなく、やるしか無い。この喰らう本能を、海よりも深い負の感情を。俺はしっかりと乗りこなさなくてはならない。

 そう、やけに白い右腕を見ながら、俺は思った。

ーーーーーー

sideデッドプール

 やれやれ…ブロージョブ出しただけであんな反応されるとは思わなかったぜ。体が穴だらけになっちまった。勿論今は塞がっているがな。親知らず抜いた時の薬が残ってて良かったぜ……お陰で少しハイになれる!

「さて、俺ちゃんも風呂入ってこ〜よぉっと」

 お気に入りのアヒル30羽、生卵、ピータン、身体洗う用タオル、石鹸、後は〜カラオケセット♪

 肉襦袢は……別にいっか。

ーーーーーー

side刻again

「こっいのーよーくーしりょく〜ほらげーぇむがは〜じまる〜」

 平和を愛する少女パス(CV水樹奈々)の歌声が()()()響き渡る。そうかと思えば

「われのこのみしクラーリネット、ててよりたまりしクラーリネット、やんごとなきっほどにしーてたーのにーこーぼれていでぬおとーぞーあるー。いーかがせむ、いーかがせむ」

MSF総司令官ビッグボス(CV大塚明夫)の渋い声で『古語版「クラリネットこわしちゃった」が響いたり。

MSFの各メンバーの謎の歌合戦の終わった後も、男湯には様々な歌声が響いていた。

「They call me"DEAD POOL", I'm hella fast. Come to MERC the bad guys 」

「あるっはれーたひーのことー」

「Do not move. Do not talk. Don't be fooled. Go to school.」

「悲しみに濡れ、た。月が静か、に…」

「How can I break the wall .

How can I find my way back.」

 その声を聞きつけて、

「よーっす!」

デッドプールが入って来た。

「あれ?パスもビッボもいない?他のみんなも?」

いないぞ

「じゃあベンジャミン・フランクリンも?alanも?」

だからいないっての

「なるほど…じゃあ刻チンか」

 そう、さっきの歌、実は全て俺が歌っていた。

特技:声真似だ。と言うか喉の構造が特殊なんで、深海の言葉を使えるのも多重発音が出来るのも、実はこのお陰だ。尤も声真似自体は昔から得意だったが。

「さて…この戦い、どう思う?」

 ぷきゃ、とアヒルを鳴らしながら聞く。

「そーだな、結構メリットは大きいが…難しい質問だな。まあ取り敢えず、あいつらを見捨てるって選択肢は無えわな」

 珍しく真剣な面持ちで答えた。尤もデッドプール、いやウェイド・ウィルソンと言うこの男にしてみれば、金に成らないのに親しい奴を殺すこと自体あり得ない。

「だろうな。じゃあ、どこまで全力を出せば勝てる?」

「というと……()()も投入する気か?」

「状況によってはな」

「…死ぬぞ」

「その気は無い」

「………なるほどな………仮にアイツラ二人の本気がお前と同じだったとして、それ全部出すだけじゃ勝てないな。最低でも防衛設備の転用が必要だ」

「『速射佐世保砲』に『連装プラント砲』、『ファルコン隊』に『陸上基地プラズマ炸薬砲・ヤシマモード』でどうだ?」

「『基地航空隊』もいると良いかもな。ファルコンの代わりに」

「文字通り俺達の『全力』か……手の内を全て晒すこと自体は構わないが、本土側の防衛をかなぐり捨てると言う訳にはな…取り敢えず紫の協力無しには基地航空隊すら呼べないがな」

 とそこへ

「俺達も噛ませてもらうぜ」「奥の手…何が良いか……」

 あんだけ大酒飲んでながら殆ど素面(酒を無駄にするなよ……)な御坂と、そもそも酒を飲んでない藍原も登場した。

「俺の奥の手は…『融合』だな」

 と御坂。良くわからんが…まぁ役に立たない訳は無いな。

「んで俺は『分身弾幕銃剣突撃(万歳突撃)』といったところか」

 ……藍原、その名前は……まぁ艦娘パチン虎の時点で佐世保も相当アレだがな。

 まあ、そんなこんなで、風呂場での作戦会議は(途中カラオケや飲み食いを挟みつつ)翌日まで及んだのだった………長湯しすぎだろ俺ら。

ーーー

「しかし…なんだよこの大量のヒヨコは……」

「ヒヨコの、ヒヨコによる、ヒヨコの為の物量作戦だ!」

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