遊戯王ZEXAL ~単なる日常から強制転移~ 作:妖牙=飴んぼ
俺はただのデュエリスト「火村 堕紅(かむら だく)」。
俺はこの世界で普通の学生生活を送っていた。別に変わったこともない、単なる普通の日常を過ごしていた。たぶんその先は普通の社会人になって、時の流れに身を任せるのだろう。
まあ、死んだ俺には関係ないだろうがな。
夏を迎えた学校の帰り道、あの時は熱中症だろうか激しい頭痛とめまいがしていて、一刻も早く家に帰ろうとしていた。涼しい部屋の中、俺と同じく遊戯王をやっている友達と楽しくデュエルしている光景を思い浮かべていた。
後少し、目の前の道路を渡れば家に着く。
早く、早く、乾ききった喉を潤し、暑苦しい部屋を換気し、テレビでも見ながら自分のデッキを組んでいよう、そう思っていた。
信号が青と見えた俺はその先の家めがけてダッシュした。
それがまさか見間違いだったとはな。
その先は説明しなくても察しがつくだろう。
簡単に言えば、大型トラックに跳ねられた。
死、それを迎えるのがこんなに早いなんて、信じたくないし信じることもできない。
今日は学校で狂気に落ちるほど難しいテストがあって、早く帰って最近はまったアニメを見たいとか思ってはいた。帰るは帰るだけど、誰も土に還るとか言ってないし、もう本当に信じられない。
堕紅(信じたくない、信じたくn・・・あれ?)
堕紅がハッと我に返ったとき、自分が真っ暗な場所にいることに気づいた。
堕紅「え・・俺死んだんじゃ、」
?「お前は死んではいない。」
堕紅「!!」
驚いて後ろを振り返ると、そこには悪魔のような顔を持った扉がたたずんでいた。
扉は十メートルはありそうなくらい巨大で、鎖で固く閉じられている。扉の側面にはこちらを睨むように黄色く光る目と、恐怖を感じさせる無数の歯が彫られている。
堕紅「誰だ!どこにいる!?」
?「お前の前にいる。」
どうやら今、堕紅の目の前にある門がしゃべっているらしい。もちろんのこと、門の口が動くことはない、テレパシーかなにかで語りかけているのだろう。
堕紅(こいつ何いってやがr・・・あれ、この状況、何かに・・!)
アニメ遊戯王そのままだ。シリーズでいうとZEXAL(ゼアル)だ。たしかエクシーズが主軸のもので、遊馬とかアストラルとかがいたはずだ。この扉が一期の序盤で出てきて、何者だろうと期待していたらまさかの罠カードという、予想の斜め上を行ったキャラであった。
ただZEXALはもう終わって、アークファイブが始まったところにある。今更旧作のキャラが何の用だろう。
門「お前には、あの二人を手伝ってもらいたい。」
堕紅(え?二人って・・遊馬とアストラルのことか!?)
信じられなかった。二次元の世界にいきなり飛び込むなんて、赤の他人に言ったら中二病扱いされるレベルのことだし、普通過ぎた日常がこの門の一言で一気に変わった気がした。
堕紅「ちょ、ちょっと待て!いきなりそんなこと言われても、まだ準備出来てないし!」
門「我がこちらに住居を作っておいた。お前のデッキと大量のカードも置いてある。」
堕紅「準備早すぎます、というか俺が言ってんのは心の準備だから!!」
門「心配しなくてもいい、我を信じろ、そして二人と世界を守ってくれ・・・。」
門の奥から光が溢れだし堕紅を飲み込んでいく。これがその世界への転送なのだろう。
堕紅「わかった・・・って!何で世界まで!話広がってないかあああぁぁぁぁ・・・・」
・・・話がつかないまま、その世界に連れてかれてしまった。
どうもうぷ主です。
最初の投稿なので、だいぶ少なくなってしまいました。
次回からは大幅に増やすつもりです。
では、これからもゆっくりしていってね!