KAMEN RIDER IDEA ~ヘレシー戦役~   作:ブランドマーカー

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第3話:価値のある問題

 偵察隊からの報告が終了した指令室のゲートが音もなく開いた。

 入室したスズキ艦長は、まだ一番奥の指令席に腰掛けているディルク・ヘレシー大元帥の前に行くと、素早く敬礼してから報告を始める。

 

「やはり、アハト・セクターは窮地にあるようです。レーム総督の身柄もイデア皇国側に確保されたらしく、真実ならばアハト・セクター全域が奪われるのも時間の問題かと……」

 

 無念の思いとともに言い終えたスズキはその感情を押し隠すべく俯いた。

 

「そうだろうね」

 

 しかし、一方の大元帥は同意の言葉こそ発したものの肝心の意識は偵察隊から先程提出されたライブラリー・システムの内容が含まれたデータカードを弄る方へ注がれていた。

 

「…………」

「だけど、それも『今だけ』のことだよ」

「はい?」

 

 そんな無関心とも見受けられる大元帥の様子に、スズキは俯いたまま眉をしかめたが、直後に付け加えられた意味深な一言にさっと頭を上げると、また改めて、目前の指令席に腰掛ける大元帥を見返しつつ慎重に声をかける。

 

「閣下、それは――」

「二つの謎だよ、艦長」

 

 すると大元帥は怪訝そうな表情のまま自身を見せるスズキへ、例の赤銅色の瞳と不敵な微笑を向けつつ答えた。

 

「謎……ですか?」

「ああ、外領域の担当になってから数十年間……ずっと追っていた謎だ。ちょっと待っててくれ」

 

 オウム返しに聞き返したスズキに頷きつつ大元帥は一旦話を区切ると、突然弄っていたデータカードを指令席前の机に置いて、今度はその傍に設置された末端機の開いた回線へ指示を送り出した。

 

「艦橋へ、こちら大元帥。《ヴィッダー》のベルク艦長に《ヒメーレ》は一時的に艦隊を離れるけど、各艦はそのまま指示した戦術調査とザンギャック星系のライブラリー・システムの収集を続けて、終了したら針路をフロニャルドという世界に定めるよう伝えてくれ。位置は搭載されたコンピューターが教えてくれるはずだ……頼んだぜ」

 

 すると間もなく艦橋側からの応答が聞こえ、大元帥は回線を閉じた末端機から前方のスズキへ視線を戻した。

 

「悪いね、艦長」

「いえ。しかし……」

「物珍しそうだね。フロニャルドという世界は初耳かい?」

「聞いてるはずでしょうか?」

 

 やや困惑気味なスズキのその様子に大元帥は一度首を横に振りつつ言った。

 

「いや、わるいわるい。別に咎めてるわけじゃない。少なくとも俺は、君の前でフロニャルドの話題を出したことはなかったし。それに知らなくても不思議じゃない。あの世界自体は興味深い生態や風変りな文明が栄えているけど、まだ特定の方法以外では次元交通も行えない未開世界だ、俺だって偶然手元にあった旧イデア帝国時代の調査資料を見るまで一切認知してなかった……た・だ・し」

 

 大元帥はそう言いつつ徐に軍服の懐から半透明のスキットルを取り出すと、その中身の液体――おそらく色的にウィスキーの類だろう――を一口含みながら続けた。

 

「俺があの世界に興味を持ったんは、イデアール領域よりもザンギャックの支配領に近い宙域に存在しながら過去一度も侵略対象になっていないだけでなく、認識した旧イデア皇国も調査以上の干渉を行っていないって点だ。はてさて、その状態が成されてる『意味』……君はどう思う、艦長?」

 

 如何にも苦悩的な表情を浮かべながら大元帥が自身の話した疑問を投げかけると、彼の真意を判断しかねたスズキは小さく肩をすくめつつ無難な回答を選んだ。

 

「まだ次元交通が未発達ならば、どちらも干渉する価値がない世界と判断したのでは?」

「おお、なるほど」

 

 しかし、それは最適な答えだったらしく、直ぐに大元帥は苦悩紛いの表情を達観的な微笑へ巻き戻すと、またスキットル内の液体を一口含みつつ起動中のデータカードを指令席前の机の上からスズキの方へ滑らした。

 

「そうだな、俺も最初はそう思った。けど実際はちょっと違って、また中々複雑だったんだ。まず今回の偵察隊が持ち帰ってくれたライブラリー・システムの星系データを調べたら、そもそもザンギャックの連中は『フロニャルドという世界自体を全く認知してなかった』らしんだわ」

「それが、閣下の仰った二つの謎になったわけですかな?」

 

 そして、その滑ってきたデータカードの内容を見据えたスズキが尋ねると、大元帥は赤銅色の瞳を一層嬉々そうに輝かせた。

 

「素晴らしいねぇ艦長! その通りだ。第一の謎……それはフロニャルドに偏在するエネルギーとある鉱物の存在だった。そこから俺個人が導き出した『答え』なんだが、もしも正解なら後者に関しては興味深いだけでなく、実に利用価値がある」

「それは御喜び申し上げます」

 

 大元帥の遠回しな――もしくは演技染みた――言動に疲労感が募ってきたスズキは多少強引に話題の本質を問い質した。

 

「では、そろそろ残っている『第二の謎』について、詳しく説明していただきたいものですな」

「ああ、いいぜ」

 

 すると大元帥はスズキの心中を悟ったらしく、懐にスキットルをしまい込みながら席を立ち上がった。そして……。

 

「今回の本題……第二の謎にして、最も『解く価値のある問題』そいつは――」

 

 ゆっくりと振り返るとともに暗闇の中で、端麗な微笑を浮かべたまま告げた。

 

「反乱分子の根絶とイデアール全域の再統一……だよ♪」

 

 

 * * * * * * * * * *

 

 

「――くしゅっ……はぁ、まだ少し寒いかな?」

 

 再興間もないイデア皇国の中心地にそびえる政庁内のまだ肌寒い廊下の一角で、小さな鼻をすするとともに少女『シズク・フォン・モントドルフ』は無意識に身震いしながら呟く。

 数日前から心身が求める休養に突入しようとベッドの上に寝転んで、ぎゅっと両瞼を閉じ、虚ろぐ意識をそのまま手放そうと試みていたもののその度に突然心中から警告を促すような『胸騒ぎ』が湧き出て、彼女の安眠を妨げる。

 そして、多忙を極める日々の貴重な休眠時間だった今夜も結局不快な胸騒ぎに根負けして、やや投げ遣り気味にベッドから身を起こし、寝間着の上から政務用の制服を――伯爵や侍女達に見られれば小言の流星群が飛んでくるだろう――羽織ると、一応人目を警戒しつつ抜け出した自室から静寂と暗闇に包まれた廊下の一番端にある幅広い階段を上がり、最上階に数えられる屋上へ訪れた。

 何となく……夜風に当たりながら満天の星空を眺めたくなったのだ。

 上り終えた階段の前に設置された鉄扉を押し開けたシズクは上空の柔らかい月光とともに出迎えてくれた夜風になびく藍色の髪をそっと片手で押さえつつ目的地だった屋上に踏み出し、数歩先の転落防止用に並べられた手摺の一角に頬杖しながら眼下に広がる帝都を眺めるが、如何やら気分転換しようと帝都のぼんやりと明るい街灯を見据えたこの些細な行動も逆効果だったらしく、暫くすると訪れた時の小さな安堵と達成感はすっかり消え去り、シズクの心中はまた『胸騒ぎ』と睨み合う状態に陥っていた。

 最初は環境変化が関係していると思った。まだ慣れない政庁の生活。多忙を極める政務。何より途方もない重責と、上乗せするように任務へ行ってしまった兄や義姉達……最も信頼する人達のいない不安が、そういう不調をもたらしていると。

 しかし、同時にその極まる多忙から生じる疲労すら意に介さない胸騒ぎが思い過ごしではなく、通常は視認できない『異変の前兆』という事実も彼女自身――正確には彼女に宿る能力だが――は無意識ながら悟っていた。

 

「はぁ……」

「やっぱり、貴女でしたか」

「え?」

 

 結局解答が見出せないまま一際大きな溜息を吐き出した時、不意にそんな苦悩する少女の背中へ、やや呆気の含まれた声が語りかける。

 驚いたシズクが手摺に頬杖していた両手を突っぱねるように崩しつつ反射的に振り返ると、その先には鉄扉の前に寄りかかる一人の少年の姿があった。

 

「こんばんは」

「フィル!?」

 

 シズクは自然と愛称で、その少年『フィーリプ』を呼んだ。

 まだ幼い印象を受けるものの整った目鼻立ち。

 やや愛嬌の欠けた――または物悲しい――水晶のような紫色の瞳。華奢とも思える細身の肢体の上には地味な配色の上下とインバネスコートを着込んでおり、右手首にはトレードマークともいえる途中から千切れた鎖付きの黒い手枷を嵌めている。実際の年齢はシズクより下だが、逆にその容姿と雰囲気の矛盾が彼女以上に大人びた印象を与えた。

 

「こんな時間にどうしたの?」

「うーん、そうですね……」

 

 そんな自身の登場に驚いているシズクの様子に、フィーリプ少年は小さく微笑みつつ扉の前から離れて、そのまま彼女の隣に並ぶと、夜空を仰ぎながら答えた。

 

「満天の星空を眺めたくなった、とか?」

「……それって、もしかしてイジワル?」

 

 少年は悪戯っぽく微笑んだものの肝心の話し相手であるシズクは困惑気味だった態度から一転して、やや不満気な言動を窺わせた。どうも彼女の不評を買ってしまったらしい。

 内心慌てふためいたフィーリプだったが、それでも首を傾げながら平静を装うと、そのまま口早に理由を聞き返した。

 

「どうしてですか?」

「私の心を言い当てて、私よりも『プラーナ』に通じてるって……自慢してる気がするもの」

 

『プラーナ』とはイデアール領域の極一部の者達の生とともに宿る『力』だ。

 単純に『不可視な能力』と片付けるのは少々早計だが、その一言に凝縮してしまう方がいい場合もある。

 つまるところ『行使できる者達』しか理解できない『知識』と『分野』だからだ。しかし、この神秘的な『力』が一種の求心力となり、古の時代からイデアール全域に根深く関わりつつ存在したという歴史も事実だった。良くも悪くも……。

 

「すみません。冗談のつもりだったんですが、気に障ったなら謝ります」

「ふふ……ごめんなさい。悪いのは私の方ね」

 

 一瞬戸惑ったものの素直に猛省したフィーリプに対し、不意にシズクは弱々しく微笑むと、逆に謝罪しつつ一礼する。

 

「ちょっとピリピリしてるみたい」

「眠れないんですね?」

「……ええ、あなたも?」

 

 シズクの言葉に、フィーリプはしっかり頷いた。

 

「はい。僕も貴女も感知してるなら、これは単なる胸騒ぎじゃない」

「やっぱり、プラーナの?」

「予兆だと思います。どういった原因か分かりませんけど……ただ噂になっている次元帝国の新指導の存在が、僕個人は気になります」

「そう、か……」

「……はい」

 

 自身の意見を聞きつつ力なく返答するシズクの様子にフィーリプはしばし思考したが、やや躊躇った後に意を決して提案した。

 

「辛いならノイ・セクターの視察は延期にしてもらいましょう。体調不良なら評議会も――」

「それはダメ……!」

 

 不意に俯いていた頭を上げたシズクが提案するフィーリプの言葉を遮った。

 

「今回の視察はとても大切な仕事……私の都合だけで、先延ばしにする訳にはいかない……!」

「ですけど、あのセクターはまだ次元帝国から解放されて間もない。平定し切れていない現状を狙って、奪還しようと次元帝国が再侵攻してくる可能性もあります」

「だからこそ行ってあげないと。ちゃんと目を向けて、覚えて、考えて、辺境の地でも――辺境だからこそ、自然と平穏を送れる世界にしてあげたい。私の役目……ノイ・セクターの訪問はその第一歩になると思うから」

 

 そう言い終えた彼女はまた弱々しく微笑んだ。

 

「それにノイ・セクターでは兄上達も合流する予定だから、きっと大丈夫……まぁ、あの人達にばかり頼ったらダメって思いもあるんだけど……」

「なら僕もいます」

「え?」

 

 シズクが言い終える前に、今度はフィーリプが彼女の言葉を遮る。

 

「その……確かにノイセクターではシルトさん達と合流しますけど、それまで――ずっと傍で、僕も貴女を守ります」

「フィル……」

「あ――い、いえ、その……」

 

 しかし暫くすると、自身が一直線に見詰めていた少女の視線が、逆に自分自身を見据えている事に気付いたフィーリップは突然両頬を赤く染めつつ取り乱し始める。

 年不相応に大人びていた表情は悪戯でも見抜かれた子供のように慌てふためき、滑らかだった口調もチェーンの外れた自転車のように、途切れ途切れで、しかも更には支離滅裂な言葉を口走っていた。

 

「シルトさん達にも頼まれてますし、いえいえ! だから仕方なくじゃなくてですね? その色々助けてもらいましたし、なんか力になりたいと自分の意思で決めたことで……」

「大丈夫……分かってるから。ありがとう、フィル」

「い、いえ! そんな大した事じゃ……そそっ、それより、もう部屋に戻ったほうがいいですよ!? その~、他の人に見られたら~、いえいえ! 僕は全然構わないんですけど……じゃなくて!」

「ふふっ」

 

 あまり見慣れないフィーリプの慌てふためいた様子に、シズクは目を細めつつ安堵の表情を浮かべる。

 

「そうだね。今夜……フィルと話せてよかった。気が楽になったもの……だ・か・ら♪」

 

 先程までの『胸騒ぎ』が遠退いている……気付いた少女は、少年へ感謝の言葉を送りつつ徐に一歩手前まで近付くと、そっと背伸びして――その恩人の右頬へ唇を寄せた。

 

「!?」

「お礼ね……おやすみなさい♪」

 

 最後にシズクは可愛らしい舌をちろりと出しつつ悪戯っぽい笑顔――先程彼女にフィーリプが見せた微笑と似ている――を浮かべると、そのまま足早に屋上から姿を消した。

 そして、一人残されたフィーリプ少年は立ち尽くしたまま彼女の唇が振れた自身の右頬へ指先を掠めつつ複雑な心境に苛まれる自分自身へ当惑する。

 あれは間違いなく『親愛の証』だったが、逆にいえば『それ以上の感情はない』……結局のところ彼女にとっての自分はまだまだ『信頼できる異性の友人』から昇格してないようだ。

 

「はぁ~……」

 

 少年は暫くの間……満天の夜空を仰ぎつつ微熱のこもった頬を冷ました。




【オリジナルライダー設定2】

《仮面ライダーザイン》
ギリシャ文字の『(ゼータ)』を模したデザインの仮面ライダー。数字表記と変身コードは『777』。エネルギー流動経路『ブライトストリーム』は白色で、人工複眼『ゼットファインダー』は水色。変身手順は装着した『ザインドライバー』のバックル部へ、変身コードを入力して『Standing by』の電子音声が発声された『ザインフォン』を突き立ててから左側に倒す。その際に適合者ならば『Complete』の電子音声とともに変身が完了する。また必殺技を受けて倒された対象は青緑色の炎に包まれつつ灰化し、その場には最後白色の『Z』の文字が浮かび上がる。

〈ザインギア〉
・ザインドライバー
ベルト型の変身ツール。変身コードを入力したザインフォンを装着することで、適合者の全身に『ブライトストリーム』が放出される。またベルト各部に専用ホルダー『ザインギア・クレードル』があり、左右それぞれに『ザインブレイガン』と『ザインポインター』を携行可能の他、変身後は左大腿部にもアクセレイガンの専用ホルダーが出現する。
・ザインフォン
携帯電話型トランスジェネレーター。ザインドライバーと連動させて適合者をザインへ変身させる。また通常の携帯電話や横方向へ折り曲げれば光線銃型の『フォンブラスター』としても使用可能。
・ザインポインター
デジタル単眼鏡型のポインティングマーカーデバイス。ミッションメモリーを装填して『Ready』の電子音声とともに本体が伸長・起動させ、左足脹脛に装着すればソルテックレンズの先端部から対象を拘束(ロックオン)する白い七角形状のポイントマーカー光が発射される。また通常形態でもデジタル単眼鏡として使用可能。
・ザインブレイガン
『Z』を模した形状の剣銃一体型マルチウェポン。通常形態の『ガンモード』は手前のコッキングレバーを引くことで『Burst Mode』の電子音声とともに起動して濃縮されたフォトンブラッド光弾を連射可能で、更にミッションメモリーを装填すれば『Ready』の電子音声とともに本体上部からフォトンブラッドを発する刀身(フォトンブレード)が生成される『ブレードモード』になる。
・アクセレイガン
アートライクの左ハンドルを取り外したマルチウェポン。コンバットナイフ型の『ブレードモード』から光線銃型の『ガンモード』に変形する。またザインドライバーにも携行可能。
・フライングアタッカー
飛行用バックパック。装備の有無は変身時に選択可能で、着脱は変身後も行える。高い精度と速度を併せ持った縦横無尽の空中機動により圧倒的な制空力を発揮する。また通常形態の他、砲撃形態の『ブラスターライフルモード』や着脱時に本体から引き抜いた二対の操縦桿(ステアコントローラー)を変形させた接近武器『トンファーエッジモード』も使用可能。
・アームドライク
ザイン専用の可変型バリアブルビークル。通常はトライク型の『ビークルモード』だが、内臓された高性能AIにより『バトルモード』という二脚歩行型の戦闘メカへ変形可能。高い機動力と16門のガトリングマズルが仕込まれた前輪『バスターホイール』、両側にある折り畳み式の二連装バルカン砲『フォトンバルカン』を駆使しザインのサポートを行う。またバトルモード時でも搭乗・操縦は可能。

〈ザインの必殺技〉
各必殺技とも専用ツールに『ミッションメモリー』を装填しつつトリガーを引けば『Exceed Charge』の電子音声とともにフォトンブラッドが注入されて発動可能になる。
・ザインスラッシュ
ザインブレイガン・ブレードモードの銃口から白色の光弾を発射して対象を捕縛し、『Z』を模した光とともに突進しつつ斬り裂く。またフライングアタッカーのトンファーエッジモードでも同様の斬撃を発動可能。
・クリスタルスマッシュ
左足脹脛に装着したザインポインターから白い七角形状のポインター光を発射し、捕縛した対象に飛び蹴りを繰り出す。
・スカイインパクト
フライングアタッカー装備時に上空から強力なパンチを繰り出す。
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