自分ともう1人の自分も(莉音編)[一時凍結] 作:無の空間の存在維持
しばらく、歩くと、莉音達はリビートリゾートに到着した。照りつける太陽の光と響く波の音。巻貝をイメージして作られた建物が辺りに点在している。
その名の通りラステイションの誇る観光地ではあるらしいのだが、最近はモンスターの住処と化してしまい、人が寄り付かなくなってしまったらしい。来る途中にユニが教えてくれたのだが、同じような場所でセプテントリゾートと呼ばれる場所もあるようだ。
ユニも依頼で訪れることがたまにあるらしい。その場所もモンスターの住処となっており、さらに危険種まで生息している危険地域になったらしい。
コンパ「仲間が増えてうれしいですぅ。」
アイエフ「そうね。こちらとしては大助かりだわ。」
ユニ「力を見せるけど、とても強いわよ。貴女達も戦いを見せてくれることで良いわよね。」
ネプギア「そうだよ。でも、莉音ちゃんはできる?」
莉音「・・・・・・・・頑張る。」
ネプギアとは違って、意気込みはしなかった。そのため、ユニには誤解を受けた。
ユニ「ちょっと、貴女は戦わないの!?」
ネプギア「ユニちゃん、あまり大声で言わないでね。この子は強いけど、あまり戦いがらないからね。私は莉音ちゃんが戦ったのは1回しか見てないよ。それでも戦うから大丈夫だよ。」
ユニ「それにしたって、ほとんど傍観者じゃない。凄く不安だわ。」
そうと思われてしまうのは仕方がない。不愉快に思ったと考え、謝った。
莉音「・・・・ごめん。」
アイエフ「コラっ。また謝らないの。」
莉音は黙ってしまった。
コンパ「莉音ちゃんはよく謝るですぅ。」
アイエフ「そうなのよ。謝らなくてはいいことも謝るのよ。それはいけないことよ。良い?」
莉音「・・・善処・・・・・する。」
この性格もここまで移動する間に分かったことだ。元気がないことにも謝り、人見知りで後ろにいることも謝った。そのため、余計に謝ったときは叱ることにした。
ユニ「まぁ、1人分の時間がかかっても、こんな依頼は楽勝よね。時間も惜しいからパパっと終わらせて次の依頼を受けるわよ。」
莉音「終わったら、引き続き?」
ユニ「そうよ。アンタ達と協力するのはこのクエストが終わるまでだけど、アタシには他にも行きたい依頼があるのよ。だから時間はあまり無駄にはしたくないの。」
莉音「・・・了解。」
時間に関しては結構気にするようだ。
それを見ている音々は後ろから誰かがつけていることに気づいた。それは莉音も同じだった。そんな彼らを見ている人物がいた。・・・リンダだ。
遠くから文句をつぶやき続けている。
リンダ「クソガキの女神と変な剣を持つ奴のパーティだ。もうラステイションに入っていやがったか・・・・。しかも1人知らねーガキも増えてるしよ……。どうせこっちの邪魔しようと考えてるんだろうけど、あんまり邪魔されたら仕事になりゃしねぇ。幸いにも女神は1人しかいねぇ。もう1人も厄介だが、女神さえ先に始末すれば、あの剣は使い物にはならねぇはずだ。ここで始末してやるから覚悟してろよ。」