自分ともう1人の自分も(莉音編)[一時凍結] 作:無の空間の存在維持
フォレス・ガロ戦は原作と同じなので、省きます。
翌日、飛鳥とジンと耀は“フォレス・ガロ”の試合をして、勝った。しかし、耀は負傷したらしいが、応急処置をしたため、大事には至らなかった。その後、旗と名を返して、本拠に戻った。
莉音とレミは遅れて、本拠に向かった。そこには黒ウサギは嬉しそうに手伝ってくれることに感謝していた。
十六夜「よう、遅かったな。」
レミ「部屋の整理をしていたので。」
十六夜「ふぅん。」
莉音「何の話を・・・・・・していたんですか?」
十六夜「丁度、仲間がもう1人いる話をしていた所だ。それでその元魔王って奴はどんな奴なんだ?」
莉音「元魔王・・・・・多い。」とつぶやいた。
黒ウサギ「とても素敵な方なんです!名前はレティシア様、黒ウサギにはいつもお世話になっていました!しかし、バラバラになる際に売られたのです。」
十六夜「商品としてか。」
黒ウサギ「・・・はい。でも!十六夜さんがギフトゲームに参加すれば、必ず戻ってきます!」
十六夜「俺でなくても大丈夫だと思うぜ。そこの元魔王様がいるんだからな。」
レミ「少し過評価しすぎです。」
黒ウサギ「大丈夫です。レミ様なら大丈夫です。お茶を入れますので、座っていてください。」
レミ「私も手伝います。」
レミと黒ウサギは部屋を出た。
しばらくすると、十六夜「ところで、
莉音「・・・・・。」
?「ほう、私の気配に気づくとはな。」と入って来た。
十六夜「ガルドに手を貸した奴に何の様だ?」
?「そこまで見抜いていたのか。これは驚きだ。」
莉音「・・・・それで、何の用事?」
?「私には時間がないから行くぞ!」と木を操り、仕掛けた。
十六夜はそれを蹴散らした。
バンッ!!
枝は折れ、一瞬で部屋に絡みついた枝を吹き飛ばした。
?「ほう。しかし、ここまで力を出し切ると、あとあと疲れるぞ。」
十六夜「問題ないぜ。これでも全力ではないはずなんだがな。」
?「ほぅ・・。そっちは何も仕掛けなかったが、そうしていると、巻き添えして、死ぬぞ。」
莉音「十六夜が守ってくれたから大丈夫。
黒ウサギの仲間のレティシアちゃん。」
その一言にしばし無音になった。
レティシア「なっ!」
十六夜「えっ。」
レティシア「なぜそれを!?」
莉音「私は戦闘側ではない。・・・・・でも、サポートならできる方。それに私には“相手の心を読むギフト”があるみたい。」
レティシア「!!」とようやく理解した。
十六夜「なら、目的も分かるのか?」
莉音「・・・・・うん。・・・・・レティシアちゃんの目的は。」と言う途中で、黒ウサギが「何事ですか!」と言葉を遮断された。
そこには黒ウサギとジン、飛鳥とレミがこの部屋にやって来た。
十六夜「黒ウサギ。丁度良い。レティシア本人がお出ましだぜ。」
黒ウサギ「十六夜さんはよくレティシア様って分かりましたね。」
十六夜はすぐに否定した。
十六夜「いや、俺じゃない。莉音が分かったらしいぜ。」
ジン「“心のギフト”で心を読んだんですね。」
莉音「はい。」
レティシア「黒ウサギの所に“心を読むギフト”を持っているのがいるとは驚・・き・・だ・・・・!」と奥にいるレミに気付いた。
レミ「どうも、お久しぶりです。」
レティシア「レミ!」
十六夜「知り合いか?」
レミ「ただ単にギフトゲームで戦ったことがある方です。」
レティシア「まさか、レミがいるとは思わなかった。」
飛鳥はさっきから言いたいことがあったので、タイミングを待っていた。
飛鳥「取り込んでいる途中で良いかしら。」
レティシア「ああ。」
飛鳥「まず、私には質問があるんだけど。」
莉音「飛鳥は『なぜ仲間が仲間を殺したのか。』」と代弁した。
飛鳥「そうよ。」
莉音「レティシアは単に『実力を測りたいだけ』みたいです。ただ、結果は『青い果実だった』らしいです。」と今度はレティシアを代弁した。
飛鳥「・・・・。」
莉音「・・・・それでも、レティシアは『私や十六夜に再建するほどの実力があるかを見測りたい。・・でも、・・・時間がない』みたい。」
レティシア「そうだが。」
十六夜「なら、すぐにやろうじゃないか。」
レティシア「そうだな。」
十六夜とレティシアは窓から出た。
ジン達も移動する。
飛鳥「貴女。」
莉音「・・・・・。」
莉音は何も言わなかった。