自分ともう1人の自分も(莉音編)[一時凍結] 作:無の空間の存在維持
レミは本拠に着いて、フロアマスターのサンドラ、その補佐で兄のマンドラがいて、十六夜と黒ウサギ、ジン、白夜叉がいた。
レミ「今度は何をやらかしたんですか?」
レミがいきなり来たことに全員が驚いた。
白夜叉&黒ウサギ「レミ様!」
マンドラ「なっ!レミだと!」
レミ「マンドラ、サンドラ、お久しぶりです。」
サンドラ「会うのは謝罪以来ですね。」
レミ「はい。」
どうやら面識があるらしい。
十六夜「レミがここにいて、大丈夫なのか?ここの人たちはあまりレミのことをよく思っていないと思っているが。」と聞いた。
前回聞いたことでは、レミは魔王行為をしていた。それは、東西南北のトップと戦ったことがあり、箱庭の上層部でも戦ったことがある。さらに、その人たちに迷惑をかけたことにもなる。そのため、レミの行為を許した者はいるが、基本的に許していないことが多いだろう。
白夜叉「そうじゃな。謝罪はしてもその行為自体は根に持っておるじゃろう。魔王行為をしなくなったとはいえ、傷跡やトラウマは残るじゃろう・・・。」
レミ「まぁ、そうですよね。それでどこまで話を終えたのですか?」
白夜叉「レミ様には言っておらんが、魔王襲来の話を終えた所じゃ。」
レミ「そうですか。」
十六夜「驚かないんだな。」
レミ「聞きましたので。」
十六夜「ああ、そういうことか。」とすぐに納得した。
黒ウサギ「もしかして、莉音さんから聞いたのですか。」
レミ「そうです。」
白夜叉「やはり、言わなくても分かるのじゃな。」
ノーネームと白夜叉、レミは改めて莉音の凄さを認識した。サラマンドラはその子のことはあまり知らないため、話が呑み込めていない。
サンドラ「その莉音っていう方は誰ですか?」
マンドラ「どうせ、そこのノーネームだろう。」
白夜叉「いや、違うぞ。莉音はレミのコミュニティに所属しておるのじゃ。」
サンドラ「レミ様はコミュニティを立てたのですか!」
レミ「まだ、1人だけだけどね。」
サンドラ「その方はどういう方ですか?」と聞いた。
少なからず、興味があることだ。
ジン「えっと、あまり日常会話はしないですね。」
十六夜「あいつは必要最小限しか話さないからな。でも、悪くないギフトを持っているぜ。」
マンドラ「あまり役に立たないギフトだろう。」
白夜叉「そうではないぞ。莉音は“心を読む”ギフトを持っておるのじゃ。」
その途端、マンドラは一瞬思考が止まった。
マンドラ「!?!?!」
十六夜「今更だが、そんなにさらりと言っていいのか。」
レミ「問題ないです。」
黒ウサギ「まぁ、莉音さんが今回の魔王打倒に協力してくれば、大きな主力になるでしょう。」
十六夜「敵にとっては痛いだろうな。」
サンドラ「まぁ、“心を読む”ギフトなら隠しても知られますから。」
十六夜「いや、それだけならまだマシだが、他にもあるだろう。レミ。」
レミ「はい。他にも“未来を見る”ギフトを持っています。」
マンドラ&サンドラ「!」
白夜叉「そういうことじゃ。戦いには莉音自身も望んではおらんが、情報系では結構なギフトじゃぞ。それに自分自身も目立ちたがり屋ではないから、私の理解できていないギフトは自分では理解出来ているみたいじゃからの。自分のギフトを話さないのは目立ちたくないみたいじゃからな。」
レミ「私も白夜叉様が知っている内容と同じです。」
マンドラ「だが、それぐらいだけだ。」
十六夜「いや、それは違うぜ。俺たちが見た限り、それらのギフトは“未来”“心”“値”だ。単語のように聞こえるが、別の言い方をすれば、それだけの汎用性も高いとも読み取れるぜ。そこのギフトの詳細は俺にも分からない。」
白夜叉「そうじゃの。ギフトが単語しか乗っていないから、色んな意味が取れるのじゃ。今言った“心を読む”ギフトや“未来を見る”ギフトは一部の説明をしただけで“心を読む”はギフト名では“心”、“未来を見る”は“未来”じゃったからな。」
サンドラ「意味が広すぎて分かりませんね。」
十六夜「さらに全力を一度も出してないんだ。それでももっと不明だ。」
仲間の戦力としてはいいのだが、逆だった場合は厄介だ。
サンドラ「では、これからの魔王襲来については、こちらでも警備強化します。」
白夜叉「了解じゃ。」
その後、魔王襲来について、話をまとめた。直接の関連があるかは分からないが、“ラッテンフェンガー”は魔王に所属していた“ハーメルン”に関わることについて話し合った。