自分ともう1人の自分も(莉音編)[一時凍結] 作:無の空間の存在維持
音々がギフトゲームを開催させた頃、ノーネームたちもそのギアスロールを見た。
黒ウサギ「これは!」
十六夜「オイオイ。魔王ゲームが終わったら、次の魔王ゲームかよ。」
サンドラ「そんな・・・。」
ジン「このギアスロールはまさか!」
レティシア「前の“ペルセウス”の時と同じだな。」
すると、白夜叉がやって来た。
黒ウサギ「白夜叉様!」
白夜叉「お主ら!1つ確認しておくことがある!このギアスロールは“ペルセウス”の時と同じじゃな!」
十六夜「ああ。」
サンドラ「どういうことですか?」
白夜叉「ノーネームが“ペルセウス”に挑み、勝ったのは知っておるじゃろ。私はテレビでしか見ておらんが、終盤に差し掛かった時、魔王のゲームが開始されたのじゃ。しかも、ルールは前回と似ておるのじゃ。」
サンドラ「!」
十六夜「ほとんど同じとも言っても良いぜ。前回とは少し変わっているみたいだな。例えば、舞台の全員が参加や途中参加が不可なのは前回と同じだが、今回は前回の魔王ゲームで敗北したペスト、ラッテン、ウェーザー、ステロンがプレイヤー側につく所だ。となると、分かるよな。」
十六夜が言い終えた途端に、光が現れ、中からペスト、ラッテン、ウェーザー、ステロンが出て来た。
ペストたちは状況がまったく読み込んでいなかった。
十六夜「よう、さっきぶり。」
ペスト「なっ、何で貴方たちがいるのよ!それに白夜叉まで!」と半分パニックになっていた。
レミ「このギアスロールを見れば、分かります。」
ペストたちは黒いギアスロールを黙視した。
ウェーザー「ちょっと待て。俺たちが復活したのは分かるが、なぜ俺達まで参加しなくてはならん。」
ラッテン「そうよ。」
黒ウサギ「実は・・。」
黒ウサギは前回にもあったことを言い、内容を説明した。
ペスト「つまり、要点だけ言えば、相手をしてほしいから、私たちは復活したのね。」と少し呆れていた。
十六夜「そういうことだ。ホストと話したことはあるが、奴は気まぐれだ。だが、幸いにも奴は本気で戦ってほしいみたいだから、開始は1週間後になるみたいだ。」
レミ「しかし、前回は遊び程度みたいだけど、今回は本気で殺しにかかるかもな。」
ジン「前回も殺す気の内容でしたが・・・・。」とつぶやいた。
飛鳥「つまり、前回は私たちを本気出させるためにあの内容にしたのかしら?」
黒ウサギ「だと思われます。」
耀「危険。」
どっちにしても命の危機であることに変わりはない。
白夜叉「私も戦ったことはないが、見るからにそいつらの相手しても無事じゃったからの。よっぽどの実力者じゃ。」
それを聞いて、サラマンドラとペストたちは驚愕した。
サンドラ「そうなんですか!」
ジン「はい。」
ペスト「・・・実力者ね。」
十六夜「白夜叉、本当にここに来るには特殊な招待状がないと入れないのか。」と今回の仕組みを確認した。
十六夜「奴は“ペルセウス”に乱入して、“火龍誕生祭”にも乱入されて、ここまでしたら、相当な実力者だぞ。」
白夜叉「小僧の言う通りじゃ。じゃが、ギフトゲームが外部の者が乱入は不可能じゃ。4桁以上に所属する者ではおらん。それでもできる奴がいるとすれば、この仕組みの穴があるのかもしれん。」
穴がある。つまり、この仕組みを敗れるところがあるらしいが、そのことは全員知らない。
十六夜「無所属はどうなんだ?」
白夜叉「同じじゃ。」
飛鳥「それで、白夜叉でも止められないの。」
白夜叉「それは戦ってみないと分からん。さっきも言った通りにそいつらが相手にしたにも関わらず、平気でいるとすれば、実力は確かじゃからな。」
急に空気が凍った。
耀「でも、ホストが満足させれば、良いんだよね。」
白夜叉「その実力者が容易に満足するかどうかじゃな。」
ペスト「・・・クリアできるものがあるなら、それでクリアするしかないわね。」
白夜叉「とりあえず、今日の所は各自で休憩じゃ。ペストたちは私の所で休むと良い。」
ペスト「分かったわ。」
白夜叉「小僧たちもじゃ。」
黒ウサギ「お邪魔します。」
レミ「私は莉音ちゃんを連れてきます。」
これで一旦それぞれ解散した。レミは莉音を見つけて、部屋に連れて行った。莉音は一言もしゃべらなかった。
数日後、グループ分けが決まった。
ノーネームとサラマンドラとハーメルンと白夜叉はホストを満足させる。残ったコミュニティは治療やホストの出す物の防御を行なうことになった。
ここまで進んでしまったので、莉音はもうどうすることも出来なかった。なぜなら、さっきまで莉音はずっと寝ていたのだからだった。