自分ともう1人の自分も(莉音編)[一時凍結] 作:無の空間の存在維持
自己紹介
莉音はいつの間にか
莉音「・・・・・・・・・・・・・・。」
そのまま他の3人と1匹と一緒に湖に落ちて、水柱を立てた。
十六夜「ったく、水に落とされるなんて。それだったら、落ちるじゃなくて、どっかに挟まっていた方が良い。」
飛鳥「挟まっていたら、動けないと思うけれど。」
十六夜「そこは大丈夫だぜ。」
耀「私は・・・・・無理。」
十六夜「そういや、もう1人いたはずなんだが。」
飛鳥「そうね。」
十六夜と飛鳥が探していると、耀は「いた。」と湖に指をさして、言った。
莉音はまだプカプカと湖に浮いていた。
十六夜は湖を見ながら、「まだ、湖にいたのかよ。」と言った。
飛鳥「あれ・・・生きているのかしら?」
すると、莉音は自立で地上に上がった。
莉音「・・・・ビックリした。」
耀「大丈夫・・・だった?」
莉音「うん。ありがとう。」
莉音の声は弱弱しくしゃべっていた。
耀「・・・本当に・・・大丈夫?」と心配した。
莉音「・・・うん。大丈夫・・・。」
耀「・・・そう。」
少し気が晴れないが、本人が大丈夫なら、問題はない・・・・だろう。
十六夜「1人、やっと来た所でまず間違いないだろうけど、一応確認しとくぞ。もしかしてお前達も変な手紙が?」
飛鳥「そうだけど。“オマエ”って呼び方を訂正して。私は久遠 飛鳥(くどう あすか)よ。以後気を付けて。それで、そこの猫を抱きかかえている貴女は?」
耀「・・・春日部 耀(かすかべ よう)。・・・・・以下同文。」
飛鳥「そう。よろしく春日部さん。野蛮で凶暴そうなそこの貴方は?」
十六夜「高圧な自己紹介をありがとよ。見たまんま野蛮で凶暴な逆廻 十六夜(さかまき いざよい)です。粗野で凶悪で快楽主義と三拍子そろった駄目人間なので、用法と容量を守った上で適切な態度で接せてくれよお嬢様。」と荒々しく自己紹介をした。
飛鳥は「取扱説明書をくれたら、考えてあげるわ。」と返して、
十六夜は「ハハ、マジかよ。今度作っとくから覚悟しとけ、お嬢様。」と答えた。
飛鳥「最後に遅れて来た貴女は?」
莉音「実 莉音。」
飛鳥「・・・・・・・・よろしく莉音さん。」
そして、笑っている逆廻 十六夜と顔を背ける久遠 飛鳥、無関心を装う春日部 耀と遅れ来た実 莉音を物陰から見ていた黒ウサギは、(うわぁ・・・。問題児ばっかりみたいですねぇ・・・。1人だけ湖から上がってくるのが遅かったのですが、大丈夫ですかね・・・。)と暗くうっとうしそうに重苦しい『ため息』を吐いた。