自分ともう1人の自分も(莉音編)[一時凍結] 作:無の空間の存在維持
あれから10分が経ち、やっと莉音が歩いていると、そこから光を出していていた。そこに着くと、自然に囲まれた広場が広大に広がっていた。森に囲まれ、わずかながら花が所々に咲いており、光が身体に貫くような明るさだ。それはもう絶景と言えるほどだ。
凪沙「すごく綺麗!」
余りの光景に声を上げた。
莉音「私の家はあそこ。」と指した。
凪沙「何処にあるの?」と尋ねた。
そこは家らしき建物がなかった。莉音が少し歩き、そこで
凪沙「えっ!そこが玄関!」
莉音「うん。ここが私の家。」
まるでビックリ箱で驚かれていた。
凪沙「・・・・・・・もう隠れ屋敷だよ。」
驚きのあまりそう思うしかなかった。だが、いつまでもフリーズしている訳にはいかない。
莉音「中に入る?ここまでしばらく上り坂だったから。」
上り坂だけではない。ここまで結構な時間が立ち、長く歩いていた。そのため、ある程度の体力がない限り、ここに来るのは辛いところがある。
凪沙「そうだね。お邪魔しま~す。」と家に入った。
中は普通だった。特に汚れが目立っていない。モノも荒れてはいなかった。
莉音「疲れていると思うから、そこのソファで寝た方が良い。私は2人分の夕食を作るから。」
凪沙「私も手伝うよ。」
しかし、制止した。
莉音「ううん。・・・今日は凪沙ちゃんがお客さんだから、・・・私がする。だから、・・・休憩しててほしい。」
凪沙「うん、分かった。何か私が先にもてなす前にもてなされちゃったかな。」
莉音「しっかりと休んだ方が・・・良い。帰りは下り坂だけど、距離があるから。」
凪沙「先に休憩してるね。」と眠った。
莉音は夕食の準備をし始めた。
数十分後、莉音は夕食が出来たので、凪沙を起こした。
莉音「夕食出来ました。」
凪沙「ファ~。出来たの?」とまだ眠たそうだ。
莉音「・・・うん。」
凪沙はソファから起き上り、すぐにテーブルに座った。
凪沙「じゃあ、冷めないうちに食べようか。」
莉音「・・・うん。」
莉音と凪沙は夕食を食べた。
食事を終えた後、
凪沙「ごちそうさまでした。」
莉音「・・・ごちそう・・さま。」
凪沙は時間を見ると、「もうこんな時間!」と慌てた。
外は暗くないが、夕日が近づいていた。
莉音「じゃあ、・・・帰らないと・・。」
すぐに荷物を確認した。
凪沙「そうだね。じゃあ、帰るから。」
莉音「・・・うん。・・・またね。」
凪沙「うん!学校でね!」と玄関から飛び出すように出た。