自分ともう1人の自分も(莉音編)[一時凍結] 作:無の空間の存在維持
少し時間が経つと、浅葱が起きた。
浅葱「う~ん。ここは保健室?」
莉音「・・・・はい。」
直後、凪沙が浅葱に質問攻めをした。
凪沙「起きた?この手が見える?指が何本に見える?痛い所はない?気持ち悪くなっていない?疲れていない?混乱してない?」と心配していた。
片から見れば、事情聴収しているように見えた。
莉音「・・・そんなに質問攻めしたら、それこそ混乱すると思う。」
凪沙「あっ、ごめん。」
浅葱「良いのよ。貴女は?」
莉音「・・・・私は実 莉音です。えっと・・・・。」と凪沙の後ろに隠れた。
浅葱「私は藍羽浅葱よ。貴女が、いつも凪沙が言っていた子ね。」
莉音「・・・・・・。」
凪沙「そうなんだよ。」
莉音は何も言わなかった。
浅葱「凪沙、莉音が困っているでしょ。」
凪沙「あっ。」
莉音「・・・ううん。いつもそれで助けてもらっているから。それと屋上にいた2人は・・・。」
浅葱「古城よ。暁 古城。もう1人は分からないけど。」
莉音「暁・・・凪沙ちゃんの兄・・・。」
凪沙「そうだよ。」
莉音「分かった。えっと、・・・よろしく。」
浅葱「こっちこそよろしく。」
莉音は少し笑顔になった。直後、”未来”で見た光景が見えて、すぐに顔を引き締めた。すると、ドアから獣人が乱暴に入った。
獣人「そこを動くな!」
浅葱&凪沙「!!」
莉音「ビクッ・・・・・。」
浅葱はベッドから降りて、凪沙と莉音を後ろに下がらせた。
浅葱「貴方たちはどちらですか・・・。」
ガルドシュ「そう固くならないでほしい。」と言いながら、保健室に入って来た。
ガルトシュ「私はクリストフ・ガルトシュだ。戦王領域出身の元軍人で今は黒死皇派を務めているのだよ。まぁ、テロリストでもありますがね。」
莉音「・・・・・。」
凪沙「あっ、あっ、っっっ。」
いきなりさっきまで無言だった凪沙が混乱、いやパニックになっていた。莉音は凪沙の状態を見て、目開いた。
凪沙「いっ、いっ、いやっ、いやっ、いやっ、いやーーーーー!」
凪沙はもう1つのドアに向かおうとしたが、慌てて足を滑って、もちづいた。
凪沙「いや!いや!来ないで!いやーーーー!」
獣人「そこ!うるさいぞ!」と言い、凪沙に銃を向けた。
莉音はすぐに凪沙を落ち着かせるようにするために凪沙を抱いた。
莉音「・・・大丈夫。落ち着いて。」と言い、片手で外が見えないように凪沙の両目を隠した。
凪沙「っ!・・・!」
莉音「安心してほしい。」と頭をなでた。
凪沙はその言葉で落ち着き、叫び疲れて、深い眠りに入った。そのまま凪沙の頭を莉音の膝に乗せた。
莉音「・・・これで・・・問題はない・・・はず。」
浅葱は凪沙を落ち着かせたことに驚いていた。
浅葱「すごい・・・。」
ガルドシュ「ふむ。騒がなければ、こちらも手出しはしない。さて、私はそこの藍羽に用があるのがね。」
浅葱「何よ。」
ガルドシュ「私たちがほしい物があり、貴女にはそれを手に入れるために力を貸してほしいことだ。」
浅葱「誰がテロリストに手を貸すのよ!」
ガルドシュ「拒否はしても良いが、そっちが犠牲者を出しても良いのかな。」
獣人に指示を出して、莉音たちに銃を向けた。
浅葱「そんなの卑怯だわ。」
ガルドシュ「こちらとしても犠牲者は出したくはない。しかし、拒むのなら話は別だ。」
浅葱「クッ!分かったわ。」
ガルドシュ「協力になってくれたか。」
しかし、ガルドシュは獣人に指示を出し、凪沙に銃を撃とうとしたため、莉音は咄嗟に庇った。
莉音「っ!」
それを見て、叫んだ。
浅葱「ちょっと!話が違うじゃない!」
ガルドシュ「こうやって武力行使をし、怪我人を証明しなければ、功魔官たちが勘違いをするのでな。」
浅葱「そんな理由で人の命を潰さないで!」
ガルドシュ「黙れ!」と怒鳴った。
浅葱はすぐに莉音の容体を確認した。
浅葱「莉音、大丈夫なの?」
しかし、莉音からの反応はない。
浅葱「・・・・・ウソよ。」
莉音は無反応だった。
ガルドシュ「当たり所が悪かったか。仕方ない。この状態でも連れてくか。」
ガルドシュは、1人だけ死人でも強引に連れて行った。浅葱と凪沙と引き続き連れて行かれた。