自分ともう1人の自分も(莉音編)[一時凍結]   作:無の空間の存在維持

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帰宅

 

 

莉音と凪沙がネコにじゃられていた直後、屋上のドアが勢いよく開いた。

 

?「何をしや・・・がる・・・・・ん・・・だ?」

 

そう言いながら、もう1人と一緒に出て来た。莉音たちがドアの方へ振り向くと、古城と雪菜がいた。

 

凪沙「古城君!」

 

莉音「古城?」

 

古城は凪沙たちが持っているのを見ながら、ネコの方を見た。雪菜は目をキラキラしながら、ネコを見ていた。

 

古城「・・えっ?」

 

一応、凪沙は古城がなぜここに来たのかを知りたかったため、ネコを下ろして、古城の方へ向いた。

 

凪沙「中等部まで来て、何をしに来たの!」

 

古城「えっ。だって、手紙を・・・。」

 

凪沙「手紙?・・・これのこと?」

 

ポケットの中から小さな紙を取り出して、古城と雪菜に見せた。そこに書かれていたのは多くの生徒の名前やクラス、住所だ。

 

雪菜「名簿・・・ですか?」

 

莉音「うん。ネコがいるから・・・・引き取れる場所を探している。」

 

古城「でも、ネコのことは一言も・・・。」

 

凪沙は当たり前のように言った。

 

凪沙「そりゃそうでしょ。うちのマンションはペット禁止。つまり、雪菜ちゃんも無理。莉音ちゃんはここから遠くて、頼りないから、無理。よって、引き取れる人がいないか、探しているんだよ!」

 

古城「そうだったのか・・・。」

 

すると、もう1人の少女が屋上に上がって来た。

 

?「すみません。迷惑をかけたみたいです。」

 

古城「えっと。」

 

?「叶瀬 夏音です。」

 

古城「知り合いなのか?」

 

莉音「うん。前に転んだときに助けてもらった。」

 

夏音「いつも助けられていました。最近では、道に迷っていたところを凪沙さんに助けてもらいました。」

 

古城「そ、そうなんだ。」と理解した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下校、全員玄関にいた。

 

夏音「いつもお世話になってすみません。」

 

凪沙「気にしなくても良いよ。」

 

莉音「大丈夫。いつか恩返ししたかったから。」

 

夏音「どうも周りからは避けられているみたいで。」と頼った理由を言った。

 

しかし、避けられる理由は単純明確だ。基本的に本人は気付かないことが多い。

 

凪沙「それは可愛すぎて避けているだけだよ。」

 

雪菜「確かに人気ありますね。」

 

莉音「視線が強い。」

 

直後、凪沙は莉音と雪菜を見て、ポカンとした。

 

凪沙「何勘違いしてるの。雪菜ちゃんや莉音ちゃんだって人気あるよ。」

 

雪菜&莉音「??」と自覚していないようだ。

 

凪沙「雪菜ちゃんは恰好が、莉音ちゃんは無口の姿が可愛い、っとすごく人気なんだよ。」

 

知らないうちに雪菜と莉音は人気者になっているのだが、当然ながら、本人にその自覚はない。

 

凪沙「取り敢えず、高清水(たかしみず)くんにさっきのことを言って来るから、先に帰ってね。」

 

莉音「それなら・・・私も行く。」と言い、凪沙の後について行った。

 

雪菜と古城と夏音は帰る前に、学校の少し(はず)れにある教会へ向かった。

 

 

 

 

莉音は今回の用事が終わって、学校から出るところだった。

 

凪沙「莉音ちゃんも一緒に帰ればよかったのに。」

 

莉音「いつも登下校に付き合ってもらっているから、恩返ししないと。」

 

音々(それ、今日の朝から言っているよ。)

 

凪沙「まぁ、しなくてもいいよ。私の家に行こうか?」

 

莉音「ううん。今回はデパートで買い物しないといけないから、今回はパスする。」

 

凪沙「分かった。また明日ね。」

 

莉音は凪沙と別れて、デパートで買い物をした。

 

 

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