自分ともう1人の自分も(莉音編)[一時凍結] 作:無の空間の存在維持
莉音は凪沙が見えなくなったことを確認して、音々に話しかけた。
莉音≪音々ちゃん、これから何かあるの?≫
音々≪そうだよ。≫
移動中に音々が莉音に夏音のことで念話していた。
莉音≪じゃあ、変わる。≫
音々≪了解~。≫と再び音々になった。
音々「さて、まずは基樹の所に行こう。」
何処でもよかったため、近くのネットカフェに向かった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
音々はカフェに入って、そこに紗矢華と基樹と浅葱がいた。
音々「何調べてるの?」
後ろからヒョコッと顔を出した。
基樹「なっ!」
紗矢華「何でアンタがここに!」
浅葱「! ・・・誰?」
いきなり後ろから現れた子が音々だったため、基樹と紗矢華は驚愕している。もちろん、浅葱も突然の登場で少し驚きはしたが、浅葱とは音々と会っていないため、誰なのか疑問に思った。
音々「1人だけ初めましてだね。名はまだ名乗らないけど。」
紗矢華「いい加減に名乗りなさいよ。じゃないと、私も名乗らない。」
音々「それは大丈夫だよ。煌坂 紗矢華、矢瀬 基樹、藍羽 浅葱。」と順に言った。
浅葱「何で知ってるのよ。」と少しだけ警戒した。
名を名乗らない人に名前を憶えられているのは、不愉快に感じるのも当然だろう・・・。
音々「秘密。それより、もしかして、
紗矢華「もう知ってたの!」
基樹「お前は俺たちが知る前に知ってるのか・・・。」
音々「前にも基樹には言ったでしょ。私の情報網を甘く見ないでって。」
浅葱「あら、私だって甘く見られても困るわね。」と妙に競争心が出てきた。
紗矢華「なんでここで火花を出しているのよ!」
基樹(お前が言うことでもないと思うが・・・。)
先ほど紗矢華と浅葱が口論と似た状態までにはいってないが、競争心を出してしまったため、それに近い状態だ。
紗矢華「それで貴女はどうするつもりなの?」
音々「一応、そこに行こうと思えば行けるけど、もう少し様子を見るよ。何か動きがあれば、再び無人島に向かうよ。まぁ、明日になる頃には古城たちの方も片付いていると思うけどね。」
基樹「やっぱり、古城たちがあの島に行ったことはもう知ってるんだな。」
音々「まぁね。」
次に基樹しか聞こえないように“波”を使って、「他にもアルディギア王国の第1王女、ラ・フォリア・リハヴァインがいるけどね。」と言い、すぐに“波”をやめた。
基樹「!?」
音々「じゃあ、これで失礼するから。」と言い、去った。
紗矢華「あいつは本当に何者。」
基樹「知らん。」
浅葱「私、あの子をこの島で見たことないんだけど。」
それぞれ3人は呟いた。音々は莉音に戻り、寝た。