自分ともう1人の自分も(莉音編)[一時凍結]   作:無の空間の存在維持

64 / 102
暴露

 

 

凪沙「えっ?」

 

深森が言った言葉に凪沙は疑問に思った。音々は驚愕して、体と意識を音々にした。音々専用の私服で姿を現わした。

 

音々「これは驚いたね。私を見破るなんて。」(汗)

 

深森「私はサイコメトリーよ。」

 

音々「いや。それでも無理だから。」

 

分かっていた理由にはなっていない。

 

深森「まぁね。凪沙の話を聞いて、気になることがあったのよ。古城とも話を聞いているしね。」

 

音々「2人の話を聞いてたんだね。それで気になっていたんだ。」

 

深森「それだけじゃないわよ。私はこれでもこの島の最深部とまではいかないけど、それに近いことに関わっているもの。それらの全ての情報を聞いて、仮説が立ったわ。『莉音ちゃんは関わってないけど、もう1人は関わってる』ってね。だって、いくらなんでも()()()()()()()()()()()()。」と証明した。

 

音々「だから、気づいたんだね。」

 

深森「そうよ。確証はなかったけど、違和感がたっぷりあったもの。」

 

凪沙「えっと、話は見えないけど、どういうこと?」

 

音々は凪沙にどうやって説明をしようか悩んだ。

 

深森「要するにこの子も適応能力を持っているってことよ。別人格という能力をね。」

 

凪沙「そうなんだ。何で出てきてくれなかったの?」

 

音々「1人の中に2つの人格がいるって知られると怖がられるから。」

 

ついさっき思い付いた内容を咄嗟に深森に言った。

 

深森「つまり、凪沙ちゃんの魔族恐怖症を考慮してたんでしょ。」

 

凪沙「そうだったんだ。心配させて、ごめんね。」

 

音々「大丈夫だよ。」

 

深森「凪沙も少し寝たら。」

 

凪沙「そうするよ。」

 

ソファに移動して、眠った。

 

深森「さてと、ここからは凪沙に隠したいことがあるんでしょ。」

 

音々「やっぱり、少し嘘が混ざっているって知っていたんだ。」

 

深森が言った『適応能力』というものは音々には備わっていない。この世界では『能力』という言葉の同義語が『適応能力』と言えるだろう・・・。そうなれば、あまり名前の違いを気にしなくてもいいのだろう。

 

深森「そりゃあ、凪沙の母親だもの。2人だけで話しても良いけど、もう1人いた方が良いでしょ。」

 

音々「もう1人って?」

 

深森「起きなさい。」

 

深森が話しかけると、凪沙が起き上がった。

 

音々「凪沙ちゃん?」

 

?「違う。もう我の名を忘れたのか。アヴローラだ。」

 

音々「!」

 

深森「さて、アヴローラも起きたことだし、少し話そうか?」

 

この異様な光景に警戒し得ざる負えなかった。

 

音々「貴女って何者なの?アヴローラと知り合いなんて。」

 

深森「それは音々ちゃんも同じでしょ。このことは古城君や凪沙ちゃんには話さないでおくからね。」

 

音々「分かった。私のことを話すね。」と言い、説明をした。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。