自分ともう1人の自分も(莉音編)[一時凍結] 作:無の空間の存在維持
しばらくすると、音々は目を開けた。少し辺りを見回すと、学園内にいることが分かった。
音々「ここは学校の中なんだね。」
普通に音々が起きたので、阿夜は少々不思議に思った。
阿夜「ほう、夢を見ぬのか。」
その言葉の意味を音々は理解できていないが、魔術的なモノをかけたのだろう・・・。すると、雪菜が起きてきた。
阿夜「良い夢を見たか。」
雪菜「確かにあの夢は私が望んでいた出来事です。しかし、今も好きですよ。」
音々は何の話をしているのか、分からなかった。
阿夜「そうか・・・。合うと思ったのだがな。」
雪菜「それは人それぞれだと思います。」
阿夜「そうか・・・。しかし、私が持っているこの書物で自由に世界を変えられるのだぞ。」
雪菜「世界を変えられる力を持つ闇聖書・・。しかし、代償が大きいということは分かっているんですか?」
阿夜「覚悟の上だ。この気に入らない世界を変えられるならば、命など容易いものだ。」
音々はしばらく2人の会話を聞いていた。
阿夜「それにしても、お主の武器は何度見てもすごいな。とっておきに、お主が持つそれについて1つ教えておこう。その武器の効果は無効化と言っておるが、それは違う。その効果は
雪菜「本来の姿に戻す?」
阿夜「そう。それで我はこの世界を正しく本来の世界に戻すことだ。我はその世界に作り替えるためにいるのだ。」
雪菜「それで人々を危険にさらすんですか!」
阿夜「今は最低限の被害に抑えられていると思うぞ。本来ならば、10万人ぐらいの犠牲者を出さなくてはならんかった。しかし、第4真祖がいることにより無駄な人殺しをせずに済み、10万人の人々が助かったのだ。そこは誇りに思うが良い。」
すると、外から眷獣がバリアを割って、雪菜と那月の檻を破壊して、古城と紗矢華が出てきた。阿夜は下を見ると、古城たちがいた。古城は空にいる阿夜に向けて叫んだ。
古城「そんなバカげたことか!」
先ほどの会話を古城たちは聞いていた。雪菜は一階に降り、幼い那月を連れ、紗矢華の所に向かった。阿夜は音々を閉じ込めている檻を持ちながら、古城に近づいた。
阿夜「ほう。その力は
古城「アンタにとってはそうかもしれんが・・・・・、俺にとっては大事な友達だ!俺の友達に怪我をさせたことに許さん!アンタが母親だろうが、どう扱おうが、俺の友達に手を出したんだ!」
古城はそう言いながら、眷獣を呼び出し、阿夜に向けて攻撃した。しかし、阿夜は後ろに飛び避け、阿夜に当たる前に雪菜と那月が入っているの檻を壊した。雪菜は那月を連れて、古城たちの所に置いた。すぐに音々が入っている檻を壊し、助けようとした。
だが、阿夜が邪魔をして来た。
阿夜「させん。」
雪菜「クッ!」
阿夜「2人は逃がしたが、もう1人だけは逃がさん。せいぜい人質になってもらうぞ。」
古城「逃がしはしないぜ!眷獣!」
眷獣を呼び出し、阿夜は真正面から受け、眷獣はすぐに消えた。
その隙に阿夜は音々が入っている檻を持ち連れて、屋上に逃げた。