自分ともう1人の自分も(莉音編)[一時凍結] 作:無の空間の存在維持
翌日、いつも通りの下校時、凪沙は莉音に話しかけた。
凪沙「今日は一緒に食べない?その方がおいしいよ。」
莉音「・・分かった。お邪魔します。」とお辞儀した。
今すぐにでも行ってもいいのだが、準備してから行こうと思った。
莉音「準備してから行く。明日が当日だから。」
凪沙「そうだね。その方が早く行けるからね。待ってるよ。」と先に帰った。
莉音も一旦家に帰った。
明日の持ち物を確認して、凪沙の家に向かった。
ピンポーン
すると、古城が出てきた。
古城「莉音。」
莉音「凪沙ちゃんに誘われてきました。」
古城「そうか。とりあえず、入ってくれ。」
そのまま家に招き入れた。リビングに着くと、凪沙のほかに雪菜と浅葱がいた。
凪沙「あっ!やっと来てくれた!」
莉音「うん。雪菜ちゃんも浅葱先輩もこんにちは。お邪魔します。」
雪菜「大丈夫ですよ。」
少し人数が多いが、いつも通りだ。
浅葱(?)「お主は誰」
言っている途中で古城に止められた。
莉音「?」
古城は慌てていた。
古城「ご飯が冷めちゃうんじゃないか!?」
凪沙「じゃあ、食べちゃおうよ!」
莉音「・・うん。」
不思議に思いながらも食事を始めた。
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終えると、凪沙たちに気付かれないように古城は浅葱を連れて、部屋に向かった。莉音は少し気になるため、ドア付近で待機した。
すると、奥から会話が聞こえた。
浅葱(?)「このことを言わなくても良いのか?」
いつもの浅葱の口調とは別だ。まるで、昔のような口調のように聞こえた。
古城「ああ。あいつらは安心して、旅行に行ってほしいからな。今回のことは俺たちでするしかない。」
浅葱(?)「だが、増援は必要になりかねんぞ。そうでなければ、
古城はすぐに却下した。
古城「いや、ダメだ。旅行を楽しみにしてるんだ。なら、その楽しみを壊してはならない。」
浅葱(?)「そうか・・。」
瞬間、莉音が部屋に入った。
古城「莉音!?」
莉音「どういう・・こと?いったい何が起こる?」
古城は黙ってしまった。
浅葱(?)「何処から聞いてた?」
莉音「最初から・・・。」
浅葱(?)「そうか・・・。」
直後、古城が近づいてきた。
古城「今回は関わるな。」
莉音「何故?」
古城「旅行があるだろう!」
莉音「でも・・・。」
聞いてしまったものは仕方ない。だが、それでも古城は今回のことを関わらせないように説得した。
莉音「・・・分かった。凪沙ちゃん達にも黙っておく。」
古城「ああ。」
莉音「でも、事情を教えてほしい。」
浅葱(?)「それはいかん。内容によっては意思が変わるだろう。」
古城「いや、話す。ここまで聞いてしまったんだ。話さない訳にはいかない。」
今回のことを大まかに、重要部分のみ話した。
莉音「了解。こっちも夏音ちゃんのことを見ておく。」
古城「ああ。夏音を頼む。」
莉音はこのまま古城の部屋を出て、眠った。