自分ともう1人の自分も(莉音編)[一時凍結] 作:無の空間の存在維持
到着すると、とっくに錬金術との戦闘になっていた。予想通りに古城も来ていた。直後、何かのモノが巨大化した。
音々「あれは何?」
アヴローラ「フッ。そんなことも知らぬのか。」
音々はすぐに“情報検索”をした。
音々「めんどくさいのがいるね。魔族といい、龍といい・・・。」
アヴローラ「気にするな。それがこの世界だ。」
すると、金色のモノが古城たちに攻撃した。そのことによって、船が揺れ、床が開いた。
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しばらく見ていたが、良くない状況であることが分かった。
音々「へぇ~。あの錬金術の骸骨のわりには、頭が良いのかな?」
アヴローラ「いや、ただそれしかできないモノだ。」
この状況を見て、肉体的に戦えるのは雪菜だけだが、精神的にダメージを受けていた。
アヴローラ「守ろうとしたことは、実に奴らしい。」
このまま前に向かった。
音々「そうだね。」
アヴローラの後を追った。アヴローラは辺りを凍結させながら、古城に近づいた。音々は雪菜の隣に近づいた。
音々「もう大丈夫だよ。」
雪菜「・・なぜ貴女が・・。」
音々「細かいことは気にしないんだよ。」
すると、古城の中に眠っている眷獣がうごめいた。しかし、コントロールがまったく聞いていない。雪菜はすぐに古城を助けるために動いた。
アヴローラは少し後ろに下がり、音々に寄った。
アヴローラ「後は任せたぞ。」
さすがに詳細な探りは避けたいため、この場から去った。
音々「ハァ~。まぁ、いいか。」
今の光景を見続けた。
音々(これは莉音ちゃんには刺激が強すぎかな・・・。)
すると、骸骨と錬金術師が姿を現わした。骸骨は不意打ちをしようとした。音々はそのまま高速で移動して、骸骨を殴った。
骸骨「ぐぉぉ!?」
音々「今ちょうどいい所なのに邪魔をするのはマナーとしてどうなのかな。」
そのまま船に着地した。終わったのか、古城たちが近づいてきた。
古城「サンキューな。」
音々「どういたしましてだね。って、まだじゃれなくていいの?」
雪菜「じゃれてません!!」
夏音「でも、凄かったです。」
妙に解釈を間違えていた。すると、そこに色違いの浅葱、ニーナが音々に声をかけた。
ニーナ「いったい、誰だ?」
音々「めんどくさいなぁ。誰だっていいでしょ。まだ、戦闘が終わっていないしね。」
今でも動きそうな状態であった。
骸骨「完全なモノに抗うとは、愚かだ。」
音々「それは褒め言葉として受け止めておくよ。」
この場から離れようと、背を見せた。それを狙い、錬金術師は音々に仕掛けた。
古城「危ない!!」
キョチン
錬金術師「えっ・・・。」とそのまま身体が真っ二つになった。
音々「だから、奇襲はしちゃだめだよ。成功したとしても、失敗したときのリスクは高いからね。」
真っ二つになった身体を掴み、跡形もなく、潰した。そのまま無音になった。古城と雪菜の行為よりも、音々の行為の方が、刺激が強すぎた。それでも、気にせずに音々はこの場から去った。
あくまでも錬金術師の人間ではなく、作られた錬金術師のモノが消えたことだ。後に古城の眷獣で骸骨の時間は巻き戻され、事件は解決した。
結果的に今回の旅行は中止になった。このあと、莉音は起きて、音々から今回のことについて説明を受けた。