自分ともう1人の自分も(莉音編)[一時凍結] 作:無の空間の存在維持
では、どうぞ!
その頃、ジン達は『フォレス・ガロ』のリーダーに接触して、耀と飛鳥は『フォレス・ガロ』のリーダーからジンのコミュニティがどうなっているかについて説明を受けたが、『フォレス・ガロ』の勧誘を断って、耀と飛鳥はギフトゲームを申し込んだ。
黒ウサギが帰って来て、その事を聞きいた。
黒ウサギは「なんであの短時間で『フォレス・ガロ』のリーダーと接触して、しかも喧嘩を売る状況になったのですか!?しかもゲームの日取りは明日!?それも敵のテリトリー内で戦うなんて!準備している時間もお金もありません!いったいどういう心算があってのことです!聞いているのですか2人とも!!」
耀&飛鳥「ムシャクシャしてやった。今は反省していません。」
黒ウサギ「2人ともバカ。」
ジン「ごめんね、黒ウサギ。でも、僕も許せないんだ。」
黒ウサギ「ジン坊ちゃんが言いたいことは分かりますが・・・。しかし、このギアスロール(契約書類)には、『参加者が勝利した場合、主催者は参加者の言及するすべての罪を認め、箱庭の法の下で正しい裁きを受けた後、コミュニティを解散する』です。これでは自己満足なのです。」
十六夜「そうだな。時間をかければ立証できるものを、わざわざ取り逃がすリスクを背負ってまで短縮させるんだからな」
黒ウサギ「はい。なので、時間さえあれば、罪は必ず暴かれます。しかし、箱庭の法はあくまで箱庭都市内でのみ有効なので、外は様々な種族のコミュニティがそれぞれの法とルールの下で生活する無法地帯です。もしそこに逃げられたら、箱庭の法では裁く事が出来ません。それでもギアスロール(契約書類)による強行執行なら、彼らを追い詰める事が出来ます。それに『フォレス・ガロ』が相手なら、十六夜さん1人でも楽勝でしょう♪」
十六夜「何言ってんだ。俺は参加しないぞ。」
黒ウサギ「えっ?」
飛鳥「と言うか、参加させないわよ。」
耀「以下同文。」
黒ウサギは慌てた。
黒ウサギ「だ、駄目ですよ!御3人様はコミュニティの仲間なんですからちゃんと協力しないといけないですよ。」
十六夜は「この喧嘩はお前らが売って、奴が買ったんだ。そこに勝手に手を出すのはおかしいもんだろ。」
飛鳥「分かっているじゃない。」
黒ウサギ「もう、好きにしてください。」
ほぼ丸一日。
問題児達に振り回されて、疲れ果てた黒ウサギは、これ以上言い返す気力も残っていなかったらしい。
あれから、ノーネーム一行は“サウザンドアイズ”と言うコミュニティに向かっていた。
十六夜「その“サウザンドアイズ”って言うのは何だ?」
黒ウサギ「“サウザンドアイズ”は特殊な瞳のギフ トを持つ者達の群体コミュニティです。箱庭の東西南北・上層下層の全てに精通する超巨 大商業コミュニティでして・・・・・・。幸いこの近くに 支店があります」
十六夜「それでそこで何をするんだ?」
ジン「ゲームは明日なので、今日中にギフト鑑定をしてもらうことにしました。」
飛鳥「それで莉音は見つかったのかしら?」と気になっていたようだ。
十六夜「いや。1人でも多くいた方が良いだろう。ついでにそのコミュニティにも手伝ってもらう。俺たちでは何処にいるか分からないからな。」
飛鳥「分かったわ。」
飛鳥は桜を見て、「この世界は春なのね。私の所は夏だったわ。」
耀「私の所は秋だったけど。」
飛鳥「?」
黒ウサギ「貴方がたはそれぞれ別々の世界から召喚してきたんですよ。季節は違いますし、多少の歴史や生態系、文化が異なっています。」
十六夜「パラレルワールドってやつか?」
黒ウサギ「いいえ。正確には立体交差並行世界論と言う物なのですが、それは後で詳しく説明します。」
そう話しているうちに店が見えてきた。黒ウサギは「あれです。」と言っていると、白い小さい少女が部屋から飛び出して、黒ウサギに突進して川に突っ込んだ。
黒ウサギ「白夜叉様!どうして下層に!っていい加減にしてください!」と白夜叉を飛ばして、十六夜が足で止めた。
白夜叉「ブゴッ!小僧!少女を足で止めるなど何様じゃ!」
十六夜「俺は十六夜様だぜ。以後よろしく、和製ロリ。」
飛鳥「私は久遠 飛鳥よ。よろしくだわ、和製ロリ。」
耀「私は春日部 耀。よろしく、和製ロリ。」
白夜叉「私は和製ロリではない!まぁ、良い。」
白夜叉は店の中に案内した。
では、次回です。