自分ともう1人の自分も(莉音編)[一時凍結]   作:無の空間の存在維持

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解決へ・・・

心の声を伝えるという案を出す。完全に思い付きであった。

 

他の案を考えたが、それしかなかった。音々は“心”で直接アヴローラの()に響きかせた。それを聞いたアヴローラはすぐに周辺の辺りを凍らせ、白い大地に変えた。同時に冷気が出て来て、白い霧が黒い霧と混ざった。それにより、急に“暗黒”の暴走が弱まった。

 

音々(“暗黒”には苦手な物がある。1つは光。つまり、太陽の光もそれに値する。日光なら、なんともないけど、太陽ほどの力が目の前にあれば、話は別だからね。もう1つは色で言えば、白。私の目に見えなければ、意味はないし、部分的に小規模でも効果はないしね。でも、辺りをまんべんなく白くすれば、何処に目を通しても必ず見える。)

 

“暗黒”の暴走がある程度まで収まった所で音々は制御し、暴走を止めた。直後、音々は身体に意識を戻し、身体のコントロールもできるようになった。

 

()()()()()()()()()()()()()()

 

音々(えっ・・・。)

 

同時に黒い霧が晴れてきて、地球を覆い尽くしていた霧はゆっくりと消えていった。音々は地上に降りて、アヴローラに近づいた。

 

音々「ありがとうね。」

 

アヴローラ「汝の為だけではない。ここがなくなったら、汝も我も、主も生きることは出来ぬからな。」

 

深森「感謝されているんだから、受け止めてあげたら、ね?」

 

アヴローラ「フッ、人間は分からぬ。」

 

深森「音々ちゃんもここを去ったら?古城君たちが戻って来ると思うしね。私たちもこの場を離れるからね。」

 

音々「了解~。またね~。Goodbye.」

 

未だに違和感を残しながらもこの場から去った。

 

深森「さてと、私たちもこの場を離れましょうね。」

 

アヴローラ「ふむ。」

 

2人は車に入り、アヴローラは凪沙に戻り、MARへ帰った。

 

その後、古城たちが戻って来たことは言わなくても分かるだろう。勿論、那月が、誰がこの場を収めたのかを検索したが、不明のまま事が終わった。

 

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

 

 

数日後、莉音はまたしても悩んでいた。その間に音々は1つ分かったことがあった。異世界に移動したら、莉音たちに関することは完全消去されることが分かったようだ。

 

莉音は未だに引きずっていた。

 

莉音「・・・・・・・この世界で“暗黒”暴走してしまった。」

 

音々「まだそこを根に持っているの?凪沙ちゃんには少しバレて、深森さんやアヴローラちゃんにはある程度までバレちゃったけどね。」

 

莉音「それに、1つ引っかかることがある。」

 

音々「ああ~。あれね・・。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。いくら何でも()()()()()()()()()()()()()。」

 

莉音「・・・前の暴走が収まるときも()()()()()。」

 

音々「うん・・・。」

 

しかし、原因はまったく分からなかった。そのため、考え続けても今回のことにつながるようなことは思い付かなかった。今はそんなに重要性ではなかったため、保留にした。

 

何故、違和感を残すか・・・。何故ならば、ここまで強力な能力があの事だけで“暗黒”の暴走が止まるとは莉音や音々にとっては到底思えなかった。

 

さらに、過去にも“暗黒”の暴走した件については、何もせずに“暗黒”の暴走が止まった。

 

そのため、()()()()()()()()()()()()()にも関わらず、“暗黒”の暴走が収まることが、できるのかが理解できなかった。

 

つまり、音々があのとき思い付いた案は、ほとんどデタラメであった。その事からすれば、音々は考えでは落ち着いているようにしていたが、気持ちは相当焦っていたのだろう。

 

音々「それで、また別の世界に移動するの?そうなると、凪沙ちゃんとは会えなくなるよ。」

 

莉音「そうだけど・・・・・・・。やっぱり、移動する。」

 

音々「分かったよ。」

 

莉音は道具で空間に穴を開けて、くぐり、穴を閉じた。同時に、莉音や音々に関する記憶をこの世界の人々から記憶が消えた。

 




次章は『ゲイムギョウカイ編』に入ります。

ただし、いつ投稿できるかは私でも分かりませんので、ご了承ください。
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