自分ともう1人の自分も(莉音編)[一時凍結]   作:無の空間の存在維持

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初依頼

 

 

バーチャフォレスト(森)というダンジョンへと入った。その中で4人は今回の討伐モンスターを探していた。

 

アイエフ「確か、ここら辺にいるはずなんだけど・・。」

 

ネプギア「・・あっ、あれです!」

 

指定されたモンスターを指した。そこには前に莉音が押し倒されたモンスターとは違うモンスターだった。

 

莉音「あれ・・ですか?」

 

アイエフ「そうよ。でも、莉音は戦える?」

 

コンパ「そこは私も心配ですぅ。前は襲われていましたからね。」

 

スライヌの時は、まるで初心者に大群で押し寄せているかのような状態でもあった。このようなことがあったため、莉音が本当に戦えるのか、ネプギア達は半信半疑である。一応、戦う知識はあるのだが、実践が少ない。戦闘場面は音々に任せっきりだ。

 

莉音「あの時は久々に体を動かしたから、・・・うまく出来なかっただけ。それに、あの時の大群は怖かった・・。」

 

 

 

あの出来事は少しトラウマになりかかっていた。見た目はそんなに強くはなさそうでもあり、実際に強くはない。しかし、『三本の矢』という話の中にこのような教訓がある。

 

[矢一本なら一人の力で折ることができるが、三本となったときはなかなか折れない。]

 

この教訓を今回の場面に翻訳した場合、[1匹ではすぐ倒れてしまうが、大勢ならば強くなり、相手を倒せる]という事になる。

 

この教訓は莉音も知ってはいたが、その時は他のスライヌが潜在していた事は思いもしなかった。

 

 

 

ネプギア達は先ほどの出来事の感想を莉音から聞き、アイエフは少し困ってしまった。

 

アイエフ「怖かったって言ってもね。あれよりも恐ろしいモンスターがたくさんいるのよ。」

 

ますます莉音を連れてきたことに心配した。

 

莉音「はい。なので、この戦いで気を入れます。」

 

ネプギア「莉音ちゃん・・・・・・。」

 

数匹のモンスターが襲いかかって来たので、莉音は“暗黒”で創り出した剣を出した。襲い掛かってきたモンスターに剣を左下斜めに振った。

 

莉音は剣を一振りしただけなのだが、剣から余波という形で衝撃波が出てきた。結果、余波は一瞬にして周辺のモンスターも巻き添えにすべてのモンスターを斬り消した。

 

この時も確認をしたが、やはり余波が出ていた。

 

アイエフ「凄いわ・・・・。」

 

コンパ「そうですぅ。」

 

コンパたちはこの現象に感心しているのだが、莉音はこの剣の恐ろしさに冷や汗をかいていた。

 

莉音(やっぱり、“暗黒”で創ったから、()()()()()()()()()()()()。“暗黒”としての本来の力を封印しといて良かった。それをしていなかったら、とっくにネプギア達も巻き添えをし、周辺の一帯が終わっていたかもしれない・・・。)

 

一振りで余波が出た。さらに、一体のモンスターに向けて攻撃を下だけで周辺のモンスターも余波によって消滅してしまった。

 

やはりこの剣の使用を止めようかと悩んだ。しかし、もう少しこの剣の様子を見たいため、現状の方を優先し、剣の余波の問題は後回しにした。

 

 

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