自分ともう1人の自分も(莉音編)[一時凍結]   作:無の空間の存在維持

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再会

黒ウサギたちは和室にいた。

 

白夜叉「生憎、店を片づけてしまってな。この部屋で良いな。」

 

十六夜「ああ。」

 

白夜叉「さてと。改めて紹介しよう。私は“サウザンドアイズ”の幹部の白夜叉じゃ。

4桁の外門に構えておる。そこの黒ウサギとは縁があってな。ちょくちょく手を貸している器の大きい少女であるぞ。」と自慢してるかのように見えた。

 

耀「外門って何?」

 

黒ウサギ「箱庭の階層を示す外壁の門です。外壁から数えて七桁の外門、六桁の外門、と内側に行くほど数字は若くなり同時に強大な力を持ちます。箱庭で4桁の外門ともなれば、名のある修羅神仏が割拠する完全な人外魔境ですよ。私たちのコミュニティは1番外側にある7桁の外門です。」

 

白夜叉「そして、私のいる4桁以上の外門は上層と言う階層だ。そこの苗を水神に与えたのも私じゃ。」

 

十六夜「あの蛇より強いのか?」

 

白夜叉「そうとも。私は東のフロアマスター。この東の4桁以下で並ぶ者がいない最強のホストだからのう。」

 

十六夜と飛鳥と耀は立ち上がった。

 

十六夜「ほう、じゃあ、最強のホストさん、少し遊んでくれないか。」

 

黒ウサギ「だ、駄目ですよ。」

 

白夜叉「良いのじゃ、黒ウサギ。私も挑戦者がいなくてつまらんからな。・・・・じゃが、お主が受けるのは“試練”か?もしくは“決闘”か?」と確認を取りながら、ゲーム盤に移動させた。

 

その時丁度、この部屋に入って来た子も巻き込まれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこは白い雪原、凍る湖畔‥水平に太陽が廻る世界だった。

 

十六夜&飛鳥&耀「!」

 

白夜叉「私は〝白き夜の魔王〟。太陽と白夜の星霊・白夜叉だ。もう一度問うぞ。お主らが望むのは試練への〝試練〟か?それとも対等な〝決闘〟か?」

 

少し緊張が走ったが、十六夜は「参ったぜ、白夜叉。」と言った。

 

白夜叉「?」

 

十六夜「こんな良い物を見せてもらったんだ。今回は試されてもらうぜ。」

 

白夜叉「ほう、そこの小娘も良いな?」

 

飛鳥&耀「うん。」

 

黒ウサギは一安心した。

白夜叉はもう1人の少女を見て、「おっと、すまんな。お主たちまで巻き込んでしまったな。」

と言った。

 

黒ウサギとジン、十六夜と耀と飛鳥が振り向いた。

 

十六夜「あっ。莉音じゃねえか!」

 

莉音「どうも。」とお辞儀した。

 

黒ウサギとジン、飛鳥と耀は驚いた。

 

十六夜「それにそっちは誰だ?」

 

黒ウサギ「レミ様!」

 

莉音の隣には同じ身長の少女が立っていた。

 

レミ「様付けされても、困ります。」

 

十六夜「誰だ?」

 

白夜叉「レミ様じゃ。魔王をしている者じゃ。」

 

レミ「元・魔王です。今はコミュニティを立てるために魔王を降りました。」

 

十六夜「様付けってことは白夜叉より強いのか?」と気になった。

 

さっきの白夜叉の話だと4桁以下では白夜叉が最強となるが、白夜叉がレミに様付けしていることは、白夜叉よりも強いってことだろう。

 

白夜叉「そうじゃ。今は何処にも本拠を構えておらんがな。実力は4桁以上の実力じゃ。」

 

レミ「白夜叉様、私は魔王を降りて、無所属になったままです。」

 

十六夜「へぇ。」

 

白夜叉「私が何度も挑戦をしたが、勝てなかったのじゃ。そうしているうちに魔王を自分から辞めて、今までの魔王行為を謝罪して、狙われたコミュニティや関連コミュニティに賠償金を支払ったのじゃ。」

 

十六夜「ほう。他の人はどうした。」

 

レミ「いいえ。私が単独で行なった事です。さらにコミュニティは最初から構えていないです。」

 

飛鳥「それって貴女、1人で魔王行為をしたっていうの!」

 

レミ「はい。すみません。」

 

白夜叉「レミ様、事が終わって、謝罪もしたから、また、謝っても意味がないのじゃ。レミ様は魔王行為が終わって、度々謝るのじゃ。」

 

十六夜「いくつだ?」

 

白夜叉「確か・・・・・・10年間で120億個の魔王行為じゃ。いや、もっとあったかもしれんが分からん。」と思い出しながら、確認した。

 

それでも随分と多いような気がする・・・。

 

耀&飛鳥「なっ!」と驚愕した。

 

十六夜「その白夜叉より強いレミがなぜ莉音の近くにいるんだ?」

 

莉音「それは『友達、仲間になろう』って誘われたから。」

 

十六夜「仲間?」

 

白夜叉「レミ様は強すぎて、誰も仲間になれなかったのじゃ。つまり、誘われなかったのじゃ。私は誘ったのじゃが、『敵の方が良い』と言われて、仲間ではなく、ライバル的な関係になったのじゃ。」

 

十六夜「ほう。」

 

白夜叉「さすがに魔王行為をやめて以来、見かけておらんかったじゃが、今日いきなり来たのじゃから、ビックリして、慌てたのじゃ。」と意外な発言をした。

 

黒ウサギ「何の用事で来たのですか?」

 

レミ「ギフト鑑定です。莉音ちゃんがこの世界に来たばかりって言っていたので。でも、先客がもうすぐ来るって言われたから、先客が終わるまで待っていると言うことにしました。」

 

ジン「すみません。」

 

レミ「大丈夫です。」

 

白夜叉「しかし、莉音とは知り合いじゃったのか。」

 

黒ウサギ「呼んで、説明したまでは良かったのですが、箱庭に向かっている途中でいなくなってしまったので、白夜叉様に捜索を頼もうと思っていたんです。」

 

レミ「ごめんなさい。迷子になっていたから、連れ出しちゃった。」

 

今の言葉を聞いて、黒ウサギとジン、耀と飛鳥と十六夜と白夜叉が疑問に思った。

 

白夜叉「さっきの話と今の話で気になるのじゃが。黒ウサギの案内について来て、それでレミ様は迷子になっている莉音を連れ出した。一体、黒ウサギの案内中と迷子の前の間に何があったのじゃ?」

 

莉音「・・私は方向音痴です。・・・・・人の後について行っても、いつの間にかいなくなって、違う場所に行ってしまうんです。」と理由を話した。

 

飛鳥「それでいなくなったのね。」

 

莉音「・・・はい・・・。」

 

莉音は別のベクトルで問題児だった。

 

 

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