自分ともう1人の自分も(莉音編)[一時凍結]   作:無の空間の存在維持

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ラステイション
姉思いの妹


 

ネプギア達は次の目的であるラステイションに到着した。ここは工業系が多く立ち並び、建設中の建物もあった。つまり、機械が多い街と捉えても良いだろう。

 

ネプギア「今回、初めて来ましたけど、本当に機械が多い街なんですね!」

 

莉音「テンションが高い・・・・・・。ネプギアちゃん、機械が好き・・・・・・なの?」

 

ネプギア「はい!!莉音ちゃんも機械を見ると楽しくなりませんか!工業で動いている所を見ると、どういう仕組みでどうやって動き、どうやったらこんなに小さくならないか気になりませんか!!」

 

莉音「う・・・うん・・・・。」(汗)

 

ネプギアは今ハイテイションな状態だ。若干、話についていけなかった。

 

ネプギア「お姉ちゃんがたまにラステイション製の機械を買って来るんです!お姉ちゃんはよくラステイションに行っているんですよ!買ってくる機械を見たり、仕組みを考えたり、解体できるならそれもして、それだけをしても1日が足りない時もあるんです!」

 

莉音「そうなんだ・・・・・。」

 

音々≪この子って余程好きなんだね。≫

 

久々に音々が莉音に念話して来た。『好き』というのは、『機械の話』だけではなく、『姉思い』も含まれている。

 

莉音≪・・・・うん。それと姉に対しても凄く好かれている。よっぽど、姉が好きだったみたい。≫

 

内容からしてよく伝わってくる。歩きながら辺りの店や道を見渡したのだが、何処を見ても開業している店が見えなかった。ネプギアの話では機械が盛んであるように聞こえるが、現状はそうではなさそうに見えている。

 

莉音(ここらの店が閉まっている。普通なら、店がほとんど、いや、ほぼ閉店で、店が出てない。それが現実になっているってことは・・・・・・・・、犯罪組織であるマジェコンヌ。力や影響力はだてじゃない・・・みたい。)

 

音々も音々で気掛かりなところがあった。

 

音々(ここまで出来るなら、何でさっさと滅ぼさないのかな?地獄を見せるのは面倒だよ。あの世界の敵も同じやり方みたいだったしね。まぁ、莉音ちゃんもやる気だから、見守るんだけどね。それはそれとして、一体その犯罪組織は何を目的にしているのかな?)

 

何故か、物騒なことを考え、前々回の世界のと思い比べていた。これは前置きとして、本当の目的を考えていた。物事に対して行動することはその結果の目的がある。そのマジェコンヌも目的があるから、ここまで大規模な行動を起こしている。しかし、最終目的が何なのかは、まったくは分からなかった。

 

アイエフ「さて、もうすぐでギルドに着くと思うんだけど・・・・あれね。」

 

遠くの建物に指をさした。他の建物とは協会っぽく見える。

 

コンパ「何でギルドですぅ?」

 

アイエフ「まずは情報がないと探せないでしょ。プラネテューヌの時はイストワール様が調べてくれたけど、ここは他国よ。自分で調べないといけないからね。」

 

探すには情報が必要となる。その際にシェアの回復も行なうこと。だから、ギルドを選んだのだろう。

 

莉音「それに依頼を受ければ、シェアも回復する。」

 

アイエフ「そうよ。」

 

この2つができるなら、一石二鳥だ。だが、情報が必要とはいえ、有力となる情報を見分けなければならない。ならば、有力の情報が手に入りやすい人に聞けばいい話だ。

 

莉音「この国にはイストちゃんみたいな小人はいない?」

 

アイエフ「ちゃん付けって・・・・・。まぁ、良いわ。イストワール様みたいな方は、プラネテューヌのみなのよ。他の三ヵ国には教祖と言う立場の人間がいるのよ。プラネテューヌ以外は各国に1人ずついるわ。」

 

それならば、教祖に聞きに行けば問題はないだろう・・・。だが、アイエフはそうしようとはしない。

 

アイエフ「でもね。この国の教祖は良い噂を聞かないのよ。だから、それは最終手段ってことにしましょう。」

 

莉音「?」

 

音々≪そういうことなんだね・・・・。≫

 

莉音は理解できずにいるが、音々は呆れたように理解した。

 

その人の特徴はほとんど情報を慎重に扱っている場合に限る。別のことも考えられるが、教祖という重大な立場にいるため、そうと考えられる。その場合は交渉が難しい。

 

音々≪情報を慎重に扱っているってことは、頑なに拒むんだろうね。だから、多分交渉という形で取引をしてくるだろうね。≫

 

莉音は音々の内容を聞き、僅かながらでも理解した。取りあえず、教祖に聞くのは後回しにし、先にギルドへ向かった。

 

 

 

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