フラれた俺の次の相手は楽園の巫女さん!? 作:雲の上の声の人
フ「濁しまくるからわからないね。あ、そっちでは主役の私だよ」
妖「私とフランのお話なんだよね」
作「その節はお世話になりました。あ、でも雲の下の世界でサークル活動してる私と、雲の上の声の私とは別人と言う設定ですから」
フ「メタいねぇ」
妖「メタメタですねぇ」
作「その何か粘っこそうな響きやめてくれないかな?あ、もう尺がな」プツン
この文に特に意味もなければ本文との関わりも一切ない
博麗神社参拝道。僻地に存在する博麗神社に向かう唯一の道なのだが、神社の場所が場所故に滅多に人が通ることはない。
本来巫女が整備してもいいところなのだが、霊夢自身基本空を飛んで移動するので参拝道が廃れていることにすら気付かないのだ。そして居候の颯真もまた、彼は魔理沙の箒に乗せてもらって移動するので参拝道を見ることはない。
だが、そんな廃れた参拝道を歩く人為らざるものの姿があった
「っはぁ!しかし久しぶりに通ったけど酷いなこりゃあ。霊夢のやつ幾ら空を飛ぶからってこれじゃあ来る客も来ないわけだ」
「道なんてもう草むらとの境界が分からないですもんねぇ。こんなところ歩いたら私確実に迷子になりますよ…」
「確かに!針妙丸には厳しいかもね!」
ケラケラ笑いながら酒を飲む二本角の鬼…伊吹萃香は大量の土産袋を抱えながら歩いていく。そしてその角に座るは小人族の少名針妙丸。彼女もまた萃香と共に博麗神社へと帰る途中だ
「それにしても面白かったですね外の世界!あんな所があるなんて!」
「私も久しぶりに行ったからなぁ。まさかあんなにデカイ建物が出来てるとは…あんなのどうやって一人で建てるんだよ…」
「いや、流石に鬼基準で考えちゃダメですよ…」
他愛もない会話をしながら、ボロボロの石階段を登っていく。これは手入れしないと不味いなと思いつつ、でもどうせ一人でやらないといけないだろうと溜め息をはいた
そして階段を登り終え、神社の境内を見渡した時二人は絶句した。おかしい…幾ら霊夢が暇で掃除ばかりしているとはいえ、壊れかけた手水舎や朽ちかけていた本殿の屋根までもが直っているのだ。
いやまぁ普通に考えればそれが当たり前なのだが、ここは当たり前のことが当たり前じゃない幻想郷。常識にとらわれてはいけない
「しっかしこれ霊夢がやったのか?」
「いやぁ…霊夢がやったとは到底思えないですね…紫さんとかが手伝ったんじゃないんですか?」
「いや…それはもっとないと思うぞ。紫はそんなめんどくさいことやらないからな」
「でも萃香はしますよね」
「私は物好きなのさ。それより普通私達が帰ってきたら気づくはずなんだけどなぁ」
「お昼寝でもしてるんじゃないですか?霊夢のことだし」
「ははっ、そうかもね!」
二人はどれひとつ驚かせてやろうとこっそり裏手に回り、縁側からそっと中を覗いてみた。するとそこには霊夢と見知らぬ男が添い寝する姿があった
「なーんだ。霊夢のやつ男と寝てるのか」
「霊夢ったら私達のいない間にちゃっかりしてますねぇ…」
「「え、男?」」
「うわぁぁぁぁぁぁ!?れれれ霊夢が男と寝てるぅぅぅ!?」
「ちちちちょっとこれはどういうことですかどういうことなんですかぁ!!?」
一瞬の沈黙の後パニックになる二人。そしてその後ろには拳を振り上げる影が…
「あんたらうっさい」ゴンッ
起こされて若干機嫌が悪い霊夢に殴られた二人は、荷物を一旦置いてこの状況を問い詰めていた。ちなみに颯真はまだ寝ているが、その理由が昨晩紫と霊夢に付き合わされて朝方まで飲み続けていたからというのは二人は知る由もない
「いたた…で、これはどういうことだね霊夢」
「そうだよ!返答によっちゃあ父さんも私も許しませんからね!」
「あんたらは何時から私の親になったんだ。まぁあれよ、外から来た迷子を預かってるみたいなところよ」
「はぇ~、つまりこいつは外の人間なのか。まぁそれはそうとして何でこの時間まで寝てたんだ珍しい」
「うっ…それは…(言えない…酔っ払った勢いで颯真にお酒を飲ませすぎた挙げ句自分も飲んだなんて言えない…)」
言えば確実に萃香にバカにされると思い、なんと言おうか迷っている霊夢の後ろから、スキマがぬるっと現れた
「あら?霊夢ったら昨日はあんなに颯真に激しく(お酒を飲ませようと)してたじゃない。しかも朝方まで張り切っちゃって、本当若いって良いわねぇ」
そして爆弾を投下してスキマは再びぬるっと消えた
「霊夢…まさかもうそんなところまで…」
「よっしゃ!そうとなれば子供のことも考えあちょごめん調子にのりまし」ピチューン
「れ、霊夢…?」
「ちょっとあのスキマ真っ赤に染めてくるわ」
「あ、はい、イッテラッシャイ」
静かに立ち上がり出ていく霊夢を針妙丸は震えながら見守った。そして静かに萃香の復活を待つことにした
俺はどのくらい寝てただろうか、確か霊夢に酒を飲まされ続けたのは覚えているんだが…
「萃香さんよく生きてますよね」
「角がなければ即死だった」
なんか話し声が聞こえるな…魔理沙でも来てるのかな?でも何か違う声の気がするし
「あ、目が覚めましたよ」
「本当だ。おはよーさん。霊夢なら今外出してるよ」
…目の前には手のひらサイズの小人と頭にでかい角が二本生えてる人がいた。どうやらまだ夢の中らしい、昨日は飲みすぎたなぁ…
「知ってますよ!どうせこれも現実なんだろ!?もう驚かねぇよ!!」
「うおっ!?いきなりどうした!?」
「こっちの台詞だよ!何で起きたら目の前に小人やら鬼やらがいるんだよ!寝起きドッキリにも程があるわ!」
「それこそこっちの台詞だ!まずお前は何者なんだよ!霊夢に一体何をしたぁぁ!!」
「何もしてねぇよ!」
「何もしてねぇのかよこの[ピー]野郎!」
「勝手に[ピー]呼ばわりしてるんじゃねぇよ!」
「じゃあ[ピー]じゃねぇのか!?」
「[ピー]だよコンチクショウ!」
「二人ともうるさい!!」
鬼と不粋な言い合いをしていると小人に止められた。そうだな、今は言い争いをしている時じゃない。紳士にいこうじゃないか颯真
「とりあえず、お互いに落ち着いて話そう?まずは自己紹介から…」
俺達はお互いに自己紹介から済ませ、二人について詳しく聞いた。どうやらこの鬼の萃香と小人の針妙丸は其々ここに居候してるらしく、俺がこっちに来たときには外の世界に旅行に行ってたそうだ。あれ?じゃあ俺帰れるんじゃね?
「うん、颯真帰れるよ」
「マジでか!?」
まさか、そんなあっさりと帰る方法を聞けるとは思ってなかった。てか知ってるなら教えろよ紫…
「で、どうすんの?向こうに帰るのか?」
「いや…向こう帰ってもアテも無いし、今は霊夢と暮らすの楽しいしな!」
「ふーん…それなら安心だ!」
「何が?」
「こっちの話」
その後も仲良く談笑してたら、霊夢が帰ってきた。あれ?何でそんなに真っ赤なんですか霊夢さん?紅魔館に行ったとき以来の衝撃の赤さだよ
「ただいま~。あら、颯真起きてたの?」
「ついさっきな、というか霊夢何でそんなに真っ赤なの?紅白巫女じゃなくなってますよ?」
「あぁ…ちょっと返り血浴びちゃったから」
(((そんな軽い感じで浴びるものじゃねぇぇ!!!)))
「それより颯真お腹すいたから何か作ってよ」
「お、それなら私達が買ってきた物使ってくれよ!外の世界の物だから使いやすいだろ?」
「おぉ!!それは助かるよ!じゃ、早速作りますか!そうだ、萃香と針妙丸も手伝ってくれない?」
「勿論!私も料理勉強したいしな!」
「私も賛成!」
「っ…それなら私も手伝うわよ…」
「あらー?霊夢ったらジェラシー感じちゃってる?」
「次生意気言ったらその角粉々にするわよ」
「すんません…」
「それはそうと霊夢その血塗れの服は着替えてきてね…」
居候が二人帰ってきて、ますます賑やかになったなぁ。これからも楽しく騒がしく霊夢を怒らせない程度にのんびり暮らしたいな
「ねぇねぇ霊夢」
「あっ、針妙丸あんた人が着替えてるときに入ってくるんじゃないわよ」
「ごめんごめん。でも霊夢に聞きたいことがあってさ」
「何よ」
「霊夢って…颯真のこと好きなんでしょ?」
~次回予告~
魔「未定!!以上!!!」
ア「ちょ!アホか!手を抜くにしてももう少しやり方あるでしょ!」
魔「えー…だってめんどくさいんだぜ~」
ア「だぜ~じゃないわよ。全く…ということで次回はまだ考えてません。でも霊夢と颯真の関係に進展あるかも」
魔「早くないか?もう少し関係を積み重ねるのもいいんじゃないか?」
ア「魔理沙っていちいち少女だから困るわぁ」
魔「お前その私が少女じゃないみたいな言い方…」
ア「というわけで次回はいつ更新してどんな内容か全くわかりませんが、ゆったりして待っていってね!あれ?まったりだっけ?どっちでもいいや」
魔「私の扱いに全私が泣いた」