奥へ進んでいくと少し開けたところに出る。
あまり、広くわないと思ったけど、案外広い場所もあるのね。
『待っていたわ。博麗の巫女』
「・・・・・」
『ふふ、何か言いたそうね。』
「ええ、言いたいことや聞きたいことばかりよ。」
『もう、あなたもたすからないのだから何でもこたえてあげるわ』
「なんで、妹である白夜を葬ったの」
死んでないけど...
『そんなの邪魔だったからよ。それ以外に何かあるのあ?』
「あの子はただあなたをただそうとしてただけなのよ。なのにあなたは」
『・・・・・どうでもいいわ』
「・・・・?」
『白夜も邪魔だった。おとなしくしたがっていればあんな目に合わずにすんでいたのにね。』
「あんたねえ」
『もう、聞きたいことはないの?』
「最後に一つだけあるわ」
『なにかしら』
「なぜ、今回の異変をやろうと思ったのかしら」
『そんなの復讐以外にないでしょ』
「・・・・あなたをたすけなかった人間への?」
『ええ、そうよ。もういいでしょう。始めましょう』
構えながら距離を詰めていく
「・・・・・」
『どうしたの?構えないの?』
「あんた、白夜の姉じゃないでしょ。」
少し動揺し後ずさりする
『い、いったい何を言っているのかしら』
「最初見たときからおかしいと思っていたわ。白夜は姉を尊敬していた、だから里を幻覚で襲ったときひどく動揺していたの。」
『これが本性よ・・・。私の』
「違う。あなたは白夜の姉を騙した人でしょ?」
『!』
当たりか...
『ふふ、何でばれてしまったのかしら。いや、さすがは博麗の巫女と言っておきましょうか』
「いったい、あなた」
『私の名前は残部。ま、もうどうでもいいことね。』
「残部、これであなたも終わりよ。」
お札を出して近付く。
『ふん、そんな紙切れで何ができるというの』
「これはただの紙切れじゃないわ。白夜が私に託したあなたを封印できる封印式が組み込まれているとっておきのもよ!」
『な、なぜそんな紙がここに・・・・はっ』
何かを思い出したように顔をあげお札を見る
これは確かあの時
「白夜ちゃんか、お姉さんが治るといいね。」
『うん』
「そうだ、これをあげよう。大切にしてくれ。」
『・・・?』
そうか、あの時からずっと持っていたのね...。白夜。ごめんね
「最初から暴走するわが身をあの子に託していたのね。この女は」
石となりそして砂となり自然へ帰っていく残部の顔は幸せそうな顔をしていたという。
『霊夢さん!』
「白夜。」
『終わったんですね。すべて』
「・・・・ええ、」
『お別れですね。これもわかっていたんですよね。』
静かにうなずく。
「当たり前でしょ。じゃあね、白夜」
『はい、サヨナラです。ありがとうございました。』
光とともに白夜は消えていった。涙を流しながら
これが、私と白夜の小さな旅の終わりだった。
長かったこの話もこれにて終了です。
では、また逢う日まで