エロ本を隠したのは誰だ   作:そらごっち

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簡単に言います
前回の続きです。





 

「お前が隠したのか?」

 

男を指さしながら僕は言った

 

「!?」

 

みんな僕の指をさした方向に目をやった

 

 

 

みんなが目をやったせいか誰なのかがわからなかった

 

こういう場合どうすればいいんだ?

みんなネタに走ってしまっている

 

「僕は違う!」

 

何故か反応したのが2人目の男だった

 

「何故そういえる?」

 

すると

 

「逆に何故俺を疑う?別にいいじゃないか!トイレ出た後に笑っていても!」

 

「いや、気持ち悪い」

 

女の子がズバッと言ってしまった

男は急に言葉が出なくなったのか女に対し何も言わなかった

だが男子には言った

 

「もしエロ本を持っていたとしよう、それじゃあ何故マットの下なんかわかりやすいところに隠すんだ?」

 

「それは・・・」

 

「ほぉらみろ!お前だってそういうところがわかっていないのに人に罪を押し付けようとした。最悪だな」

 

こんなことになるとは。

僕はとある探偵アニメやドラマのようにすぐパッと決まって「すいませんでした!私がやりました」となると思っていた。現実はそうはいかないようだ。今日ここで初めて知った

 

そして一番最初にトイレに入った男が言った

 

「んで、誰が隠したと思うんだ?お前は」

 

「俺はもうコイツだと思ってたから他は何も考えてなかった」

 

「一応聞くけどよ、お前が隠したんじゃないか?」

 

「!?」

 

全身が凍り付くような衝撃が走る

俺の体から想像もしないような汗が流れた

 

その汗は今までの疲れた時や動いた時に出る汗じゃない

自分が攻められるということになれていなかった

みんなの目が俺の方を見ていた

 

 

この状況どうすればいいんだ?

人の視線が集中するってこんなんなのか?

 

この時俺は思った

(こいつら、一人怪しい奴が出てくるとそいつに視線や体を向け自分は関係ないと思っている)

 

「どうなんだよ?」

 

「違う・・・」

 

「はぁ!?声が小さい」

 

「違う!俺じゃない!」

 

「何故そう言い切れる?証拠はあるのか?」

 

「証拠・・・」

 

「そうだ!証拠だ。なければお前のせいにもできるんだぞ?」

 

どうする・・・

 

「お前、俺達3人の誰かが隠してると思ってたのか?でもよ、考えてみろお前が隠しても話は解決するんだぜ?だってお前の自演という考えもあるし」

 

「そうだな!そうかも」

 

「私はやってない、という以前に興味がない」

 

「う・・・」

 

どうしたらいい?この状況

俺が自分で隠しましたって言えば俺がやっていなくても丸く収まるしもしほかの3人がやっていてもカバーできる・・・

 

 

 

 

 

どうする?

 

「なぁ!なんか言ったらどうなんだよ!!!」

 

 

「そーだそーだ!」

 

 

どうする?

 

 

「早くして」

 

「エロ本見てどう思った?」

 

どうする・・・

 

「声が小さい」

 

「人のせいにするなんて・・・最低」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうしたらいいと思う?」

 

「お前の好きなようにすればいい」

 

またこれだ

確かに人に任せるのは良くないけど自分でやるというのは少し嫌な感じがする

他人に任せた方が楽で考える必要ないしただ従えばいい

ここにきて初めて人を苦しめることになるのかもしれない

 

 

 

 

「おい!」

 

僕の心に1つの声が響いた

 

「おい!!」

 

2回目

さっきの声とは別の声

 

 

「ねぇ・・・」

 

可愛らしい女の子の声だった

なんだ?この声は・・・

 

「おい!目覚ませ!」

 

目?僕は最初から起きてるじゃないか

 

「おい!大丈夫か!!!」

 

え?・・・

 

 

 

 

 

 

体が揺れる感覚があった

 

僕の体をなぜ揺らしているの?

え?なんで?

 

 

僕の世界は突然電気が消えるようにして暗くなった

 

「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああ」

 

「!?」

 

「ああ・・・ああ!!!」

 

「落ち着け」

 

「あっ!!えぇ?あれ?なんで俺・・・え?」

 

「大丈夫か?お前部屋に入ってきていきなり倒れたから体ゆすってたんだよ」

 

「倒れた?俺が?」

 

「そうだよ!いきなりみんなの前でよ」

 

「そうよ!心配したんだから」

 

「そうだったのか、ありがとう」

 

 

あれ?結局なんだったんだ?

そう思い聞いてみることにした

 

「なぁ?俺の家のトイレのマットの下にエロ本が隠されてたんだがあれ誰が隠してたんだ?」

 

「はぁ?エロ本?そんなん知らねぇよ」

 

「え?」

 

「何お前言ってんだよ、女子いるのに」

 

「最低」

 

「あっ・・・ごめん」

 

 

エロ本はなかったのか

ということは俺が見たエロ本って一体・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうだったでしょうか?ドヤッ!w
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