Ib〜吸血鬼の少女と正体不明の少年達〜   作:不音七日

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前回のあらすじ


メアリー達と出会った七日一行、向かった部屋には二つの扉、左をしらべ、戻ってくると通路の途中の絵から花がっ!てなわけで七日達の行方は!?それでは本編を( ^ω^)_凵 どうぞ


第12話  「別れた仲間と二つの扉」

〜紫の部屋 β〜

 

 

  「.......!」

 

 

  その部屋に居た全員が絶句した...なぜなら...

 

 

  『地面から薔薇が道を塞ぐように生えていたから』だ...

 

 

 

  「.......おい!お前ら無事かっ!」

 

 

  俺は自分の安否より分断された道の反対側にいるやつの安否確認をした。

 

 

  その言葉にメアリーは反応する...

 

 

 

  「あ〜、びっくりした!」

 

 

  「フランとイヴは大丈夫か?」

 

 

  「だ、大丈夫だよ....ギャリーありがとう...」

 

 

  「.........!ギャリー....ありがとう...」

 

 

  その言葉を聞き、俺は安堵の息を漏らす...

 

 

 

  「はあ...なら良かった...」

 

 

  「まさか分けられるなんてね....日向は大丈夫?」

 

 

  「ええ、問題はありません。」

 

 

  「....にしてもこの茨?邪魔でそっちにいけないんだよな...」

 

 

  「壊せねえかな...ってなんだこれ?」

 

 

  七日は壊そうとしてすぐ気付いた。

 

 

  『この茨が石でできている』ということに。

 

 

  

  「どうっすかな....」

 

 

  その言葉にメアリーはこう言う。

 

 

 

  「ねえ..七日さん。さっきの部屋で鍵拾ったよね?その鍵でこっち側の部屋を見てくるよ。」

 

 

  「なんでだ?」

 

 

  「もしかしたら、違う部屋にこの茨を壊せる道具があるかもしれないよ?」

 

 

  「......う〜ん...3人..しかも女子だけか...」

 

 

  「大丈夫よ!ね、イヴ、フラン?」

 

 

  「大丈夫じゃない?」

 

 

  「大丈夫...だと思う...」

 

 

  「ほら、二人だって大丈夫って言ってるし..」

 

 

  「....わかった..じゃあ、ちょっと見てきてもらっていいか?」

 

 

  「わかった!ほら、二人共行こう!」

 

 

  そういってメアリーはイヴを連れて右奥の部屋へ入っていった。

 

 

  フランも行こうとしたが七日は呼び止めこう言った。

 

 

 

  「フラン、メアリーに気をつけろよ。多分あいつ、何か隠してる。」

 

 

  「.....?わかった。」

 

 

  「ああ、それと。」

 

 

  そういい、七日は一つのお守りを手渡してきた。

 

 

 

  「.....これは?」

 

 

  「このお守りは俺の3分の1の霊力をかけて作ったお守りだ。危険なときに使え。対象をイヴとフランに設定してある。」

 

 

  「メアリーは?」

 

 

  「『余程危なかったらその相手をぶっ壊せ』わかったな?」

 

 

  「.....なるほど...わかった...じゃあ行くね!」

 

 

  そう言い残しフランも右の部屋へ走っていった。

 

 

〜この先からの説明〜

 

 

ここから先数話はフラン視点と七日視点で別れます。フラン視点ではフラン、メアリー、イヴが登場します。七日視点では七日、ギャリー、日向になっています。

変わるときは必ず「同時刻〜達は」とか「その頃〜達は」となったり「〜視点」で別れたりします。それを踏まえ、続きを( ^ω^)_凵 どうぞ

 

 

〜フラン視点 紫の部屋 β 左部屋〜

 

 

  フランたちが入った先にはダンボールが大量に置かれた部屋があった。

 

 

  

  「うわ...ダンボールだらけ..」

 

 

  「あ、フランちゃん!さがすの手伝って!」

 

 

  「おそかったねフランちゃん、何かあったの?」

 

 

  「いや?なんでもないよ。」

 

 

  「そう...」

 

 

  (あなたを危険視してるなんて言えるわけないじゃないのよ....)

 

 

  と、フランは思った。

 

 

  

  「ん?これって....」

 

 

  フランは探し始めて一つのダンボールの中身に目がいった。

 

 

  

  「ん?フランちゃん、何か見つけたの?」

 

 

  と、メアリーが近寄ってきた。

 

 

 

  「いや...中にパレットナイフがあったから...」

 

 

  「これであの茨削れるんじゃない?」

 

 

  「やればできそうだけど....時間かかると思うよ?」

 

 

  「あはは、できるわけなじゃん!フランちゃんったら冗談通じないんだから」

 

 

  「でも一応これ...持っていこうかな...」

 

 

  「....?別にいいけど...」

 

 

  「二人共〜」

 

 

  イヴが走り寄ってきた。

 

 

 

  「どうしたの?」

 

 

  「他のダンボールには何もなかった...早く七日達の所に戻ろう。」

 

 

  「....そうだったの、じゃあ。もどりましょ。」

 

 

  そうメアリーが言った直後だった...部屋の電気が消えた。

 

 

  

  「えっ!」

 

 

  「二人共絶対に動かないで!」

 

 

  「う、うんわかった...」

 

 

  しばらくすると電気がついたが、来た時の扉には先ほど横にあった赤い彫刻が塞いでいた...

 

 

 

  「えっ?通れなくなってる....」

 

 

  「しかたないや...奥に進もう。もしかしたら途中で会えるかも...」

 

 

  「.....そうだね、行こう!」

 

 

  そう言って。フラン達は奥に進んだ....

 

 

  〜第13話に続く....




はい、いかがでしたか?今回はフラン視点でした。ちなみに視点切り替えは片方がきりのついた時、もしくは切り替えないと進まない場合だけ切り替わります。
ではまた次回!
(*^-^*)ノ~~マタネー
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