Ib〜吸血鬼の少女と正体不明の少年達〜   作:不音七日

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前回のあらすじ


ゲルテナからの招待状を受けた七日とフラン、そこで行われた展覧会であった少女イヴ
七日達はイヴと展覧会を観ているとある大きな絵を見つける、しかし、その絵は異世界への扉だった...


第2話   「異世界」

〜美術館 2階〜

 

 

  「...ねえ、二人共。」

 

 

  「ん?」 「何?」

 

 

  俺とフランはイヴの問いかけに反応する

 

 

 

  「あのさ..さっきから思ってたんだけど、その絵から垂れてる青い絵の具何?」

 

 

  イヴはそういい、絵から垂れている青い絵の具に触れようとした、刹那

 

 

 

  お  い  で  よ  イ  ヴ

 

 

  という字が床に血のような液体で書かれていた..それを見てイヴは...

 

 

 

  「ひっ..なに..これ..。」

 

 

  もちろんイヴがそんなことを言えば二人も床を見る..

 

 

 

  「なによ..これ、おいでよイヴ?気持ちわるいわね...」

 

 

  「本当だな..とりあえずこの絵の具の後を追うぞ。」

 

 

  「....わかった。」

 

 

  その時、ベチャッ...という音がした。そこには青い絵の具で..

 

 

  したのかいに おいでよ イヴ ひみつのばしょ おしえてあげる

 

 

 

  「今度は下の階か..行くぞ、フラン、イヴ。」

 

 

  「あ、うん。」 「わかった〜」

 

 

〜美術館 1階〜

 

 

  俺等は1階へ降り、あの海のような絵が下に書かれている部屋へ入った、そこには

 

 

 

  「あれ?この絵って柵あったよな?」

 

 

  「うん。」 「あったね。」

 

 

  そこには、柵の一部が外れ、そこにあしあとが付いていた...

 

 

 

  「ここ、なのか?秘密の場所って。まあ、入って見るにこしたことはないな」

 

 

  そういい、俺等は絵の方へ足を踏み入れた、すると...

 

 

 

  「なんで...地下が...あれはただの絵じゃないのか?」

 

 

  そこには左には赤い絵、右には青い絵が飾られた通路につながっていた..

 

 

  

  「どうする、二人共。どっちから行く?」

 

 

  「右」「右」

 

 

  「....なら右に行くか。」

 

 

〜美術館 地下 右通路〜

 

 

  「ここまできてもこれか...」

 

 

  「もう..いや..」

 

 

  右通路の壁には...

 

 

  で お い で お い で お い で お い

 

 

  と、書かれていた。さらに奥へ進むと...

 

 

 

  「ねえ、七日さん、あれって薔薇ですよね?しかもちょうど3本。」

 

 

  そこにはイヴの言ったとおり薔薇が3本、赤・黒・紫の三色があった。

 

 

 

  「う〜んもっていっとくか、通路の邪魔だし。」

 

 

  そして、七日は紫、フランは黒、イヴは赤と、それぞれ薔薇を手にした。

 

 

  「さて、これで先に進めるな、さ、行くぞ。」

 

 

  そして、七日は先の扉を開けた...そこには..

 

 

  正面ににっこりと微笑んだ女の人の絵と床に青い鍵が落ちていた..

 

 

 

  「?どっかの鍵か?まあ持っとくか...」

 

 

  それを拾い上げた時だった...

 

 

  女の絵の目が見開き、絵の下に張り紙が現れた...

 

 

 

  「うわっ!びっくりした...え〜となになに...」

 

 

  『その薔薇 朽ちるとき あなたも朽ち果てる』

 

 

  と、張り紙には書いてあった。

 

 

 

  「...まあいい左側の通路に行くぞイヴ、フラン。」

 

 

  そういい、扉を出て進み始めた時だった..

 

 

  「あ、そういや薔薇を水で濡らしてみるか。花びらが増えるかも知れないしな。」

 

 

  こうして、全員が薔薇を活けると薔薇の花びらは3枚から5枚に増えた。

 

 

  しかし、その時だった。壁一面の文字が赤く染まり、こう書かれた。

 

 

  か え せ か え せ か え せ か え せ

 

 

  そう書かれていた...

 

 

 「構ってる暇はないぞ。早く元の道にもどるぞ。」

 

 

 そういい、七日達は元の道へ戻ってきた。そこには...

 

 

 

  「消えてる...俺らが降りてきた階段が...」

 

 

 階段が跡形もなく消えた通路があった....

 

 

〜第3話に続く....




はい、第2話いかがでしたか?
ついに薔薇をゲット!果たして3人?は無事脱出できるのか!?
それはまた次回!
(*^-^*)ノ~~マタネー
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