Ib〜吸血鬼の少女と正体不明の少年達〜   作:不音七日

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前回のあらすじ


嘘つきと猛唇の部屋に入った七日達、そこにはいろいろな道があった。
一つにはイヴが驚異的な推理力を、もう一つは七日が驚異的な計算力と暗記力を発揮したでは、本編をどうぞ!


第6話   「赤い部屋と動く絵本」

〜猛唇の中の通路〜

 

 

  俺達は猛唇の中へ入った...そこには絵が複数飾られた通路があった。

 

 

 

  「....口の中か?」

 

 

  「いや..もう違うんじゃないかな。にしてもこの絵...」

 

 

  そう、イヴが見た壁一面に飾られた複数の絵には、処刑用の刃が描かれた絵があった。

 

 

 

  「...まあ、行くか。奥に階段がある、そこから降りれるな。」

 

 

  「じゃあ、早く行こ!こんなとこ早く抜けたいし!」

 

 

 

  フランはそういいスタスタと歩いていった..が、その時俺は違和感を感じた...

 

 

  (この絵..一枚一枚違って..ん?だんだん処刑用の刃が上がって....まさかっ!)

 

 

 

  「おい、フラン階段降りる前に一歩足出して2歩下がれ。」

 

 

  「....ん?わかったお兄様...これでいい....の...?」

 

 

  フランがそういった刹那..『天井から処刑用の刃がフランが居た場所めがけ落ちてきた』

 

 

 

  「ひっ...あ、危なかった..あ、ありがとうお兄様..」

 

 

  「ふう..咄嗟にイヴに能力使っちまった..『解除』っ!」

 

 

  「あっ、急に明るく...よかった、二人共いた..」

 

 

  「さ、下に降りるぞ。」

 

 

 

〜赤の部屋〜

 

 

  「こんどは絵と彫刻だらけだな...」

 

 

  「前に青色の大きな彫刻があるね。あと中央に赤色の扉があるね。」

 

 

  「....お兄様..右奥の絵、なんか嫌な予感がする、あれは後回しにしたほうがいいよ。」

 

 

  「...そうか、じゃあ他から調べてみるか。」

 

 

〜『うん』〜

 

 

  「なんじゃこれ...うんって..絶対ふざけてるだろ..」

 

 

  「あはは..これは..ね..」

 

 

  「う〜ん、私にはわからない...」

 

 

〜『タバコを吸う男性』〜

 

 

  「なんでこんなやつを絵にしたんだ?ゲルテナの考えがわからん。」

 

 

  「きっとなんかあるんだよ...多分..」

 

 

  「タバコを吸う...わからないや...」

 

 

〜『心の音』〜

 

 

 ドックン、と七日たちが調べるとそうおとがなると同時に絵がまるで心電図のように反応した。

 

 

 

  「うぉっ、びっくりするなあもう...」

 

 

  「わあ..すごい..」

 

 

  「心の音..だって名前がすごい....」

 

 

〜『??模様』〜

 

 

  「これ..なんて読むんだっけ...忘れた..」

 

 

  「わたしもわからない..」

 

 

  「わたしも。」

 

 

〜『あ』〜

 

 

  「あ?..『あ』と『うん』か...なんだっけ..」

 

 

  「あ、私知ってる..確か阿吽って言うはず。」

 

 

  「そうそう阿吽だ阿吽、よくわかったなフラン。」

 

 

〜『心の傷』〜

 

 

  「あ?なんだこれ、絵から花がはみ出してるな。....取れないか。」

 

 

  「無理しないでも...重要じゃないんだよきっと。」

 

 

  「あはは...」

 

 

〜部屋中央の赤い扉〜

 

 

  「....あかない。」

 

 

  「あかないな...」

 

 

  「壊す?きゅっとして...」

 

 

  「わ〜!フランそれはヤメロ...部屋がなくなる...」

 

 

  「ちぇ〜...」

 

 

  「??」

 

 

〜『赤い服の女』〜

 

 

  「これか。一見変哲もない...」

 

 

  「...いや..これ生きてる、多分これ私達が離れたら襲って来るよ。」

 

 

  「まじかよ...なら.......ていっ!」

 

 

  七日が絵に蹴りを加えると人間に当たったような手応えがあり、絵が壊れた。

 

 

  

  「おっ、鍵だ、多分さっきの扉の鍵だな、行くぞ。」

 

 

〜部屋中央の赤い扉〜

 

 

  「おっ、あいたな。入るぞ。」

 

 

  七日達は扉の中へ入った。

 

 

〜中央の部屋〜

 

 

  「奥の扉は空いてないか...ん?なんだこの本...」

 

 

  七日はその本を取った。その本にはこう書かれていた。

 

 

  『うごくえほん  作/絵 XXXX  うっかりさんとガレッド・デ・ロワ』

 

 

  

  「...本か..ヒントになるかもしれないし、読むか..」

 

 

〜動く絵本〜

 

 

  うっかりさんとガレッド・デ・ロワ

 

 

  「お誕生日、おめでとう!」

 

 

 

  「ありがとう!」

 

 

 

  「今日は あなたのために」

 

 

 

  「ガレッド・デ・ロワを作ったの!」

 

 

 

  「なにそれ?」

 

 

 

  「このパイの中にコインが入っていて・・・」

 

 

 

  「食べたパイの中にコインがあったら・・・」

 

 

 

  「その人は幸せになれるのよ!」

 

 

 

  「おもしろそう!」

 

 

 

  「でしょ?」

 

 

 

  「じゃあ 切り分けるよー」

 

 

 

  「さぁ 好きなの選んで!」

 

 

 

  「「いただきまーす!!」」

 

 

 

  「もぐもぐ」

 

 

 

  「あっ!」

 

 

 

  「どうしたの?」

 

 

 

  「なにか 固いもの・・・」

 

 

 

  「飲み込んじゃった!」

 

 

 

  「あはは うっかりさーん!」

 

 

 

  「きっと コインだ!」

 

 

 

  「どうしよう・・・」

 

 

 

  「コイン小さいから 大丈夫よ」

 

 

 

  「じゃあ 片付けてくるね!」

 

 

 

  「ママ どうしたの?」

 

 

 

  「書斎の鍵を 知らない?」

 

 

 

  「しょさいのカギ?」

 

 

 

  「それならいつもそこのテーブルに・・・」

 

 

 

  「・・・・・・あれ?」

 

 

 

  「コインだ・・・・・・」

 

 

 

  「このコイン たしか・・・」

 

 

 

  「パイの中に入れたハズなのに・・・」

 

 

 

  「もしかして・・・・・・」

 

 

 

  「どこ行ったのかしら・・・」

 

 

 

  「お父さんに 怒られちゃうわ」

 

 

 

  「どうしよう・・・・・・」

 

 

 

  「そうだ、これを使えば・・・・・!」

 

 

 

  「わたしってばうっかりしてたわ」

 

 

 

  グシャッ!

 

 

 

  「カギ みつけたよ!」

 

 

 

  「今ドア 開けるね!」

 

 

 

〜現実〜

 

 

  「....行くか..見なきゃよかったな...」

 

 

  「?わかった」

 

 

  「は〜い」

 

 

 

〜第7話へ続く....




はい、第6話いかがでしたか?
なにげに途中の絵の題名わかんなかった....
ではまた次回
(*^-^*)ノ~~マタネー
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